2011年04月14日

PRS NF3,DC3解体新書

こんばんは。
本日は店舗営業はお休みです。
今週末はどうも天気がコロコロ変わるようですね。
明日金曜日は晴れのち雨、明後日土曜日は曇りのち雨、明々後日の日曜日は曇りだそうです。
Tでございます。


本日はこちら♪

DCNF_Top.jpg





以前の記事でちらっとお見せした姫、NF3と王子DC3をご紹介。
・・・といっても、両方とも早々に旅立ってしまっておりますが。。
新しい場所で、幸せになって頂きたい!と思います。

注目のPRS流ストラトともいえる両機種、「実際どんなもんよ?」と思っていらっしゃる方も多いでしょう。
さあ、解体してみてみましょう♪

まずは表から。
PU_NF.jpg PU_DC.jpg

Narrowfieldピックアップ、DC シングルコイルともに、指板Rに合わせて湾曲しています。
これにより各弦の音量が極端に違うということがなく、バランスの良い出力となっています。



裏から。
Bodyback_NF.jpg Bodyback_DC.jpg

トレモロの形状はCustom等と同様のフローティングマウントですので、キャビティの形も同様です。
NF3、DC3ともに新開発のsteel componentsを採用。
《※追記:どうやらこのNAMMモデルだけがたまたまスティールパーツだったようで、通常のNF3はブラス製パーツです。》

ブリッジにスティール製のパーツを用いることで音に粘りが出ます。
ブラスパーツのリッチで重厚な響きに比べるとイナタイ感じが強くなり、
弦を弾いた瞬間の《プツッ》としたアタックの質感がとても気持ち良いです。



ネックポケット。
Neckpocket_NF.jpg Neckpocket_DC.jpg

ピックアップキャビティよりも一段低いザグリになっています。
CE等のボルトオンギター程深くは挿さらず、Fender社をはじめとするボルトオンギターに近いですね。


ネックを取り付けるとこんな感じです。
Neckjoint_NF.jpg

ピタッと収まる精度の高さはさすがPRSですね。
ネックエンドの形状はストラトというよりむしろテレキャスと似ています。



以前の記事に載っていたCE22との画像を改めて見てみると・・・
前回は載っていませんでしたが裏側からも。
CE_NF2.jpg CE_NF.jpg

同じ22フレットジョイントですが、全く違いますね。
ネックとボディの触れる部分が6弦側で20フレット付近、1弦側で20フレットと21フレットの中間となっているのは共通です。
NF3、DC3の方がボディ側がせり出していることによって、よりストラトに近い形状と言えますし、Custom系のシェイプのほうがよりハイフレットまでのアクセスが容易だとも言えます。



ピックガードを外すと・・・
PUcavity_NF.jpg PUcavity_DC.jpg

NF3はピックアップがピックガードマウントで丸ごと外れますが、DC3はピックアップがボディにダイレクトマウントされていますので、ピックガードとサーキットだけが外れます。
ジャックはCustom系と同様のサイドジャック。



ピックアップ裏側。
PUback_NF.jpg PUback_DC.jpg

NFピックアップの裏側は通常のハムPUを狭めたような感じです。
丁寧に配線もまとめてありますね。
各ポジションに対応したピックアップが取り付けられているのが分かります。
DC3のピックアップは513同様に基板が底面についています。
一個のピックアップにつき、基板にアウトプット用の穴が4つ・・・これが513の回路のミソでもありますね(笑)
ちなみにNarrowfieldピックアップはハムPUですがコイルタップ未対応、DC3はシングルコイルで同様にコイルタップ未対応です。



キャビティの下には・・
PUcavityRear_NF.jpg PUcavityRear_DC.jpg

どちらも「NAMM」の文字が見えます。
他のNAMMモデルもすべて書かれています。
NF3のほうにはダイレクトマウントもできるようにでしょうか、下穴が開いていますね。
キャビティの形状は両機種共通です。
つまり同じ型で製作されている、ということですね。



サーキット。
Circuit_NF.jpg Circuit_DC.jpg

シンプルなストラトスタイルの5ウェイのブレードスイッチに1ボリューム1トーンです。
ポットはPRS特注のトルクが軽いCTS製ポット、コンデンサはNF3が通常のハムPUと同様のポリプロピレンかな?の0.022μf、DC3は0.05μfのセラミックコンデンサが採用されています。
セラミックコンデンサはあまり良い印象がないかもしれませんが、面積の大きい物は音質劣化も少なく、ザクッパリッとしたシングルコイルらしいキレの良さを表現するのにもってこいです。
逆にオイルコンデンサは太く甘い音になる傾向が強いです。


ちょっと長くなってしまいました(笑)
もう少し続きますが次回!
お楽しみに♪
posted by チーフT at 20:52 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | PRS関連talk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おー。steel blockなんですねー! ce24にsteel blockつけても、おもしろいかなって思いました。リプレイスメントパーツにはsteel blockないんですかねー。
Posted by takasip at 2011年04月15日 15:51
takasipさま

コメントありがとうございます♪

Steel Components搭載の機種はブロックの他にサドル、ネジ類もスティール製です。
今回のDC3,NF3の他に、今年からの305にも搭載されています。

スティールパーツ搭載ギターの巻き弦のゾリっとした感じはストラト好きさんには良いんじゃないでしょうか。

リプレイスメントパーツで発売されたら、付け替えてみるのも面白いでしょうね。
現状では販売予定はありませんが、もし何か動きがありましたらBlogでもご紹介いたしますね。

それではまたお店舗にも遊びにいらしてくださいね!
今後とも宜しくお願い申し上げます。

※解体新書その2も書きましたので、ぜひご覧になってください♪
http://bug.seesaa.net/article/195854233.html

Posted by Tでございます at 2011年04月15日 18:37
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