2012年02月28日

激写しました♪(PRS Two-Pieceブリッジ)

こんばんは。
2月ももう終わり、早いですね!
しかも寒い・・・今夜は関東は雪だそうです。

さて、今夜はこんなものを♪

PRS_TwoPiece_Bridge1.jpg

なんぞや?と思う方もいらっしゃるでしょう。
こちらはSC58、JA-15やStripped58に搭載されております、Two-Pieceブリッジです。

弊店では、ギターをお買い上げ頂きましたお客さまにお渡しする前にクリーニング、セットアップをしてからお渡ししております。
弦も基本的には張り替えますので、ブリッジも一旦取り外します。

というわけで(?)細かく見てみましょう♪


名前の通り、このブリッジは2つの主たるパーツで構成されます。
まずはブリッジ。
弦が乗る部分ですね。
アルミ削り出しの台座に、ブラス削り出しのサドルが6つ載っています。
全体重量は非常に軽いです。




PRS_TwoPiece_Bridge10.jpg

こちらがピックアップ側。
よくあるTune-O-Maticブリッジはサドルの大きさを変えて、指板のラディアスに沿わせますが、
PRSのブリッジはネジを止める位置を変えてラディアスに沿わせています。
各弦ごとのサドルの質量差がなくなり、鳴りが均一になると考えられます。
撮影前に拭くのを忘れました・・・指紋等はご容赦を。。





PRS_TwoPiece_Bridge9.jpg

こちらがテイルピース側。
オクターブのアジャストはこちらから行います。





PRS_TwoPiece_Bridge8.jpg

斜め上から。
サドルと溝の隙間にはスプリングが仕込まれ、共振を抑えています。
これはPaul's Dirty100のブリッジに採用されていたアイディアですね。
ビスもブラス製です。

サドル上は平らで、ピックアップ側からテイルピース側にほんの少し斜めになっています。
面で受けるような形状ですね。





PRS_TwoPiece_Bridge7.jpg

裏から。
マシンで削られた跡が残っています。
ブリッジが乗る部分はTune-O-Maticと同じくディスク上になります。




PRS_TwoPiece_Bridge.jpg

PRS Stoptailブリッジと並べてみました。
遠近感やらなんやらの関係でラディアスが違って見えますが、実際は同じラディアスです。





次にテイルピースに行きましょう。

PRS_TwoPiece_Bridge6.jpg

このテイルピースは上面に溝が彫ってあり、弦は上から入れて横にすべらせ、所定の位置に収まるようになっています。





PRS_TwoPiece_Bridge5.jpg

ボディエンド側から見るとこんな感じです。
ボールエンドが収まる場所が丸くなっています。
こちらも緩やかなラディアスがついています。





PRS_TwoPiece_Bridge4.jpg

裏から。
このテイルピースもアルミの削り出し、非常に軽いです。
スタッドが通る穴の周りが一段飛び出しています。
この飛び出した部分がスタッドアンカーの上に乗るように設計されています。





PRS_TwoPiece_Bridge2.jpg

このテイルピースの特徴は、高さの調整機能は持っておらず、上からブラスのスタッドで完全にボディに固定されることですね。
通常のTune-O-Maticはスタッドの取り付け部分は「コ」の字になっていて、弦の張力で固定されています。

ブリッジは固定せず、テイルピースは固定されているところから、「テイルピースは動くべきでは無いのだ手(グー)」というPRS氏の思想が垣間見えます。



実際に鳴らした感想としては、これまでのSinglecutやSC245に比べると各弦の分離が良く、シャープな鳴り感の印象を受けます。
巻き弦のゾリっとしたバイト感もテイルピースよりあるように感じます。
このあたりがブリッジをセパレートにしたことと、ブラスのサドルによる恩恵でしょう。


いかがでしたでしょうか?
細かなところまで突き詰めて開発するPRS社らしさが詰まったTwo-Pieceブリッジ。
見つけたらぜひ触ってみてくださいね♪


明日は29日の閏日、弊店は営業致します^^
皆さまのお問い合わせ、ご来店を心よりお待ち申し上げます♪
それでは本日はこれにて・・・
posted by チーフT at 23:07 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | PRS関連talk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
う〜ん なかなか手の込んだ造形にT氏の説明から垣間見られるポール氏の設計思想さすがPRSというところですね^^聴いてみたい、弾いてみたいw Tune-o-Maticより弦交換も楽そうw良いですねぇ〜
Posted by 秋田県 鈴木 at 2012年02月29日 07:19
秋田県 鈴木さま

コメントありがとうございます^^
PRS社の真骨頂とも言える開発魂は健在ですね。
渡米時にPRS社のクルーが「Paulはクレイジーで天才だ」と笑いながら言っていたのを今でも鮮明に覚えています。

音質・機能性向上への飽くなき追求は、これから移りゆく環境の変化にも負けることなく成長していく力になるのではと思います。

また遊びにいらしてくださいね。
そして触ってみてください^^
お待ちしております♪
Posted by Tでございます at 2012年02月29日 11:57
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