2005年06月08日

MD.→NC. マクノウトギターズ訪問

さぁ渡米報告もいよいよ主題であるマクノウトギターファクトリーへの訪問レポートへと進みます。ゆっくりとしたペースですが、今後全レポートを掲載しますのでお楽しみに。

という感じにPRS工場見学を終え、(5/28の記事参照)
我々は、メリーランドのボルチモアエアポート近くに宿をとり、その晩は休みました。

翌日は、今回PRS→McNaughtを共に行動する、くだんのお二人のうち工場長さんが誕生日を迎えられるとの事だったので、3人でプレバースデイディナーに行きました。
地ビールとクラブ(蟹)の料理が美味でした!また食べたいぞ!

さぁ回想へと参りましょう。
今日は5/18(水)。朝7時にモーテルを出てタクシーで空港へ。
チェックインカウンターで手荷物が多いと叱られて、連れの社長さんのかばんへ入れてもらったり、今度は社長さんが手荷物検査場で何度も引っかかったりと軽く珍道中繰り広げ。

AirTranというローカル便で目指すはノースカロライナ、シャーロットダグラス国際空港。
airtran.jpg

sora.jpg


CLT空港でレンタカーをゲットし、(なんて軽く書いているがノーリザベーションで行ったもんだから車が借りれなくて右往左往したのよ、、、大変だったね。反省。)
「中華食いてー!」なる鶴の一声で、車は一路シャーロットのダウンタウンへ。

駐車スペースがなっかなか見つからなくて(どこも満車)、あっちいったりこっちいったり、しかもどうも中華料理レストランが無い・・・ 見つけたときはそりゃぁもう歓喜の叫びですよ(笑)。 んでやっと駐車スペースをゲットして、今度は歩くこと数分。 「このブロックだったよね?中華。」、「いや隣でしょう。」 なんて微妙に迷いつつもやっと食にありつく。 この日は良く食べたなー俺。

日本人なんてまるで見当たらないシャーロットのシティセンターでした。

clt_bus.jpg

pepsicar.jpg

この後、空港で手に入れた地図だけを頼りにMcNaughtGuitarsの工場を目指したのでした。
・・・もちろん彷徨いましたけどね。 無謀だよなー毎回(笑)。

とかなんとかやりながらも、アメリカンサイズの小麦畑広がるマクノウトギターの工場へと到着したの午後2時過ぎ。 「ヘーイKOTA、どーよどーよ!?(調子はどうだい?の意) 無事に着くのか心配したぜ。」とDaveManselにハグで出迎えを受ける。すぐさまDaveにお連れした社長&工場長を紹介し、DavidMcNaughtはと探したが、「あいつは息子たちを迎えに行ってるぜ。」との返事。あっそうかと思いながら、ひとしきり旅の話をしつつ、土産をひろげる。日本のギター雑誌や音源、ギターパーツ、ツール等々。なんとも職業病なアイテムの数々(苦笑)。 (彼らの奥さんへのプレゼントは別途本人へ手渡しにて(笑))。

しばらくおしゃべりをしていると、Davidが双子ちゃんを連れて登場。以前訪ねたときよりもまた太くなったんじゃないかと思えるブットい腕で握手。痛―よ!!^^;

それから工場見学を日本からのお二人に。
「PRSのを見た後でこっちじゃ、なんにもなんないんじゃいかい?!」なんてDaveが恐縮しつつ、「いんや、いんや、そんなことはねえっすよ〜。」な感じの返答をする社長さん。
フレット溝の作り方、使っているフレットワイヤーの種別や、それぞれのツール、冶具、etc. 互いに製作家である以上 好奇心はつきません。話は使っている塗料やその他リペアワークに使えるケミカルの話にも及びお互い刺激があったようです。

setthruneck.jpg
お馴染みセットスルーネック!

jigu_1.jpg
製作に必要なお手製冶具。これらを駆使してDavidが手作りするのです。

hirosingle.jpg
こちらは宮城のお客様の為に製作している3シングル・シングルカットTremoloモデル
「軽量なギターを。」というリクエストに答えて作られたバリ虎の一本。

hirohead.jpg
マッチングヘッド

phoenix_grn.jpg
フェニックスライジングのグリーンフィニッシュ

sighead.jpg
パズルピースとは別タイプのMcNaught Sig Styleヘッド

prsatdtm.jpg
Dave Manselの腕前を聞きつけて、PRSコレクターがリフィニッシュを依頼したとか。
これはもともと黒ベタのCustom。キルトが表れたのでユーザーの希望通りグレイブラックにDaveがリフィニッシュ。

tandhead.jpg
持ち込まれたパーツの組み込み作業も並行して行っていた。
スコットのところのアンプヘッドのフロントカバーとタイガーストライプのギターヘッド。
それから別案件のテレキャスボディ。(持込を請けるのは今回でラストの仕事にするとか)

「俺たちは、俺たちの作りたい楽器を、作りたいように作らせてくれるこの環境を変えるつもりはねぇ。」、「中にはそこに置いてある糞テレ(持ち込みフィルム貼りBODY)のように俺たちのポリシーに反することや、数量を作らせようとするやつらもいるけど、いまあるファミリーとの幸せな時間を邪魔しようとするそういう動きに迎合するつもりはサラサラないよ。」
と語るDaveの言葉にはそこに居合わせた全員が共感するものがあったようだし、有意義な時間が流れていたことに(少しホッとすると同時に)ハードスケジュールを合わせて、今回行って良かったなと思いました。


このあと、夜は彼らファミリー含め全員で、Davidオススメのステーキレストランへ食事に行き、がっつり食べて、日本からのお二人とはそこで解散とあいなりました。 (To :G, Fさん お疲れ様でした! 日本に帰ってから忙しくてまだ会ってませんがなるべく近いそのうちこれを肴に飲みましょうね!)

それから、私はDaveManselの自宅へ二泊。 彼の愛息の部屋に泊めてもらい、奥さんのDawnともMatchBox20の話をしたり、AmericanIdol(TVプログラム)の話をしたりして過ごしました。
翌日は、Daveの愛息Nathias(ナタイアス)を学校へ送り、工場へ。
この日は、顧客オーダー分とそれから秋の楽器フェア2005モデルの材の選定やスペックの企画を行い、その夜はDavidの自宅でピザ&ビールでゴッズスマックツアーDVDを見て過ごしました。

q_wood_1.jpg
次回製作分のリザーブ。
強烈な材をお客様の為に!

q_wood.jpg
こちらはなんとあのBLOGレギュラーのSさんの為の材。
なんとも贅沢な材です。完成が楽しみです!

おまけフォトを少し。
neckheel.jpg
これは旧タイプのネックヒール。
現在は音の太さを勘案して形状変更がなされています。

moonscape.jpg
土派手なインレイ。「アジアンテイストを。」という顧客(アメリカ人)の要望で12Fのシンボルマークを追加。

ここからは、彼らの生活シーンへ!
David_housef.jpg
Davidの家の前の様子。
田舎町ののどかな空気でした。

Dave_pizza.jpg
フィニッシュマスターDaveがピザを運んでいます(笑)。

pizza_david.jpg
これがそのピザ。Davidの手と私の手とピザ! 私は男の中ではとても手が小さいのです・・・

場所は変わって、これはDaveのドローイングテーブル
Dave_drtable.jpg
彼は画才があり、さらにスタジオミュージシャンクラスのベーシストだったりもします。
インレイのデザイン画はDaveが作っています。

こちらがDavidの双子ちゃん。
futago.jpg
双子ちゃんがじゃれ付いて来て話し相手をしていたらいつの間にか、3人でソファーにて寝てしまっていて、それをDaveに写真で撮られてしまいました(笑)。

とまぁこんな感じで過ごしたMcNaughtTourですが、彼らとの仕事面意外での信頼・友情ががさらに深まりお互いにいい気持ちでした。
帰る日の朝は5時起きでDaveがCLTまで、土砂降りの視界不良の中、悩みを打ち明けながら、車を走らせてくれました。 もっぱらビジネスを行う周辺の課題が頭を重くしているとか。お金のことや様々なことを話し合いました。 別れ際空港で、いずれにしても君らのフィロソフィーを汚すようなことは好ましくないと伝えると、彼はがっしりと私をハグしてくれました。 「それだぜ。そう、それさ。」Daveは言ったのでした。
彼らのポリシーが湾曲されずに伝わる環境作りにもっと努力するぞ。と、さらに気持ちを引き締めたシャーロットの朝6時。土砂降りの20日(金曜)でした。

さて、次は再びメリーランドへ戻って過ごした様子をお送りします。それではまた。
posted by 東京本店 at 21:24 | 東京 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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