久しぶりのTでございます。
先日はPRSのNAMMモデルを捕獲しに特別商談会へお邪魔して来ました。
相変わらずのB.U.Gセレクトっぷりを発揮して来ました^^
拘り過ぎて「オホホホ」とニヤついてしまうラインナップになりました。
どれも良いのですよ、これが♪
で、それをご紹介〜♪
・・・したいところなのですが、、、今日はひたすらセットアップ&セットアップ。
購入して頂いたギターをお待ちいただいているお客さまのギターを心を込めて仕上げました。
お待ちいただいておりますお客さま、楽しみにしていてくださいね♪
弊店拘りのセットアップにてお届け致します♪
さて、今日はそんなセットアップにもかかってくるお話。
近年のPRSを購入された方、「以前のPRSよりノイズ多くない?」と思いませんか。
環境にも左右されますし、比較対象がないことにはわからないことなのかもしれませんが・・・
ノイズ多くなった!と感じた方、ご名答です。
57/08ピックアップがデビューした2008年以降(正確には2010年頃からだと思います)、PRSはコントロールキャビティに導電塗料を塗らなくなりました。
これは57/08ピックアップを始めとするピックアップ群(59/09ピックアップ、53/10ピックアップ)がビンテージ系のトーンを標榜しているからだと思われます。
導電塗料はノイズカットをしてくれる代わりに高域を若干ですがスポイルし、音を暗くします。
ピックアップのカバーも導電塗料ほどではありませんが同じような働きをしますね。
この作用を嫌ったのではないか?と考えています。
しかし・・・たしかに明るくパリっとしたトーンは魅力的ですが、現代社会はとんでもない量のノイズが飛び交っていますので(笑)、多少トーンを犠牲にしてもノイズをカットしたい!という方も多いと思います。
そういった方は思い切って導電塗料を塗ってしまいましょう。
この導電塗料もカーボン系、アルミ系、銅系、銀系といろいろ種類があります。
厳密には含有される素材によってカットする(≒スポイルされる)周波数帯域やカット効率が変わってくるのですが、通常はギターの場合、一番安価なカーボン系で十分です。
今回、お客さまのギターのシールディングをしたのですが、銅系の導電塗料でシールドを施しました。
価格も高く(炭素と銅の素材価格差です)重ね塗りの手間もかかりますが、カット率が高くて非常に良いです。

色も銅色に近い色ですね。
ノイズカットしたい方、オススメです♪
※キャビティに溜まった埃やサーキットの汚れ等もノイズのもとになりますので、これだけでは不十分です。
トータルでのメンテナンスをお勧めします。
明日は土曜日!
週末の皆さまのご来店、お問合せを心よりお待ち申し上げます♪
それでは・・・