2013年12月06日

極細式の世界。

こんばんは。
まさに冬晴れ!きれいなお天気でした。
ものすごく乾燥していますので、皆さま風邪にご注意!

さて、今日はこんなものを。

Wire.jpg

普段常用することはありませんが、音質調整に使う配線材と比較用のブツ達です。

一番左はギターの1弦、0.010ゲージ、一番右側はギターシールド等で標準的に使われるフォンプラグです。
真ん中はギターやエフェクターの配線材としては一番ポピュラーなもののひとつであろう、
Belden(ベルデン)の8503です。

で、そのBelden8503とフォンプラグの間にあるのが、極細のシールド線。
この太さできっちりシールドされていて、芯線も撚り線。
素晴らしいサウンドです♪
撚り線のもヤケがなくて、立体感がバッチリ出ます。
でも、このワイヤーを使った作業はもう走り出したくなるほど大変です(笑)

次、ギターの1弦のお隣さん。
こちらは極細の布巻き撚り線。
これはイイ感じにローファイです。
多用すると偏りますが、一部にちょっとだけ使うとイイ感じになるんです♪
これも端末処理が面倒な部類に入ります。

配線材も難しい物で、太さ、構造、組成、メッキの種類、外皮の種類等々でサウンドが変わってきます。
太ければ良いものでもなければ単線が良いわけでもなく、ことギターに関しては使い分けが大事です。

今日はこの2種類を多用した配線をしていたので、目がメガネを取ったのび太くんみたいになっています。
ハンダの煙も気をつけましょうね、特にビンテージものは目に染みます・・・。

みなさんも音質変化、体験してみませんか♪
ハンダの打ち直しだけでもガラッと音が変わって面白いですよ^^
モディファイも随時承り中ですので、お気軽にご相談下さいね。

それではまた明日、皆さまのお問い合わせ、ご来店をお待ちしております♪
posted by チーフT at 23:26 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | リペア/ユーザーズボイス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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