Tでございます。
めっきりさむくなりましたね!
もう秋を通り越して、冬の匂いがしてきそうです。
今日はリペアというかモディファイのお話です。
弊店はPRSのメンテナンス、リペア、セットアップが一番多いのはまちがいありませんが、
案外その他ブランドのギターやベースもやっていたりします。
Fender、Gibson、SuhrにTom AndersonにTylerに・・・もちろんSugiやT's Guitars、FCGR等の日本製ギターも幅広くご用命頂いています♪
モディファイ内容でご相談が多いのは、大別すると 《演奏性》、《安定性》、《アンプからの出音》 の3つの方向性かなと思います。
・弾き心地が良くない / しっくりこない
・チューニングが安定しない
・ノイズが多い、アンプからの出音を変えたい、回路の動作を変えたい
・チューニングが安定しない
・ノイズが多い、アンプからの出音を変えたい、回路の動作を変えたい
どれも好みに合わないと気持ち悪いものですよね。
そんなときはご相談ください♪
セットアップはオーナーさまの目の前で作業し、実際にフィッティングしながらセットアップを詰めて行きますので安心です。
※店頭の状況によってはお預かりとなりますので、事前にお電話、メール等でお問い合わせ頂けますと幸いです。
さてやっと本題。

今日ご紹介するのは、ブルーのキルトが見目麗しいSuhrのClassic T。
ハカランダの指板がスベスベ♪

オリジナルのペグはクルーソンタイプのステップペグ(1〜6弦のポストが階段状に高さが変わっており、テンションピン等を使わなくても適正なテンションが得られるすぐれもの)を搭載。
これをロック式のペグに交換、というご依頼です。

サラッと交換後。
見慣れたクルーソンタイプのペグの上にディスクが。
昨年のNAMMで発表されたMG-T(マグナムロック-トラッド)です。
これまでのマグナムロックは中心にペグに追従して回る芯があり、
ネジ切りされたポスト外周部分を上から緩めて芯と外周部分の間に隙間を作る
↓
弦を隙間に通す
↓
ペグを巻くとネジが締まっていき、弦がロックされ、チューニングできる状態になる
という、文章では全く伝わらない(笑)ですが理解すれば簡単な仕組みになっています。
確かにガッチリロックできますし、ほとんどポストに巻くことなくチューニングできるので、
安定性も高いです。
でも、コツを掴むまで巻き上げるのにけっこう時間がかかってしまったりするんですよね。
それに比べてこのタイプは、後ろからネジではじめに固定してしまうので、あっという間に巻き上がります。
Sperzelをはじめ、Grover、Hipshot等も採用している、ロック式のもう一つのスタンダードと言えます。

横から。
ゴトー社の製品はメッキの質感や細部の仕上げが本当にきれいです。
ディスク部分の仕上げなんて芸術品と言ってもいいですね。
ディスク部は軽量なので、重量もそれほど気にならないのも良い点ですね。

表からはポストに弦が巻かれていない以外は全く変化ありません。
このペグもステップになっていますので、テンションピンが無くても適正なテンションを保ってくれます。
特にSuhrのようなヘッド面とナットの高低差が少ない仕様のギターは、ナット底面に十分に押す力が働かず、
弦振動が逃げやすい傾向にあるので、ステップになっているか、Gotoh社のH.A.P.システムのようにポストの高さが調整できるものが好ましいと思います。
このMG-TペグはPRS SEシリーズに加工無しで取り付けられるタイプも販売されています♪
カラー、ボタンの形状もお選び頂けますので、お気軽にご相談下さい^^
明日、明後日は東京本店はお休みです。
金曜日のご来店、お問い合わせをお待ち申し上げます♪
それではまた・・・
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