2016年04月25日
現場復帰しております。ご心配頂き誠にありがとうございます。
こんばんは。
ボトムズアップギターズ重浦です。
先日来多数のメッセージを私の方へお送りくださり本当にありがたく、この場を借りて深謝申し上げます。
あれやこれや九州でも活動致しまして、もちろん本拠地東京でもやることが山積していますので、もう店舗の方に戻っておりまして、ゴールデンウィークもフルタイム・ノンストップで働きます!
ちょっと目を離した隙に、ゾロゾロと新製品や新入荷が到着しております。
McNaught Guitarsのエキゾチックウッドコレクション(NEW)や、GibsonヒスコレLP、PRS USED品、SE Orianthi、Fender Custom Shop MBS All Rose Telecaster、etc.etc.
ちょっと店頭の商品整理が必要な状況です。
明日からも頑張ります!
引き続き宜しくお願い致します。
今夜はこれからSleek EliteさんにPLEKの仕上がりチェックに行きます♪
それでは、また!
追伸: 熊本地震での活動報告については、このBLOGで後日ご報告する予定です。
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2016年04月18日
地元熊本の震災に関して / ご報告とご協力のお願い / 自粛や萎縮こそ援助にならない!
おはようございます。
Bottom's Up Guitars代表 重浦です。
このたびの熊本・大分地震に関しまして、沢山のお見舞いのご連絡を賜り誠にありがたく厚く感謝申し上げます。
熊本市東区にあります実家も被災し、ニュースになっています 益城町 にある弟家族の暮らす家も、すでに一度目の大地震で損壊してしまい車中生活を余儀なくされておりますが、お陰様で親戚縁者みなの無事が確認出来ております。
ご心配のお言葉誠にありがとうございました。
益城町には多くの仲間が居を構えており、続々と地震とその混乱状況の知らせが届き、心中穏やかでない数日間でした。
話し相手になってあげられたのはわずかでも救いだったかと思います。
311の時もそうでしたが、IP通信は強い。ありがたいことでした。
現地ではライフラインの復旧が難航し、避難所間の落差にトラブルも起きている状況です。
こういう時こそ、大切なことを見極め支えあえたらと願います。
見なれた景色が様変わりしたことには心を痛めておりますが、必ずや近い将来 “もっと良い街づくり” に県民全員の気持ちがひとつになると信じて、私はいま私に出来ることを冷静に確実に進めて参りたいと思います。
大それたことは申し上げられませんが、志としましては、今まで培ったミュージシャンとのコネクションを活かして、『音楽で街を元気に』そういうイベントにも一肌脱ぎたいと思っております。
そのためにも社業に精を出し、もっともっと多くのお客様に私達が自信を持って手がけて参りました、良い商品を良いサービスと共に知って頂き、買って頂き、ひとつ先にある被災地支援を目指して頑張って参りたいと思います。
同時に忘れてはいけないのは、熊本・大分に限らず日本全国に要支援のエリアがまだまだあるということです。根気強く、人々の助けになるよう、経済を回して行きましょう!
本日より九州入りし、まずはFAT x B.U.G.のコラボレーションイベント
『TOPHAT & “あのVolume Pedal” 販売会』です。
ぜひ多くのご来場、ご予約(今回のみ特別に通販対応します)(イベント以降の発送となります)をお願い申し上げます!
東京本店、福岡サンパレス店、ともに今月4月、来月5月と、そして6月と、過去最大の売上を目指します。
高額商品に限らず、ご希望の品には当方も営業努力致しますので、どうぞこの機会に『買って支援』に力を貸してください。
ご遠慮なくご相談ください。
宜しくお願い申し上げます。
株式会社イノーバ
代表取締役 社長
Bottom's Up Guitars
CEO
重浦 宏太
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2016年04月05日
PRS Modern Eagle (ME1) Bare Knuckle MULE & VHII ピックアップ交換 / ME2 Red Tigerと弾き比べ
こんばんは!
昨日に引き続き、Bare Knuckle(ベアナックル)ピックアップ換装の様子をご紹介。
光源の違いによりTOPカラーの変化の様子がお楽しみ頂ける写真を撮りました(^^)
今回は、
Front = The MULE Alnico4 4芯
Rear = VHII Alnico5 4芯
を、Pusu-Pull Potでコイルタップ出来るようにセットアップしました。
ピックアップはModern Eagle Lookにするために、
わざわざ別注したBrushed Nickel Cover with Gold Polepiece Setとなっています。
ブリッジの素材も「Anodized Gold」というストップテールピースと、このモデルからスタートした「Brass Studs」になっています。(ブラスのブリッジスタッド)
カラーは、このファーストモデルのModern Eagle(Brazilian Rosewood Neck & Fingerboard)の頃にラインナップされていた「SLATE(スレート)」というカラーです。
やはりこの杢目!!
堪りませんね・・・
もう5年前の更新ではありますが、以下の当社SOLDリストページにもいくつかモダンイーグルのこのカラーが見受けられます。
http://www.buguitars.com/prs/me/soldlist.html
SLATEは青灰色と申しますか、緑と青と薄い黒を混ぜたような風合いで、個人的にも非常にCoolだと思うカラーです。
褪色すると、Abaloneとの見分けがつき難いことがありますが、貫禄が出て良いですね。
↓このModern Eagle SLATEは、ラッカー塗装の着色&フィニッシュ技法の癖から(特にFaded Blue Jeanが)色落ちすることが話題となった後の最終生産時期の個体で非常に青青したスレートフィニッシュになっているのがわかります。
http://www.buguitars.com/csgtr/08ME_SLT/index.html
さて、今回。
ちょうどお得意様からModern Eagle IIのレッドタイガーfinishがメンテに来ていましたので、Before - After弾き比べを行いました。
モダンイーグル1 = PU交換によりレンジが広がり、やはりハカランダネックの持つ音響特性が、タイトさの中にシルキーさを併せ持つ独特のToneを響かせます。
立ち上がりが早く、サスティーンも長い、それでいてトップエンドが尖っていなくて心地良い。
そういうギターです。
モダンイーグル2 = こちらは逆にMEII PUからMEI PU(RP Treble / Bass)に換装してあり、独特の濃密なハイミッドが醸し出されつつもその下地にはこのBlack Rosewood Neckのゴツンとした太さがあって、非常にクリアでパワフルに聞こえます。(実際音量も大きいです)
ハカランダのそれと比べるとトップエンドがより伸びますので、少しEQの調整が必要なシーンもあるでしょう。
ガッツのあるRock Bandやテクニカル志向のプレイヤーの許でも十分に活躍するギターです。
今回は、PRS Modern Eagleのピックアップ交換のご紹介でした。
ちなみに料金は、
PU交換 F/R セット料金 1,080円OFF = 4,320円(税込)
弦 エリクサー 10-46 レギュラーチューニング セットアップ = サービス
と、いうことで4,320円のみでした。
なお、蛇足ではありますが、他店購入品やお持込パーツの場合、保証対象外になる場合や、料金を調整させて頂くことがございますので、予めご了承ください。
明日は水曜定休。
残務を終わらせて今日は日付が変わらないうちに帰宅したいと思います!
なお、私は明日から土曜日まで出張で不在ですので、不在中は東京店スタッフからのメール返信となります。
どうぞ宜しくお願い致します。
代表 重浦でした!
それでは、また。
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2016年04月04日
Gibson USA Custom Shop Historic Select 2016モデル 1959 Les Paul Reissue Green Lemon → Bare Knuckle ピックアップ交換
こんばんは!
ヒスコレ 〜 トゥルーヒストリック 〜 ヒストリックセレクトと弾き比べながら調整を致しました。
その内容をご紹介。
ご依頼の品は2016 Gibson USA Custom Shop Historic Select (※1)
1959 Les Paul Standard Reissue -Green Lemon-
オリジナルのCustom Bucker Pickupから、Bare Knuckle (英国ベアナックル) の
「VHII」と「Black Dog」に換装し、
Tone PotをMontreuxが販売するBournsのPush-Pull Potにし、
コイルタップ可能にモディファイしました。
フロントがVHII (Alnico5 4芯)
リアがBlack Dog (Alnico5 4芯)です。
しかもダブルホワイツ!!
なんとも絶好調(??)の虎杢がもうこれでもかと迫ってきます。
写真はT氏
弦はエリクサー10-46指定
チューニングはレギュラー
アンプで鳴らしながらピックアップの高さ、ポールピースの高さを繰り返し微調整し
最後に「ここだな!」というセッティングに落ち着くとギターが暖機運転の終わったバイクのように気持ち良くアイドリングを打ちます。
私は生鳴りとピックアップと両方を耳で聞きながらセットアップします。
そのためにはブリッジ調整やトラスロッド調整を、その個体個体に合わせて適切に調整する必要があります。
今回もほんの少しロッドを緩め、弦高もほんのわずかに上げてあります。
弦の振幅とネックの鳴り方は非常に重要なファクターとなります。
私の経験上全国のリペアショップでもここまで綿密に耳で聞きながらセッティングを行うリペアマンはあまりいないと思います。
ちょっとした私の拘りです。
余談ですが、動きやすいネックは (温度変化でやや反るネックは) 30分以上弾いて温まった状態とその後の冷めた状態とをチェックしながら調整をしますので、リペア・メンテナンスをお任せ頂くとかなりBefore - Afterの違いに気付いて頂けるはずです。
今回、ついにシリアルでは見分けがつかなくなった'16モデルのヒストリックセレクトが来たので、ストックルームからレスポールをあれこれ引っぱり出して来て、同じ製法やパーツで作られているTrue Historic 1959 LP STDや、ヒスコレ最高峰とされた'14 SPECのHC 1958 LP STDとも弾き比べつつ作業をしました。
こちらは、「2014 Gibson USA Custom Shop Historic Collection 1958 Les Paul Standard Reissue -BOTB (※2) Page75 Burst」
2013SPECから最終進化 (※3) し、
現在2016年の再編で「Standard Historic」として復活した“ヒスコレ”の最上位仕様です。
チューブレストラスロッド、ニカワ接着のネック、指板、ロングスタッドにカスタムバッカー、などなどクリアでフリーな鳴り方をします。
具体的には、キンキンすることなく、立ち上がりが良い、明るい倍音のトーンです。
腰もしっかりありLightではなくBrilliantという形容詞が正しいかと思います。
こちらは初年度シリアルの「True Historic 1959 Les Paul Standard Reissue -Vintage Gloss/Vintage Cherry Sunburst-」です。
初めて出荷されてきて、弾いたときはその違いに驚いたものです。
そのリファイン、リボーンの全容はこちらのデジマートマガジンにある『週刊ギブソン Weekly Gibson〜第49回
ヒスコレに代わる新シリーズ「True Historic」とは!?』をご覧ください。
弾き心地も触り心地もそれまでのそれとは大きく異なっていました。
特にノブなんて誰でもすぐその触感の違いがわかるはずです。
鳴りもTONEもぜんぜん違いますね。(それまでのLes Paulに比べて)
個人的には、この初年度シリアルのTrue Historicがバリュー的にも一番押さえておきたいモデルですね。
欲を言えば、'56 LP GTのAgedが作られてれば欲しいのですが・・・
最後に番外編で、、、この週末〜月曜日、店でご覧になった皆さん全員から「これはカッコイイ!」とお褒めの言葉を頂いたマル秘Les Paulタイプギターです。
詳細はまたいずれご案内できる時まで秘密ですが、
国内の職人に作ってもらったギターで、私が長く保存していたハカランダ(Brazilian Rosewood)を指板に、ボディトップとヘッドフェイスにはHawaian Curly KOAを。ボディバックとネックにはWhite Limba(コリーナ)を。回路は私とT氏の合作。ピックアップはTom Andersonを採用しています。
(ちょっとPUは試行錯誤中なので今後Bognerなどに載せ替えることが予想されます)
こちらはリハーサルやライブでの使用を想定し、チャンバーボディ(ウェイトリリーフ)してありますので、明るく歯切れの良いトーンでかつ滑らか・ジューシーな音色が持ち味です。
如何でしたでしょうか。
酒の肴に好適でしたでしょうか。(笑)
ちなみにこのお客様からはPRS Modern Eagle Iのピックアップ交換も同時にご用命頂きましたので、近日そちらもご紹介予定です。
乞うご期待!
それでは、また。
代表 重浦がお届け致しました。
(※1) Historic Select(ヒストリックセレクト)とは、True Historicの仕様をベースにディーラー別注モデルが作られるラインで、2015年のシリアルでは頭にHSがスタンプされていました。
今年2016年からはそのHSスタンプが廃止され、実質キャビティ内のシールとトグルスイッチのメタル蓋以外では見分けがつかなくなりました。
(※2) BOTB=The Beauty Of The Burstという日本のレスポールフリークのバイブル的書籍。
(※3) 2013年のヒストリックコレクションの仕様変更は2012年までのものとは大きく異なりました。2013年よりトラスロッドの外側に被っていたチューブが排されたり、ネック接着がボンドから昔ながらのニカワに変わったり、塗装技法が変わったりしました。詳細は一部割愛しますが、2013年モデルと2014年モデルでは、それらUPDATEされた部分から、プラス2014年モデルだけ指板面の接着にもニカワが採用され、よりレスポンシブな響きに変わりました。
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