こんばんは。
Tでございます。
あっという間に3連休もおしまいですね。
みなさま充実したお休みになりましたでしょうか。
さて、日々たくさんのギターのリペア、メンテナンス、セットアップをしているわけですが、
先日、貴重なギターのリペアを承りましたのでご紹介♪
んんーかっこいい。
メイプルトップではないPRSも雰囲気があって良い!
アッシュのゴリゴリした木目とか、マホガニーの中心で渦を巻いた綺麗な板目とか。
たまらないですね^^
ブリッジサドルがKTSのPR-14に交換されていますね。
PRSのブリッジにも対応しているチタンサドルです。
本機は製作初年度である1997年製 Swamp Ash Special。
しかも、最初期の200本だけに見られる「CEシリアル」の個体です。
しっかり弾きこまれた個体らしくスクラッチはありますが、
年代を考えると非常にきれいです。
この時期のPUの特徴である、角の丸いピックアップカバー。
初期モノのSASにはMcCartyピックアップが搭載されています。
このカバーを見ただけでヨダレが・・・
明るく太く、カラッとしていてヌケの良いサウンドが初期のMcCartyピックアップの特徴です。
ネック。
写真だとぺったりしているように見えますが、ワイドでギラギラした素晴らしい杢。
ちゃんと硬い良い材で、これだけ太い杢のメイプルネックはなかなか見られないですね。
反対側から。
柾目の良いネックですね。
鳴りもガランガランと響いていてGoodでした。
指板も美しいカーリーメイプル。
アバロンのドットインレイも良い雰囲気です。
前期モデルである3wayトグルスイッチ仕様のSwamp Ash Specialは、
センターピックアップは単体で動作しません。
トーンポットを引っ張り上げるとセンターピックアップがミックスされ、
シングルコイルのようなジャキジャキしたサウンドになります。
よっちゃんこと野村義男氏が好んで使われているのも、
このサウンドバリエーションを好まれているのでしょう。
今回のリペア内容は回路の修正でした。
音が出なくなってしまったとのことで、サーキットの点検&修理。
きっちり直してお渡ししました。
もうすぐ20年になろうという個体ですが、その他の箇所のコンディションはバッチリ。
どの年代のどの個体を触っても感じられるPRSの品質の高さは本当に感心します。
普段使い慣れていると、少しずつ変化していくコンディションに人のほうが慣れてしまって、
バランスを崩していることに気づかないケースも良くあります。
なんともないと思っているギターでも、しばらくメンテされていないのであれば一度点検してみてはいかがでしょうか。
いろいろなギターを見られると、Tが喜びますよ(笑)
それではまた明日。
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