2016年12月11日

これを買わずして何を買う!? アコースティックギターの極致! PRS Private Stock #6574 Acoustic Brazilian Tonare Grand 《Birds of a Feather & Sunset Fade》

こんにちは。
あっという間に師走!もう師走・・・
どうなっているんだ!といいたくなるくらい早く時間が過ぎていきますね。
Tでございます。

さてさて!
年末年始も迫ってきましたね。
冬ってなんだかアコギが弾きたくなりませんか?
空気が乾いて、アコギも美しく響く季節です。


と、いうわけで、今回は、「もうこれ以上ないでしょ!」というアコギをご紹介です。
(画像クリックで大きな画像が開きます。)





PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand.jpg


タイトルのとおりですが、モデル名は・・・

PRS Private Stock #6574
Acoustic Brazilian "Tonare Grand" 
《Birds of a Feather & Sunset Fade》

です。



まずはじめにこのギターのポイントを先に出しちゃいましょう!

1、現地オーダー品の “ワンオフ” であること!

2、貴重なハカランダ材(Brazilian Rosewood)の中から、
更にプレミアムなフィギュアの入った材を使用!
 もちろん他の部分のマテリアルも厳選された貴重な材を採用。

3、センスの良さ&存在感抜群!
  Private Stockの真骨頂であるインレイワークとカラーリング
 「バーズ・オブ・ア・フェザーインレイ」&「サンセットフェードカラー」!

4、PRS本社工場で直接交渉したからこそ実現できた特別価格!





お値段なんと2,000,000円+消費税!
8%の消費税込みで216万円です。

なんて煽ってみましたが、「高っ!」と煽ったわけではないのです。
エレキギターとアコースティックギター、同じギターと言えど製法が全く異なり、
一本のギターを作り上げるのにかかる時間と工数は、圧倒的にアコースティックギターのほうが多いです。


更には、PRS PS Teamが保管する世界最高峰の材を贅沢に用い、指板を覆い尽くすほどのインレイワークを施した “ハンドメイド・Private Stock Acoustic Line” のギターということを考えれば、これ以上のモノを創るのは事実上不可能なんじゃないかとすら思えます。


現地で特別注文をしてきた今回だからこそ、この価格でご案内できる一本となっており、
価格に見合ったどころか、通にはもはや二度見してしまうプライスです。







本機は2016年6月に行われた Experience PRS & 現地オーダー会に弊店BossとわたくしTで参加した際に、元となるアイディアと出会い誕生したギターです。PRSファクトリーでの様子をご覧に入れます。


PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_select_Boss.jpg



ファクトリー内で見たこのインレイ(と言って正しいかどうかさえわからないほど指板をくまなく覆うデザイン)とサンセットフェードのカラーリングの美しさに魅了され、このモデルのオーダーを決定してきました。







PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_select_Bossandmiles.jpg
※持っている材は別の材です


PS責任者のPaul Miles氏も嬉しかったようで、ノリノリで話をしてくれたように思います。
心なしかこの二人が似てきたように見えるのはTだけでしょうか?








それでは細かく見ていきましょう。


PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_FB3.jpg

PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_FB4.jpg PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_Head.jpg

PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_FB6.jpg PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_FB5.jpg

PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_FB2.jpg



衝撃的なインレイですよね。
もはやインレイと呼んでいいのかもわからないくらい凄い。
圧巻のデザインです。

Birds of a Featherと名付けられたインレイは、ヘッドから指板の上半分がカーリーメイプル、
ハイフレット側はエボニーで製作されています。
外周にはパウアアバロンのパーフリングが額縁のベゼルのように巻かれています。

メイプルの部分は淡いブルーグリーンから赤へとグラデーションに着色され、
成層圏から地上の夕暮れの移り変わりを見ているようです。

赤い夕焼けの空を、無数の鳥たちが住処に向かって飛び帰る情景を切り取ったかのようです。
どこか日本画や版画にも通じるものを感じますね。








PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_Bodyback.jpg

PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_Bodyside.jpg PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_Bodyback3.jpg
PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_Bodyside3.jpg PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_Bodyside2.jpg


もう一つのウリ、ブラジリアンローズウッド(ハカランダ)でできたボディバック&サイド。

ボディバックはプレミアムなフレイムが入った材。
これだけでニヤニヤできます。
木目の筋もスッと通っていて、素晴らしい材を使用しています。
ボディサイドはワイルドにうねった材を採用。

これ一本でハカランダの良さを全て楽しめるバック&サイドの構成です。








PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_Bodytop2.jpg

PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_Bodytop4.jpg PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_Bodytop6.jpg
PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_Bodytop5.jpg PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_Bodytop3.jpg


トップ材も妥協なし。
ベアクロウの入ったヨーロピアンスプルースです。
ベアクロウは斑(ふ)と呼ばれ、ナラやブナなどの木に現れます。
銀杢とも呼ばれます。
大きな面積に均一に出ることは珍しく、珍重される材です。

ブリッジとブリッジピンはエボニー製。
磨き上げられたエボニーは優しく光ります。








PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_Purfling4.jpg

PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_Purfling5.jpg

PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_Purfling3.jpg


エンドピンジャック周りとネックジョイント部。
メイプルとパウア、ハカランダの積層パーフリング&バインディングが美しい。
薄暗い雰囲気の良い照明の下だと一層美しく輝きます。










PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_Neck.jpg

PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_Joint.jpg PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_Headback.jpg

PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_Neckside.jpg PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_Joint2.jpg


ネック材はカーリー杢の出たマホガニー。
いかにも硬そうな木目が見て取れます。
マホガニーやコリーナに出るカーリー杢は、メイプルのそれとは少し違って、
ベルベットのように光の辺り具合でなめらかに変化する杢目が楽しめます。
ペグはワールドスタンダード、日本が世界に誇るGotoh社製です。








PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_HybridXbracing.jpg

PRSアコースティックのブレーシングは独自のデザインです。
ハイブリッド・X・ブレーシングと呼ばれ、Martin社が開発したXブレーシングと、
クラシックギターに採用されることの多い扇状のファンブレーシングを融合させたデザインです。
豊かな響きとレスポンスの良さ、剛性の高さを併せ持ったデザインとなっています。








PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_Linening.jpg

ライニングもPRS社独自の設計です。
よく見るとわかりますが、表裏交互に細やかに入った切り込みのお陰で、
木材とは思えないほどしなやかに動きます。
トップ〜サイド〜バックをスムースに繋ぎます。







PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand_CTRL.jpg

エレクトロニクスはFishmanのMatrix。
自然でバランスが良く、フィンガーピッカーにも、ピック弾き派の方にも、どちらにもフィットします。






ローズ系のサイドバックらしくきらびやかで弾むようなサウンドが心地よく、
弾き込んで上げることでどんどん育ちそうな感じがします。
ゾクゾクするようなサウンドに育ててあげて欲しいですね。



PRS_PS6574_Acoustic_TonareGrand.jpg



いかがでしょうか?
これは手にしたら幸せになっちゃう一本な気がします。
年末ジャンボより一足先に幸福をその手に!
もちろん防音室でゆっくり試奏もして頂けますので、お気軽にご相談ください。
それではお問い合わせ、お待ちしております!


本ギターのオフィシャルHPギャラリーページはこちらです。合わせてご覧ください。
⇒ ボトムズアップギターズオフィシャルHPギャラリーページへ


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posted by チーフT at 08:59 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | PRS関連talk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月09日

良いことがあったので、気分上々で最終営業日までご奉仕致します!


いつもお世話になっております!
Bottom's Up Guitars代表の重浦です。
10月の全社休業開始以降、お陰様で息つく間もない時間と申しますか、およそそれに近い日々を過ごしております。

まずはドイツ・ベルリンへ 『The Holy Grail Guiar Show』 に出展する 『IHush Guitars』 の通訳兼セールスマンとして出張し、『Nik Huber』 や 『Juha Ruokangas』 などNAMM常連組のルシアーと再会したり、Andy Mansonなど世界の大物と挨拶をさせて頂いたり、『Jersey Girl homemade guitars』 の後藤ご夫妻とゆっくりお話しする機会に恵まれたりと、新しい知人や同志を得ることが出来ました。 ・・・もちろん、Made in Germanyのビールっ腹も。(^^;)

帰国してからも、広島へ出張修理へ出かけたり、大阪でお得意様に面会したり、と足を休めることなく、この目で見て、この耳で聴いて、この手で触り、音を出し、、、という活動をさせて頂きました。

続けて 『2016楽器フェア』 に出展させて頂きまして、B'zのツアーシステムを手掛けるギターテクニシャンチーム 『FAT』 とのコラボイベントも開催させて頂きました。
(さらに12/18(日)福岡サンパレス店でコチラのイベントも主催致します)

その流れから、SensationのLive観覧、福岡出張、Godspeed氏の結婚披露宴出席、PRS選定会、齋藤楽器工房研修、などなどなどを経て、その間に先だって申しておりました、
『田園調布2丁目』 の新しい何か((笑))も契約し、既にひと月が経とうとしています・・・

今月も、明日は公休を頂きまして、その後15日から福岡出張。20日に戻り、21日にギタリスト山口和也さんとの恒例のアレの撮影があります!
・・・さあて、忘年会って、、、いつやりましょうね?!?!


と!言うことで前置きが大変私的かつ長くなってしまいましたが、

お陰様でボトムズアップギターズ福岡サンパレス店OPEN 5th Anniversary!ということで、めでたく5周年を迎えることが出来ました。
(ちなみにB.U.G.東京本店は2017年で開業から13年、店舗OPENから12周年です)


師走を駆け抜ける貴方のMUSIC LIFEの一助となれば幸いです!
どうぞボトムズアップギターズ東京&福岡をご活用頂ければ幸いです。

東京店の営業時間は、
平日 15時以前は完全予約制 15:00〜21:00 ※
土日祝日は11時OPEN 11:00〜21:00 ※
※ただし20時までのご予約で23時まで営業
※毎週水木定休
posted by 東京本店 at 22:29 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | お店からのお知らせ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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