あっという間に師走!もう師走・・・
どうなっているんだ!といいたくなるくらい早く時間が過ぎていきますね。
Tでございます。
さてさて!
年末年始も迫ってきましたね。
冬ってなんだかアコギが弾きたくなりませんか?
空気が乾いて、アコギも美しく響く季節です。
と、いうわけで、今回は、「もうこれ以上ないでしょ!」というアコギをご紹介です。
(画像クリックで大きな画像が開きます。)
タイトルのとおりですが、モデル名は・・・
PRS Private Stock #6574
Acoustic Brazilian "Tonare Grand"
《Birds of a Feather & Sunset Fade》
です。
まずはじめにこのギターのポイントを先に出しちゃいましょう!
1、現地オーダー品の “ワンオフ” であること!
2、貴重なハカランダ材(Brazilian Rosewood)の中から、
更にプレミアムなフィギュアの入った材を使用!
もちろん他の部分のマテリアルも厳選された貴重な材を採用。
3、センスの良さ&存在感抜群!
Private Stockの真骨頂であるインレイワークとカラーリング
「バーズ・オブ・ア・フェザーインレイ」&「サンセットフェードカラー」!
4、PRS本社工場で直接交渉したからこそ実現できた特別価格!
2、貴重なハカランダ材(Brazilian Rosewood)の中から、
更にプレミアムなフィギュアの入った材を使用!
もちろん他の部分のマテリアルも厳選された貴重な材を採用。
3、センスの良さ&存在感抜群!
Private Stockの真骨頂であるインレイワークとカラーリング
「バーズ・オブ・ア・フェザーインレイ」&「サンセットフェードカラー」!
4、PRS本社工場で直接交渉したからこそ実現できた特別価格!
お値段なんと2,000,000円+消費税!
8%の消費税込みで216万円です。
なんて煽ってみましたが、「高っ!」と煽ったわけではないのです。
エレキギターとアコースティックギター、同じギターと言えど製法が全く異なり、
一本のギターを作り上げるのにかかる時間と工数は、圧倒的にアコースティックギターのほうが多いです。
更には、PRS PS Teamが保管する世界最高峰の材を贅沢に用い、指板を覆い尽くすほどのインレイワークを施した “ハンドメイド・Private Stock Acoustic Line” のギターということを考えれば、これ以上のモノを創るのは事実上不可能なんじゃないかとすら思えます。
現地で特別注文をしてきた今回だからこそ、この価格でご案内できる一本となっており、
価格に見合ったどころか、通にはもはや二度見してしまうプライスです。
本機は2016年6月に行われた Experience PRS & 現地オーダー会に弊店BossとわたくしTで参加した際に、元となるアイディアと出会い誕生したギターです。PRSファクトリーでの様子をご覧に入れます。
ファクトリー内で見たこのインレイ(と言って正しいかどうかさえわからないほど指板をくまなく覆うデザイン)とサンセットフェードのカラーリングの美しさに魅了され、このモデルのオーダーを決定してきました。
※持っている材は別の材です
PS責任者のPaul Miles氏も嬉しかったようで、ノリノリで話をしてくれたように思います。
心なしかこの二人が似てきたように見えるのはTだけでしょうか?
それでは細かく見ていきましょう。
衝撃的なインレイですよね。
もはやインレイと呼んでいいのかもわからないくらい凄い。
圧巻のデザインです。
Birds of a Featherと名付けられたインレイは、ヘッドから指板の上半分がカーリーメイプル、
ハイフレット側はエボニーで製作されています。
外周にはパウアアバロンのパーフリングが額縁のベゼルのように巻かれています。
メイプルの部分は淡いブルーグリーンから赤へとグラデーションに着色され、
成層圏から地上の夕暮れの移り変わりを見ているようです。
赤い夕焼けの空を、無数の鳥たちが住処に向かって飛び帰る情景を切り取ったかのようです。
どこか日本画や版画にも通じるものを感じますね。
もう一つのウリ、ブラジリアンローズウッド(ハカランダ)でできたボディバック&サイド。
ボディバックはプレミアムなフレイムが入った材。
これだけでニヤニヤできます。
木目の筋もスッと通っていて、素晴らしい材を使用しています。
ボディサイドはワイルドにうねった材を採用。
これ一本でハカランダの良さを全て楽しめるバック&サイドの構成です。
トップ材も妥協なし。
ベアクロウの入ったヨーロピアンスプルースです。
ベアクロウは斑(ふ)と呼ばれ、ナラやブナなどの木に現れます。
銀杢とも呼ばれます。
大きな面積に均一に出ることは珍しく、珍重される材です。
ブリッジとブリッジピンはエボニー製。
磨き上げられたエボニーは優しく光ります。
エンドピンジャック周りとネックジョイント部。
メイプルとパウア、ハカランダの積層パーフリング&バインディングが美しい。
薄暗い雰囲気の良い照明の下だと一層美しく輝きます。
ネック材はカーリー杢の出たマホガニー。
いかにも硬そうな木目が見て取れます。
マホガニーやコリーナに出るカーリー杢は、メイプルのそれとは少し違って、
ベルベットのように光の辺り具合でなめらかに変化する杢目が楽しめます。
ペグはワールドスタンダード、日本が世界に誇るGotoh社製です。
PRSアコースティックのブレーシングは独自のデザインです。
ハイブリッド・X・ブレーシングと呼ばれ、Martin社が開発したXブレーシングと、
クラシックギターに採用されることの多い扇状のファンブレーシングを融合させたデザインです。
豊かな響きとレスポンスの良さ、剛性の高さを併せ持ったデザインとなっています。
ライニングもPRS社独自の設計です。
よく見るとわかりますが、表裏交互に細やかに入った切り込みのお陰で、
木材とは思えないほどしなやかに動きます。
トップ〜サイド〜バックをスムースに繋ぎます。
エレクトロニクスはFishmanのMatrix。
自然でバランスが良く、フィンガーピッカーにも、ピック弾き派の方にも、どちらにもフィットします。
ローズ系のサイドバックらしくきらびやかで弾むようなサウンドが心地よく、
弾き込んで上げることでどんどん育ちそうな感じがします。
ゾクゾクするようなサウンドに育ててあげて欲しいですね。
いかがでしょうか?
これは手にしたら幸せになっちゃう一本な気がします。
年末ジャンボより一足先に幸福をその手に!
もちろん防音室でゆっくり試奏もして頂けますので、お気軽にご相談ください。
それではお問い合わせ、お待ちしております!
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