2017年10月23日

画像でわかる!Freedom Custom Guitar Research(FCGR) Hydra コントロール & Hybrid Humbucker解説!

こんばんは!
Tでございます。

いやー台風すごかったですね。
今朝の多摩川は水位がいっぱいいっぱい!

20171023_tamagawa1.jpg

遠くに富士山が見えていますが、これまでにない水位の高さ。
河川敷グラウンドが水浸しということはちょくちょくありますが、今回は全く見えない。。


20171023_tamagawa2.jpg

写真手前の濁流から突き出た手すりの部分は、普段であればコンクリートの高台みたいになっていて、
水面から2〜3メートル高い場所です。
そこまで完全に浸水していました。


まさにあと一歩で氾濫しちゃう・・・という感じでした。
川の水は雨の後、数日から1週間程度は引かないので、不用意に河原に降りないよう注意しましょう。




さて!
話変わって今日は、『Freedom Custom Guitar Research(FCGR) Hydra コントロール & Hybrid Humbucker解説!』です♪


FCGR_GOM_Hydra22_2P_Spaltedmaple_bodytop5.jpg

先日の記事でご紹介した[Guitar Of the Month]Hydra 22フレット スポルテッドメイプルトップ
惚れ惚れするかっこよさ♪


Hydraを試奏された方が良く言われるのが、「コントロール(回路)が難しい・・・」です。

確かに、言葉で説明するとわかりづらい!Tもそう思います。
多分店頭で口頭説明を受けても、パッと理解できないと思います。








【各部機能一覧】



FCGR_GOM_Hydra22_2P_Spaltedmaple_CTRL.jpg


各部の役割をズラズラっと羅列すると、
マスターボリューム、マスタートーン、タップコントロール、ハム⇔シングルモード切り替えスイッチ、5wayピックアップセレクター
となっています。




まずは各部をギターに乗せてみると・・・
↓↓↓↓↓

Hydra_Control_1.jpg

↑↑↑↑↑
こうなります。
画像はHydra Classicですが、動作は同じ!覚えちゃえば楽ちんです。








わかりやすく考えてみると・・・


で、なにが回路を理解するのを難しくしているかというと、
タップコントロールとハム⇔シングルのミニスイッチの相関関係だと思います。

まず、タップコントロールとは・・・
ハイドラの3つあるコントロールノブの一番下のノブがそれです。
ミニスイッチがハムモードのときのみ動作します。
フロントハムとリアハムに働いて、フルテンのときはハムバッカー、ゼロ方向に回していくに従ってP-90的なサウンドを経由して最終的に純シングルへと変化していきます。

このノブはプッシュ/プッシュスイッチになっていて、押し込んでいるときはフロントPUに、上がっているときはリアPUに作用します。
これによって、SSHやHSSレイアウト、はたまたフロントやリアをP-90的に設定することもできます♪




もうこの説明だけで頭が痛くなってくる方もいるかもしれません。
そんなときはひとまずタップコントロールは置いておいて、こんなふうに考えましょう。
↓↓↓↓↓

Hydra_Control_2.jpg


これなら簡単ですよね。
よくあるワンボリューム、ワントーン、5wayセレクターの回路です。

ミニスイッチはハム⇔シングルモード切り替えスイッチ。
画像下側に倒しているときはハムモードなのでHSHレイアウト、上側に倒しているときはスリーシングルで動作します。








Hydra_Control_3.jpg

↑↑↑↑↑
上方の『まず、タップコントロールとは・・・』の囲みの説明の通り、タップコントロールのノブはPush/Pushスイッチになっています。
ノブが下がっているときはフロントに効き、上がっているときにはリアに効きます。

ノブはフルテンのポジションでのハムモードから無段階に変化していき、ゼロポジションで純粋なシングルコイルになります。

タップコントロールは片方のPUだけに効くのがミソで、
ハム⇔シングル切り替えミニスイッチと併用することで非常に多彩なサウンドバリエーションが作り出せます。

ちなみにこのタップコントロールはハム⇔シングル切り替えミニスイッチがハムモードの時のみに効くので、ミニスイッチがシングルモードになっているときはスルーされ、強制的に3シングルモードになります。



・・・と言った感じですが、タップコントロールはとりあえず考えなくても十分に楽しめます(笑)
おいおい使えるタイミングが来たときに活用しましょう♪








ハイブリッドハムバッカーのシングルモードとは


Hydra_Control_3.jpg


シングルモードのときは上記の3つのボビンが出力されます。
フロントとリアの内側のボビンはシングルコイルPUと同様の構造になっているので、
シングルモードのときは純粋なシングルコイルサウンドが出力されます。

つまり、ハムバッカーをタップした、出力が低くて低域が足りないサウンドとは全く違う、
リアルなシングルコイルサウンドが得られるわけです。




FCGR_GOM_Hydra22_2P_Spaltedmaple_pu.jpg

ポールピース着磁のスタガード構造。
いわゆるシングルコイルと全く同じ構造になっています。







まとめ


如何でしたでしょうか♪
これがフリーダム社が拘り抜いて作り上げたハイドラの回路とオリジナルピックアップ「ハイブリッドハムバッカー」です。

ピックアップは現在はビンテージタイプの出力控えめのモデルだけですが、前回記事のG.O.M.ハイドラに搭載された出力を上げたPUも登場します。

単体販売もあるので、音に拘るギタリストさんにぜひ試して頂きたいピックアップですね。
※タップコントロールなしでも問題ないので、他社製ギターにも搭載可能です♪

もちろんボトムズアップギターズでもお取り扱いしていますので、お気軽にご相談ください♪


次回はこはるさんがもってたこれ!
↓↓↓↓↓
FCGR_GOM_ST_Walnut.jpg

の記事の予定です(笑)

それではまた!
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posted by チーフT at 23:55 | 東京 ☀ | Comment(0) | FCGR (Freedom Custom Guitar Research) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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