皆様雨に降られないように気をつけましょう♪
本日はKTS PR-17のまとめ(その2)です。

前回はクリーンの比較動画を上げたら、サーバー側のアップローダーがいっぱいになってしまいました(笑)
今回こそは(笑)、クランチの比較音源と、まとめです♪
まずはどどんと音源をいきましょう♪
クランチの単音(PRS純正)
ダウンロードは🎥こちら
クランチの単音(PR-17)
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クランチのコード(PRS純正)
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クランチのコード(PR-17)
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クランチのカッティング(PRS純正)
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クランチのカッティング(PR-17)
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ヘッドフォンなどで聴くと違いがわかりやすいかもしれません。
前回のまとめの冒頭で投げっぱなしですが、チタンサドルはPRSオリジナルのサドルと比較して
『低域の膨らみを補正する効果がある』
という点のほかに、
『サスティンの増加』
も挙げられます。
〜改めまして、チタンとは〜
ここでKTSさんのコラムを見てみましょう。
こちらです↓↓↓
http://www.k-t-s.com/column.html
■Vol.005〜007 WHAT IS TITANIUM?
を読むと、チタンの特性を理解するヒントがあります。
●チタンは非常に硬いというイメージがあるが、サドルに使用される『純チタン』は実際はスチールよりも軟らかい。
●内部減衰率が低い。
●軽くて変形しにくい。
上記3点が挙げられています。
チタンのイメージは『硬い!』というのが一般的ではないかと思いますが(自分だけ?)、それは『チタン合金』のことでサドルに使用されているのは『純チタン(強度区分ですとTi2でしょうか?)』です。
『純チタン』は前述の通り、スチールとほぼ同程度の硬さです。
つまり、チタンサドル自体の硬さが要因となってギラギラしたり、キンキンしたりということはないということです。
内部減衰率が低いということは、純チタン中で振動が吸収消費される率が低く、弦振動が効率よくボディに伝わるということです。
また、弦振動が消費され不要な倍音になる率も減り、結果的に音がシャープに聴こえるようになり、サスティンも伸びます。
逆に言えばPRS純正(Fenderタイプのプレスサドルは更に)のサドルは、それ自体が倍音構成に大きく関与していると言えます。
このあたりは好みの範疇ですので、純正品が悪いということではありません。
PRSのサドルの方が好みという方もいらっしゃるでしょう。
〜まとめ〜
今回の比較実験でチタンサドルに交換した場合
●キンキンした感じはなく、低域は締まる(拡がりを抑える)
●音像が若干明るくなる
●歪み感が細かくなる
●サスティンが伸びる・音程が下がっていく感じが少ない
ということがメリットとして導き出せます。
また、
●錆びない。メッキが剥がれたりしない(もともとメッキされていません)
と、プレイヤーにとってはデメリットが無い、優れたパーツということができます。
ピックアップや配線材、コンデンサやポット、弦など、ギターの『出音』(ここではアンプから出力される音を指します)を決定する要素は色々なところに散らばっています。
しかしもっと根本的で且つ、手を加えることが難しい『アコースティックな音響特性』を比較的簡単に変化させることが出来る数少ない箇所がサドルであり、変化させることが出来るパーツがチタンサドルです。
良く鳴らされたPRSには、低域が鳴り過ぎてしまう個体が結構多いので、悩まれている方は交換してみることをお勧めします♪
同時に当店では各種セットアップも承りますので、併せてやれば必ず効果を実感できると思います。
ぜひ、体感して頂きたいと思います♪
以上、PR-17レビューを終わります!
皆様のお問合わせ、ご来店を心よりお待ち申し上げます♪
Tさん大喜びですよ。
コメントありがとうございます♪
ぜひぜひ、取り付けてみてください。
コードカッティングやフロントを多用する方はテキメンだと思います♪
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