こんばんは。
ボトムズアップギターズ代表の重浦です。
いつもお世話になっております!
今日は、嬉しいことに、久しぶりの『Vintage PRS』が来店。
日本が平成から令和へと移り変わろうとしている今、このPRS(Paul Reed Smith Guitars)は、平成よりも前の、1980年代から右肩上がりで成長を続けて来た希少なギターメーカー(ブランド)です。
1985年が会社としての初年度出荷となる『PRS Guitars』
その、最初の200本のうちの一本となるこの個体。
※PRSは通しシリアルになっているので、The PRS(Standard)やCustomを含めた総数での200本ですから、今や270,000本を超えるUSAのレギュラーラインの初期の初期ということになります。
85年モデル特有の仕様違いが見て取れます。
(1)ヘッドストックロゴは「Small Logo」と呼ばれる書体で、まだこの時は登録商標の 🄬 じゃなく、トレードマークの TM が付いているレアなものとなっています。
(2)ブリッジの形状も少し削りが大きいほんの少し体積の少ないもので、サドルもサドル上下調整のイモネジも後期とは異なります。
(3)エンドピン(ストラップピン)も取り付け位置と方向が異なります。
(4)漆黒のブラジリアンローズウッド指板も垂涎ですね。(BZFは1985年から1991年までの期間採用されていました。)
そして、このゆらゆらと表情を変えるCurly Maple Topの顔つきが、(裏のマホガニー材もそうですが)、ヴィンテージPRSを手に入れたい欲求を刺激してくれちゃいます。
杢が見えないポジションですとこうですが ↓
角度が変わると・・・ ※NOフラッシュです
↓
このように様々な顔つきで魅せてくれます。
昨今のSoft Maple とは異なる、Hard MapleでかつFiguredのトップが悩ましい・・・
今回は弦交換の依頼だったのですが、
Elixir → R.Cocco への変更に応じて、
・指板磨き
・ブリッジサドルの清掃
・ペグ周りのクリーニング
・ブリッジの再調整{弦高、オクターブ}
なども同時にサービスで実行しました。
弊店の防音室で試奏頂いてセットアップにご満足頂きました。
ちなみに、『PRS Original Locking Tuners』をきちんとセッティングすると、下記のようにWingがㇵの字に美しく並びます。
メーカー発足初期から、特許取得のハードウェアを搭載するポールリードスミスは実に機能美に溢れた魅力的な製品を多く生み出しました。
2020年で35周年を迎えるギターブランドですが、その哲学は一貫して製品に活かされています。
それでは、また。
※恐れ入りますが、重浦へのセットアップ依頼は、出張等で不在がちなため、ご迷惑をおかけしないためにも、必ず事前にご予約をお願い申し上げます。
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