
このトップ材の厚さ!
サイドに流れる杢目に、トップ面以上に萌えてしまうTでした(笑)
なんとまだこれが2本目の製作!のニューモデル!
同時期に製作した1本目は即お客様の元へと・・・
David Thomas McNaught Guitars
《New Model》 MSG
- Teal Blue Burst -
パッと見からマクノウト感が全開。
もはや反則レベルの杢目のキルト、鮮やかなブルーのバースト。
美しすぎるギターです。
SPEC

それでは今回もスペックから。
Type: MSG(McNaught SG Style / Thicker body thickness)
Color: Teal Blue Burst
Body Top: Diamond Grade Quilt Maple
Body Back: White Limba
Neck: Light Black Limba ("SET-THRU" Neck Construction)
Fingerboard: African Blackwood around Curly Maple Binding / 24.75"(Medium Scale)
Fret: 24fret / 6105 Stainless Steel
FB Position Mark: Paua Trapezoid
FB Side Position Mark: Glow in the Dark with Black Circle(強蓄光)
Tuner: Sperzel Trim Lock
Nut: Bone
Bridge: Tone Pros Locking Bridge & String Thru
Pickup: WCR(Wagner)Filmore Covered Set
Control: 2Volume, 1Tone, 3way Toggle Switch, 2-mini Tap Switch
Weight:3.77kg
Case: TKL Hardcase
Color: Teal Blue Burst
Body Top: Diamond Grade Quilt Maple
Body Back: White Limba
Neck: Light Black Limba ("SET-THRU" Neck Construction)
Fingerboard: African Blackwood around Curly Maple Binding / 24.75"(Medium Scale)
Fret: 24fret / 6105 Stainless Steel
FB Position Mark: Paua Trapezoid
FB Side Position Mark: Glow in the Dark with Black Circle(強蓄光)
Tuner: Sperzel Trim Lock
Nut: Bone
Bridge: Tone Pros Locking Bridge & String Thru
Pickup: WCR(Wagner)Filmore Covered Set
Control: 2Volume, 1Tone, 3way Toggle Switch, 2-mini Tap Switch
Weight:3.77kg
Case: TKL Hardcase
ウッドマテリアル



ダイアモンドグレードのキルトメイプルトップ。
もうなんだかクラクラしちゃいますね。


ジー・・・っと見てると、杢目に心が溶けていってしまいそうです。

ボディバックはマクノウト秘蔵のホワイトリンバ(ホワイトコリーナ)。
バックパネルもマッチングで製作。
ホワイトリンバの良質な材はブラックリンバに比べても確保するのが難しく、
マクノウトも常に保有しているとは限りません。
今回も特に素晴らしい材を「for Japanese customers!」
と言って提供してくれました。

ネックヒール部分は非常に滑らかに仕上げられています。
ボディ側の台座がグッとネック側に伸びていて、接地面積を広くすることでネックの安定性が上がっています。

サテン仕上げなので光が反射してしまって見づらいですが、
ネック材はブラックリンバ。 (Light Black Limba)
ブラックリンバはホワイトリンバに比べて硬く、比重が重い傾向にあります。
今回はボディのホワイトリンバに合わせて軽量な材を組み合わせています。

指板はアフリカンブラックウッドをカーリーメイプルで巻いています。
この材もまた(!)です・・・
エボニーのように黒く導管が見えないほど密で、よーくみるとローズ系特有の縞模様が見えます。
濃い色のローズ材好きにはたまらない材ですね。
指板サイド / バインディング / インレイ

横からみたメイプルのバインディングもギラッギラ♪。
6105タイプのステンレスフレットは、
タングがサイドに出ないようにきれいに処理されています。
サイドドットはブラックの外周アリのGlow in the Dark(強蓄光)。
暗闇でもバッチリ光ります。
指板サイドは、このギターからより日本人好みの、
サイドスキャロップ気味に丁寧に処理されており、
これまでMcNaughtのネックを握って好みと違った方にも受け入れて
頂ける「人肌」感のあるグリップになっています♪


ポジションマークはパウアのトラペゾイド。
一つ一つ、全てDavid McNaught氏がイチから切り出し、
指板に溝をあけて嵌め込んでいきます。
単純そうに見えますが、非常に手間の掛かる作業です。

ちょっと暗くするとこの通りギラギラのパウア。
グレードの高い材でないとこうは輝きません。
ちなみに・・・


↑
これらムーンスケープやマーメイド等の精緻なインレイも、
デザインから完成に至るまで、全て氏の手作業に拠るものです。
どれだけ手間が掛かるのやら・・・想像を絶します。
ヘッド表面

マクノウトギターの文字通り『顔』であるパズルピースヘッド。
複雑な形状に沿ってバーストしています。
ロゴはシルバースパークルのNEWロゴ。


ナットはボーン(牛骨)。
トラスロッドカバーにはトライバルロゴがホワイトマザーオブパールで入れられています。
このインレイもギラッギラです♪
ヘッド裏面

ヘッド裏にはこのギターのスペックや情報が記されています。
・左上のSSF ⇒ Stainless Steel Fret
・右上の◇ ⇒ ダイヤモンドグレードトップ
・"SET-THRU"R ネック構造
・シリアルナンバー
・マクノウト氏のサイン
・日本向け正規品の証 "SPECIALLY MADE FOR JAPAN"
・モデル名 ⇒ MSG
ペグはシュパーゼルのトリムロック。
ピックアップ & コントロール


ピックアップは非常に評価の高いPUをハンドメイドで製作している米国のブランド、
ワグナーピックアップの『Filimore』セット。
出力は中程度、カバー付きということもあって、
フロントはコロコロとしたウォームかつまとまりのあるサウンドです。
リアは明るめな音質でパキッとして、歪ませるとザラッとした質感が気持ち良く伸びてくれます。
前後独立のタップスイッチで、チャキっとしたコイルタップサウンドも楽しめます。
“あえて”の仕様も盛り込まれていますので、そこはお求めになる際にお尋ねください♪

コントロールはリアPUに近いところから順に、
リアボリューム / フロントボリューム / マスタートーン。
ミニスイッチは視覚的に使い勝手を考慮して、
→ フロントPU / リアPUの順に効くようになっています。

ピックアップセレクターはフロントPUの上部、ホーンの付け根にあります。
Volumeやミニスイッチのコントロールと合わせて、
レスポールっぽくも使えて、実に演奏が楽しいギターです。
ブリッジ


ブリッジはトーンプロスのロッキングブリッジ(T-O-M)、
ボールエンドは裏通しでブッシュ止です。
弦の並びを工夫することで、各弦のテンション感を調整しています。
プレイアビリティ
正面からのルックスはSGではあるものの、
持った感じはライトなレスポールで、それよりも薄くて小振りな印象です。
24フレットなのでGibson SGに比べると、座って弾く際には
ネックがボディから出ていてファーストフレットが遠い感じがありますが、
しばらく弾けば慣れる程度で、大きな違和感は感じません。
もともとヘッドが小さいので、座った際もストラップで吊るした際も、
ヘッド落ちせずバランスも良い感じです。
重量は3.77kg。
コンターの形状もあって、
立って弾いてもそれほど重いようには感じません。
サウンド
まだできたばかりの新品状態ですので硬さはありますが、
リンバウッド特有の明るいヌケ感とキレの良さが感じられます。
そして何と言ってもマクノウトのギターは総じてサスティンが長い!
このギターも歪ませると延々と伸びるんじゃないか?というくらい伸びます。
弾き込んであげることで硬さも取れ、奥行きのあるエネルギッシュなサウンドに
育っていくと思いますが、現在のシャープなサウンドも、
こっちはこっちで弾いていて楽しいです♪
育てがいのあるギターですね。
まとめ
ルックス、プレイアビリティ、サウンドともに、
実にマクノウトらしい一本になったのではないかな、と思います。
これまでに他のモデルを触ったことがあったり、所有されていた方には、
「マクノウトらしさ」が感じられ、且つ新しいサウンド、弾き心地の
「今現在のマクノウト」も楽しんで頂けると思います。
これまでマクノウトに触れたことのない方はびっくりされるんじゃないかな、と思います。
それと同時に、他のモデルはどんな感じなんだろう、と興味も湧くことでしょう♪
マクノウトのオーナーさんはリピーターが非常に多いです。
それは、様々なギターを弾いてきた、耳の肥えた方にも新鮮な驚きを提供できるギター
だからだということもありますが、
単なるハンドメイドのギターというだけでなく、優れたギアであるとともに、
David McNaught氏の人となりがわかるような、
「手作業の暖かさ」や「ビルダーの顔が見えるような安心感」があり、
なおかつ「作品性の高さ」があるからではないかと思います。
ハマっちゃうんですよね、一度触ってしまうと・・・(笑)
ちなみにわたくしTもマクノウトのギターは一本所有しています^^
そして、毎回の気になるお値段のところですが、
ベースPRICEが、¥780,000-(税別)
このTypeのダイアモンドGradeキルトTopが、¥120,000-(税別)
Korina(Limba)の組み合わせからなるBody & Neckが、¥100,000-(税別)
Paua Trapezoidのインレイが、¥50,000-(税別)
African Black Woodの指板が、¥30,000-(税別)
それから、PUが・・・ブリッジの仕様が・・・コントロールレイアウトの特注が・・・
と、色々ありますが、
価格は諸々の計算に計算を重ねまして、初回限定マーケティングPRICEという
意味を込めて、このようになりました。
⇒ ¥840,000-(税別)!!
初めてのマクノウトにも、リピートにも絶対満足できる一本だと太鼓判を押しますよ^^
ぜひチェックしてくださいね。
善は急げ!
ですが、明日明後日は定休日でお休みなので、
両日のご注文はBottom's Up Guitars オフィシャルHP お問合せページからお願いします♪
それではまた金曜日に・・・
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