2017年10月29日

【画像満載!】先日のアレ!Freedom Custom Guitar Research(FCGR)[Guitar of The Month] ST Walnut with FRT & EMG 《ワンオフ!!》


こんばんは。
Tでございます。

またもや週末に雨!
前回ほどではありませんが、先日の台風でゆるくなっている土地も
あるかもしれませんので、十分ご注意くださいね。


さてさて、前回のハイドラのコントロール説明記事で告知していたアレをご紹介!



FCGR_GOM_ST_Walnut.jpg

Freedom Custom Guitar Research (FCGR)
[Guitar of The Month]
ST Walnut with FRT & EMG




前回のHydraに続く『Guitar of The Month』、今回はフルサイズのストラトスタイル!
懐かしき良き時代のコンポーネントストラトをモチーフにしつつ、『ハイエンド』を冠することが出来るように、またもやフリーダムの職人集団と当社B.U.G.がコラボレーションしたワンオフシリーズ、“ギターオブザマンス”です!

今回も多岐に渡る音楽ニーズに対応するギターに仕上がりました!!






FCGR_GOM_ST_walnut_all.jpg


まずはスペックをざっと。
Type: Full size ST

Body Top: Walnut(5mm)
Body Back: Alder 2P(40mm)
Neck: Hard Maple(Side adjust rod)※100年保証
Grip Type: FCGR U
Fingerboard: Indian Rosewood / 648mm(Long Scale) / 340R
Fret: 22Fret FCGR SP-SF-09S

Finish: Polyurethane Natural Satin

Tuner: SG360
Nut: Lock nut
Bridge: Schaller Lockmeister

Pickup: EMG 89-SA-89 (Direct Mount)(Direct Connection)
Control: Volume, Tone, EMG SPC control, 5way PU selector, Mini-tap switch

Position Mark: Luminlay Blue Top & Side

Case: FCGR Black Bird(GIGBAG)









FCGR_GOM_ST_walnut_top2.jpg


FCGR_GOM_ST_walnut_top3.jpg FCGR_GOM_ST_walnut_top4.jpg

ウォルナットのストラトというと、シェクターやムーンを彷彿とさせます。
Tも若い頃は憧れましたね〜。今でもドキドキします。








FCGR_GOM_ST_walnut_finish.jpg

フィニッシュはポリウレタンのつや消し仕上げ。
光にかざすと導管が凹んでいるのが見えます。
さわり心地もサラサラで気持ちいいです。







FCGR_GOM_ST_walnut_backall.jpg

ボディバック全景。







FCGR_GOM_ST_walnut_bodyback.jpg

バック材は2ピースのアルダー。
きれいな材です。
いつもながら、バック材にしておくのがもったいない材ですね。







FCGR_GOM_ST_walnut_neck.jpg

ネックはハードメイプル。
FCGR社のギターのネックは全品、ファーストオーナーに限り100年保証です。
もちろんこのギターのネックも100年保証♪







FCGR_GOM_ST_walnut_neckjoint.jpg

ネックジョイントはハイドラのワンポイントジョイントの形状のままでブッシュの4点止。
※アリミゾにはしていません。







FCGR_GOM_ST_walnut_headback.jpg

ヘッド裏。
G.O.Mの表記、シリアルナンバー、
ステンレスフレット使用のステッカー、FCGRロゴ入り。
Gotohのペグは後ろ姿も高級感があってカッコイイですね。







FCGR_GOM_ST_walnut_headtop.jpg

ネック裏とトップで木取りの様子が見て取れます。
濃淡がはっきりしていて硬そうな雰囲気バリバリです。








FCGR_GOM_ST_walnut_fb.jpg

指板はセレクテッド・インディアンローズウッド。
この角度だと、指板エッジが軽く丸められている(*)のが、
指板高音弦側の影の付き方でわかりますね。

*James Tylerのようなサイドスキャロップのこと






FCGR_GOM_ST_walnut_fbPM.jpg

フレットの型番は『SP-SF-09S』。
ジムダンロップ#6150の近似サイズです。
本機にはフリーダム社のステンレスフレットのうち、硬度が高いスピーディを採用。
本来のステンレスフレットの持ち味であるシャープなアタック感が
この場合はバッチリハマります。

ポジションマークもこだわりの『ルミンレイ・ブルー』です。







FCGR_GOM_ST_walnut_fbside2.jpg

今回はフレットのエッジを敢えてやや立たせて、
フレットの幅をめいいっぱい使えるように仕上げています。
1弦6弦のビブラートで弦落ちしづらくなっています。
80s、90sの憧れたMUSIC・・・聞こえてきませんか?







FCGR_GOM_ST_walnut_fbside.jpg

サイドポジションマークもルミンレイのブルー。
トップポジマとともに、暗転した際に明るく妖しく輝きます。







FCGR_GOM_ST_walnut_neckadjust.jpg

本機のもうひとつのコダワリ・・・
ロッド調整が容易なサイドアジャストシステムを採用。
ネックを外さず調整可能!!
ギターテックの方が、狭いスペースで四苦八苦しなくて済みます。







FCGR_GOM_ST_walnut_fbend.jpg

やや厚みのあるツバ出し部分。
22フレットでもしっかりした音になり、指板がハネたりするのも防止します。







FCGR_GOM_ST_walnut_head.jpg

ヘッド。

サテンブラックのヘッドもコンポーネントストラトの雰囲気があってよし♪
アジャストロッドがネックエンドのサイド部にあるので、ヘッドはスッキリです。








FCGR_GOM_ST_walnut_head2.jpg

カッコイイですね〜♪








FCGR_GOM_ST_walnut_bridge.jpg

ブリッジはSchaller製Lockmeister。
Floyd Rose社のオリジナルと同じ設計のブリッジです。







FCGR_GOM_ST_walnut_Tremuprout.jpg

ブリッジ下部にはリセス加工。
強烈なアームアップ&ダウンができます。








FCGR_GOM_ST_walnut_PU.jpg

ピックアップはEMGの89-SA-89のHSHレイアウト。
ボディに直付けです。

当社代表のコダワリポイントがここにもあって、近年のEMGは全てプラグイン接続になっているため、それらをバラして、ちゃんとハンダ接続に改造してあります。
こうすることによって、音の抜けと太さが増します。

見えないところにも、「B.U.G.のG.O.M.なんだから」という信念を
FCGRと話し合って、実現しています。






FCGR_GOM_ST_walnut_ctrl.jpg

コントロールの配置はハイドラ準拠。
マスターボリューム、マスタートーン、
SPC(Strat Presence Control*)コントロールになっています。
あとは5way ピックアップセレクターと
両方のハムをコイルタップ出来るミニスイッチとなっています。

*SPCは広範囲にわたってミッドレンジをブーストし、同時にトレブルをカットして通常のシングルコイルでは出せなかったFatでLoudなトーンを創りだします。またHumbuckerとも相性がよく、ソロに最適な出力とFatなトーンが得られます。





FCGR_GOM_ST_walnut_cavity.jpg

回路にも一工夫あり♪
現在のEMGは回路も含めて、ほぼ全ての端子がソケット式になっています。
簡単に着脱できるという点は利点とも言えますが、
果たしてそんなに着脱するものか(笑)?

まあそれは置いておいて、圧着も溶接もハンダ付けもしない接点は、
エレキギターに於いてはやはり音質的にイマイチに感じます。

また、可能性の範疇を出ませんが、
接触面の経年劣化に拠る音質変化やトラブルも先々で発生しないとは言い切れません。

ということで、これまで通り、可能な限りハンダ付けをしています。








FCGR_GOM_ST_walnut_top6.jpg

サウンド的には、ウォルナットトップの音質傾向がよく出ています。
メイプルトップより少しウォームで、かつアルダーオンリーのボディよりも少し硬めで高い周波数のピークがある感じです。
EMGのガツッ、ギラッとしたサウンドと相まって、ミッドのキュッと詰まった、
いわゆるスタジオ系のサウンドです。

往年のレキシコンやTCとか、
高品位なスタジオ系エフェクトのノリが凄く良さそうなサウンド。
アンプはCustom AudioのOD-100とかバッチリ合いそうな雰囲気ですね。

最近あまり弾く機会のないEMGですが、弾きやすくて楽しいなー、と再認識しました。


それにさすがEMG、ノイズは皆無。
ライブで有利なのはもちろん、ノイズが気になるDTMやヘッドホンでデイリーにモニターしている方にはとても大きなアドバンテージです。


それと、フロイドローズ特有の硬さと冷たさを全く感じない!
ウォルナットの温かみのある音質傾向と、フリーダム社のつくりの良さ故かと思います。
フロイドローズのアーミングは魅力だけど、音が苦手だな〜・・・
と感じている方にもぜひ弾いてみて欲しいです。







FCGR_GOM_ST_walnut_top5.jpg

いかがでしたでしょうか?
“あの頃”手に入れられなかった魅惑のコンポーネントストラトファンはもちろんのこと、
今の若い方には新鮮な感じなのではないでしょうか?

ライブ派、宅録派、息抜きにリラックスして弾く派・・・
皆さん大満足の一本に仕上がっていると思います♪


気になる価格は、Thanks SOLD!!
これだけイタレリツクセリのスペックでこの価格!
幸せになれる一本、バリバリ弾きまくって欲しいですね♪



ぜひ店頭でお試しください^^
それでは♪
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
/// お問い合わせフォーム ///
https://www.buguitars.com/contact.html
/// 東京本店TEL /// 水木連休
TEL:03-3721-1721
/// Twitter ///
https://twitter.com/BuGtrs
/// 両店共通Facebookページ ///
https://www.facebook.com/Bottoms.Up.Guitars
日常の様子からお楽しみ投稿までバラエティに富んだ発信をしています。
どなたでもご覧頂けます♪ ページに「いいね」すると最新情報をGETできます。

posted by チーフT at 01:16 | 東京 ☔ | Comment(2) | FCGR (Freedom Custom Guitar Research) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
オークションで画像を宣伝に使われてますよ
まるでBUGが売ってるみたいに思われます
Posted by 田中 at 2020年03月12日 16:07
田中様

ご連絡ありがとうございます!

当該ページ確認致しました。
弊社は許可なく画像及び文章の転載はお控え頂くようにお願いしております。
今回は特にスタッフが写った画像まで使われておりますので、慎重に、毅然とした態度で臨みます。

全てのページを網羅出来るわけではないので、本当に助かりました!
※頂いたコメントのURLは念の為削除させて頂きました。
ご了承ください。

重ねてお礼申し上げます。
本当にありがとうございました!

Bottom's Up Guitars 東京本店
Tこと龍野でございました。
Posted by BUGより(返) at 2020年03月12日 18:47
コメントを書く
{メールアドレスは非公開になります}
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

コメント欄にご記入頂いたメールアドレスは非公開となりますのでご安心ください。