2005年03月11日

David Thomas McNaught Guitars‬とのリレーション/2005年3月11日/日本正規品

今日(昨日)は(10日木曜から引き続き仕事中なので。。。)夜10時ごろまでにセールのリストをアップしようと思っていたのですが、7時ごろから11時くらいまで、色々と通りかかった人が足を止めてくださって、リストの更新作業に取り掛かれませんでした。待っていらっしゃった方、申し訳ありません!!

その後も12時過ぎまで仕事を処理して、帰宅してすっかり伸びたちゃんぽんを夕食に食べようとしていたら、今度は海外のディーラーやメーカーから電話が、(なぜにこんなに立て続けに?!)かかってきて、伸びた麺がさらに伸びてしまいました・・・ あ゛ー

特に今日触れたいのは、McNaughtGuitars(通称DTM)の話です。

McNaughtGuitarsのデイブから相談と言うかグチというか、まぁそんな電話がありまして。 (かれこれ25分くらい話していたら途中キャッチホンでまた違うディーラーから連絡が入ったりして、その後私から掛け直して計一時間ぐらい話したのでした。)

本来は先にセールのリストを仕上げてアップしたいところですが、こんな深夜(早朝とも言う)に及んでしまいましたし、これはギター好きにとっては見逃せない(聞き逃せない)トピックかと思い、掲載するに踏み切りました。

このような類の日記は、(たとえ個人のつぶやきであっても)極力避けて来たのですが、情報の取捨選択が必要な昨今の事情に合わせて真実に触れてみることは大事な事であろうと思い、少しだけ書いてみようと思います。内容はと言いますと、米国、そして日本で起こっているトラブルについてのことです。
まず、現在米国では『McNaughtディーラー』という“称号”が欲しいが為に、
■ 勝手に名乗るディーラー
■ 適当なオーダーで誤魔化し、正規ディーラーを名乗りだす店
■ McNaughtの初期モデルの中古転売で利ざやを稼ぐだけの店
に始まり、
● 偽者を作る輩 (これがまたデキが悪いそうで・・・)
● コレクションの為 買占めを行なっているコレクター
                                  etc.
など、McNaughtGuitarsの2人は現在色々な問題に悩まされています。
そして日本でのトラブルが、(米国ディーラーの事前認識無しのケースもありますが)最悪なことにディーラーの担当者を巻き込んで、McNaughtの非正規品を横流しする人間がいることです。
これについてはMcNaugtGuitarsの2人も大変心を痛めており、「そういう人間が扱うのは中古や、中古の中古であり、本来の姿で日本のユーザーの方々へ届けたいギターではない。」とまで言っている状況なのです。

私も彼らも、こういった動きを見過ごすわけにはいきません。しかしながら私は彼らには日々の大切な“製作”の(ただでさえ過酷なそのスケジュールの)仕事に、集中できる環境を得て欲しいと心から望んでいます。


 ちょっと話が前後しますが、彼らはその技術の素晴らしさに打ち込むあまり、こう言うのもなんですが、けして商売が得意なわけではありません。 パーツの供給元や使用するパーツに関しても私が複数回に渡り間を取り持ってあげたケースがあり、私自身も(これで感じて頂ける様に、)彼らの製品を愛し彼らとのリレーションシップは極めて良好です。 現在は弦やカスタムパーツを供給しています。(※日本向けのモデルは米国向けのモデルとはその仕様において異なっておりますので、国内のネットオークションで転売されている物は、日本でオーダーされる物とは別物となります。)

(手前味噌ですが、、、)
彼らは、口を揃えて言います。
「ボトムズアップギターズ(以後B.U.G.)がしてくれていることは、本当に評価されるべきで、俺たちは真剣に感謝しているよ。 日本にDavid Thomas McNaughtが広がる足がかりを作ってくれたし、現に毎月の広告宣伝費や(きっと高いんだろ?!)、ディーラーとのリレーションを築いてくれて、言葉に出来ないよ。」、「日本で起きてしまっていることは非常に残念で、そういう人間がB.U.G.が取り組む認知活動を傘に来て、McNaughtGuitarsの製品を望まない形で販売しようとしているのは(B.U.G.との良い関係の前で)悲しいことだね。」

我々もただ指をくわえて見ているだけではありません。今後の展開にご期待ください。
もちろん、ご安心してオーダーの方は、正規特約店もしくは当店までお任せください。

最後に、デイブからよくこう言われます「働きすぎもいい加減で切り上げて家族を大切にな!(笑)」

でも、もう朝5時半回ってるんですけど。。。 残念!
今日も不規則な暮らしぶりでした・・・
posted by 東京本店 at 05:56 | 東京 🌁 | Comment(0) | TrackBack(0) | McNaught関連talk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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