今日はお花見日和でしたね!多摩川駅が大変なことになっていました。
Tでございます♪
さて、本日はちょこっと立ち寄られたこちらの方をご紹介♪

端正な凛々しい顔立ち。
Signatureさんです。
なかなかの人気者で、こちらに来たかと思ったら福岡今度はお問い合わせいただいたお客さまのために福岡へ帰る予定です。
なかなか見られないギターですのでパシャパシャと。

全体。やはりこの時代のギターは雰囲気が違います。
全体的な雰囲気が何かシリアス。

アーチも手作業で付けられているので、有機的&一本一本違います。
Sweet Switchも特徴ですね。
このSweet Switchはものすごく大雑把に言えばプリセットトーンです。
実際はもう少し複雑です。

ちょっと違う角度から。
実際はもう少し青みが残っています。

よく詰まってきれいなハカランダ指板。
このギターのインレイに使われているアバロンはピンクとグリーンが多めです。
一枚物のシェルは柔らかで深い輝き方をします。

インレイの外周が黒くなっているのがわかるでしょうか。
ビンテージPRSは大きめの枠に黒の接着剤を流しこんでインレイを固定しているので、
縁が黒く大きくなります。
今のインレイはぴったりに(本当にパチっというくらいに)嵌めこまれています。

ヘッドにはPRS氏の直筆シグネイチャーが。
カタカナで描くとシグネイチャー、シグネチャー、どちらでしょうか(笑)
時期によってPRS氏のサインは変わっていきます。
意図的に変えることで偽造防止の意味も持たせているのでしょうね。

ヘッド裏にはシリアルとSig Series #xxxの文字。
この文字とヘッドのSignatureは塗装の下に書かれているので、クリーナー等では落ちません。
が、ローズ系の材の場合は塗装されていない場合があるので注意しましょう。
現行の機種に比べるとヘッド角がかなり浅く、チューニングを下げるとかなりダルダルになります。
09-42や10-46だと半音下げくらいが限界でしょうか。
ネックは非常に頑丈ですので、11-49くらいでは全く問題ありません。

PRS オリジナルロッキングチューナー。
Schaller M6 Lockingチューナーがベースになっています。
3/4弦のペグはひとつの止めネジで固定されています。
リプレイスパーツを取り付ける場合は加工が必要です。
ちなみにPhaseII LockingチューナーはM6 miniがベースです。

ナット。
ナットも時期によって形状・素材が変わります。
一貫して黒い素材が使われ、成分は企業秘密で教えてくれませんが、樹脂系の素材が使われています。
形状は独特で、弦がすっぽりと深く入り込むデザインとなります。
形は違えどFenderもGibsonもナットの弦溝は浅くし、摩擦係数を下げるようにできています。
対してPRS社のナットは素材によって摩擦係数を下げ、チューニングを安定させています。
ビンテージのナットは溝が手作業で切られているので、斜めに削り込まれている様子が見られます。
現在のナットは機械成形のため、きれいに溝が垂直に掘られています。

スモールヒールも特徴ですね。
ネックヒールも徐々に大きくなっていきます。
いかがだったでしょうか。
現行のPRSもとても良いギターですが、ビンテージにはビンテージの良さがあります。
ハマる気持ちもよくわかります♪
皆さまも見かけたらよーく見てみてくださいね♪
明日は月曜日、一週間の始まりです。
頑張りましょう♪
それでは今日はこれにて・・・。
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