2012年04月16日

逸品が二品、ご来店♪〜 Vanzandt TLV Classic Series

こんばんは。
すっかり暖かくなりましたね。
昼間はお昼寝に最適な陽気ですzzz
Tでございます。

さて、本日は逸品を二品、ご紹介です♪

Vanzandt_CS_TLV_BD_Head.jpg

Neo Vintageを標榜し、高品質なクラシックスタイルのギターを送り出し続けるブランド《Vanzandt》。
そのVanzandtのギターの中でも「それ」に使うに足る材料が揃った時にのみ製作される数量限定のシリーズ、《Classic Series》。
これまでに2回、いずれもストラトキャスターで製作されてきました。
そのギター達は弊店の常連さまやプロミュージシャンの方にも高く評価され、一度に2本購入された方までいらっしゃいました。
また、弊店でも「Classic Seriesのテレキャスター版は出ないのか?」という声もたくさん頂きました。

そして満を持して登場したのが、今回ご紹介するTLV Classic Seriesです。

Vanzandt_CS_TLV__3TS_body.jpg

カラーは3Tone Sunburstと、

Vanzandt_CS_TLV_BD_top.jpg

Blondeです。
それぞれ2種類、計4種類がラインナップ。
3Tone Sunburstは赤の太いもの('59)と細いもの('65)が、Blondeは赤みがあるもの('63)と黄色味があるもの('67)の2種類です。
3TSのほうはアルダーボディにダブルバインディング、Blondeはアッシュボディでその他のスペックに違いはありません。
当店入荷品は3TSの'65とBlondeの'67。


では3Tone Sunburstから。

Vanzandt_CS_TLV__3TS_body2.jpg

3Tone Sunburstはアルダーボディ、中心のイエローがあまり透けないサンバースト、バインディングがトップとバックサイドに入ります。
中心の黄色にバーストの黒の飛沫が飛んでいます。当時の色味やフィニッシュの様子を忠実に再現しています。





Vanzandt_CS_TLV__3TS_bodyback.jpg

ボディバックも同様です。
塗装表面のツブツブした感じが雰囲気たっぷりです。
重量は3.35kg。軽量ながらスカスカには感じないところが良い材だと感じさせますね。
赤の具合も丁度よく、少しフェードするととても良い雰囲気になりそうです。




Vanzandt_CS_TLV__3TS_neck.jpg

厳選されたメイプルネック。
透明鱗のようにキラキラと光で乱反射します。
追柾の木取り。




Vanzandt_CS_TLV__3TS_fb.jpg

良質なマダガスカルロースウッド指板。
よく詰まった材ですね。
導管があまり開いていなくてツルツル。
前のローズウッドのクイズで書いた特徴が見られます。




Vanzandt_CS_TLV__3TS_posima.jpg

Vanzandtオリジナルのクレイドット。
フレットはビンテージタイプのJescar(ジェスカー)製。
立ち上がりの良さに貢献しています。
Classic Seriesはこのフレットの打ち方もレギュラーラインと違います。
マスタービルダー門外不出で、一緒に働く他のビルダーさんも知らないそうです。




Vanzandt_CS_TLV__3TS_nut.jpg

ナットはオイル漬けのボーンナット。
きれいに成形されてツルツルです。




Vanzandt_CS_TLV__3TS_neckend.jpg

ボディからちょこっと顔を出すトラスロッドのナット。
このロッドの仕込みがVanzandtのギターのネックの音色を決定しているといっても過言ではありません。
Classic Seriesのネックはレギュラー品よりも更にビンテージの鳴り感に近づけるように仕込まれています。
ネックセットもレギュラー品とは違います。
小さなところですが、ロッドナットも違います。(レギュラー品は六角ナット)




Vanzandt_CS_TLV__3TS_head.jpg

ヘッド。
スモール金ロゴです。
これはVanzandtオリジナルではありませんが、Gotohのストリングリテイナー、これはなかなかすぐれものです。
通常は弦の接地面が平面なのですが、GotohのものはV字に折れています。
見た目は違和感なく、弦の接地面を出来るだけ少なくして、少しでも狂いを少なくする工夫された形です。


実際に慣らしてみると、非常にレンジが広く、太い!
ローゲインの嘘がつけないピックアップが乗っているとは思えない太さです。
パキパキで使いづらいことも多々あるリアピックアップもガンガン弾けます。
倍音たっぷりなので、歪ませてもとてもジューシー。
初めからどこにも嫌に引っかかるところがないギターです。


おっと、、、Blondeも紹介するつもりがタイムアウト(泣)

先に価格だけ・・・販売価格は268,800円(定価336,000円)
このギター、ちょっと安すぎですよ(笑)
そんな理由もBlondeと合わせて追ってご紹介致します♪

気になった方はぜひお問い合わせを!
既に製作分は受注完売だそうですので、次回入荷はございません。

それではまた明日、皆さまのお問い合わせ、ご来店を心よりお待ち申し上げます^^
posted by チーフT at 23:06 | 東京 ☁ | Comment(2) | TrackBack(0) | Vanzandt | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは
いつも拝見させて頂いてます


ちょっとお伺いしたいのですが
DGT Standardの入荷って有りますでしょうか??
もし入荷予定でしたら色をお教え願えますか?
Posted by gg at 2012年04月17日 05:40
ggさま

コメントありがとうございます。
いつも弊店のブログを読んで頂きましてありがとうございます^^

DGT Standard、弊店でも注文しております。

非常にソソるギターですよね!
国内の入荷数はかなり少ないと予想されます。

入荷本数・カラー等、詳細につきましては下記の弊店のお問い合わせフォームよりお問い合わせくださいませ♪

お問い合わせフォームはこちらです
↓ ↓ ↓ ↓
http://buguitars.com/ask.html

お待ちしております^^
Posted by Tでございます at 2012年04月17日 12:18
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