こんにちは。
今日は雨が降ってきてしまいましたね。
Tでございます。
昨日はタイムオーバーで・・・
もう一本のほうがご紹介できませんでした。
続・Vanzandt Classic Seriesのご紹介です♪
このBlondeはボディ材がアッシュである以外は昨日ご紹介した3Tone Sunburstと同様です。
裏側から見るとうっすら木目が透けて見えますが、そんなにハッキリは見えません。
3.27kgと激軽までいかない軽量、でも実際の重さよりしっかりした印象です。
アッシュの木目が段々になっています。
塗装が薄いのが分かりますね。
Classic SeriesはSemigross(半ツヤ)仕上げです。
こちらのネックも3TSと同様キラキラしたメイプル材です。
ネックシェイプはVanzandtのレギュラーシェイプ。
薄すぎず厚すぎず、丁度良い感じです。少しだけ丸みを感じます。
ヘッド。
牛骨ナット、スモールロゴ、ストリングガイドは共通です。
3TSに比べると真っ直ぐな木目の指板。
こちらも素晴らしいマダガスカル・ローズウッドです。
クレイドットも共通。
サイドマークも拘りのポイント。
フレットサイドの処理もとても丁寧です。
このClassic Series TLVには、ビンテージワイヤーを実際に使って巻かれた「Fullertone PU Set」が搭載されています。
このFullertone PU SetはリプレイスメントPUとしては販売されておらず、今回のような限定仕様のギターにごく少数搭載されているのみです。
Vanzandtのピックアップのなかで一番ローゲイン、枯れ感はしっかりあるのですが、ジャキジャキした感じが少なく、適度に丸められたような印象です。
そういえばPRSの53/10PUは53年頃のワイヤーをモチーフに作られています。
言われてみると、高域の丸い感じ、倍音の多さ、低域の締り具合・・・もちろん構造が違うので全く違う音なのですが近いものがあります。
コンデンサはJESEN製のRS特注品。
スピーカーのジェンセン社とは関係ありません。
メタルタイプのオイルコンで、音に立体感と艶を与えてくれます。
ジャキジャキっとさせたければビンテージセラコンなんかにしても良いかなと思います。
ポットはRS社特注CTS280kΩ。スムースなテーパーの良質なポットです。
ワイヤーはクロスワイヤー。
通常、Vanzandtはギグバッグが標準でつきますが、Classic Seriesはハードケースが付きます。
モチーフの年代によってツイードケースとブラウントーレックスケースがそれぞれついてきます。
本機は'67スタイルなのでブラウントーレックスのケースがつきます。
G&G社製の高級ケース、単品販売で36,750円です。
中は毛足の長いベロアのような感じです。
赤い!
Vanzandtのプレートが付属します。
音は3TSのほうがアルダーボディでレンジが広くフラット、Blondeのほうがアッシュらしくミッドにピークがあり、巻弦のゴリっとしたところが気持ちよく出ます。
Blondeはチャキッとしたカッティングやブルース向きで、3TSは・・・レッチリ?
いや、どんなジャンルも十分に対応できるでしょう。
いかがでしたでしょうか?
これだけ拘りがしっかり詰まって、ハードケースもついちゃって、268,800円実売は安すぎです。
ガンガン使えるテレをお探しの方に本気でお薦めです。
TはアッシュローズのBlondeが欲しいスペックにドンズバなんだよな〜・・・
とにかく、次回入荷はありませんので、ぜひ手にとってみてくださいね。
明日、明後日は定休日、メールにてお問い合わせをお待ちしております♪
(定休日中のメールの返信は金曜日になります。)
それでは・・・
2012年04月17日
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