こんばんは。
やっと梅雨明け!と思ったらいきなり猛暑日だった昨日。
かと思えば今度は一気に気温が下がって大雨の今日。
亜熱帯気候ですかね、日本は(笑)
さて、PRSから待望の新ピックアップが単体発売されます。
画像をみていただいてお分かりの通り、《59/09 PUセット》と《53/10 PUセット》が発売となります。
(国内入荷は夏の終わりか秋になるかと思います)
59/09は現行Custom24に搭載されているPUで、57/08をベースによりホットでブライトな音質にアレンジされたバージョンです。
最近アップデートされ、四角いボビンにラディアス(指板アール)に合わせたアーチがついた新形状となります。
これまでの59/09PUに比べてクリアで分離感がよくなっているのはこの新形状のボビンのおかげだと思います。
HFS/Vintage Bassに比べるとゲインは控えめ、クリーンから歪みまでのバランスがよくなって、オールラウンドな使い勝手を実現しています。
(公称の抵抗値はTreble:9.3kΩ、Bass:8.4kΩと、これだけみればMcCartyより少し高いくらい)
歪みの感じはHFSが芯から歪む感じなのに対して、59/09は芯がハッキリ残って、そのまわりを歪み成分が取り巻く感じでしょうか。
幅広い使い勝手では59/09が、モダンヘヴィ系の歪みの深さではHFSのほうに分があるかと思います。
5wayロータリー、5wayブレード、3wayトグル全てに対応します。
カバー無しのブラックボビン、ニッケルのみのラインナップ。
価格は未定ですが、おそらく通常のPRSのPUよりやや高い価格となりそうです。
続いて53/10PU。
PRSのピックアップの中では一番新しいPUです。
50年代ブラックガード期のテレキャスターの図太いトーンにインスパイアされて生み出されたワイアーを使用して製作された本PUは、57/08、59/09、53/10ピックアップのなかで一番ウォームなサウンドを持っている。
と説明されています。
確かに他2種と比べて高域が丸くコロコロとした印象があり、低域も控えめでコンパクトな音像な気がします。
甘くて柔らかな透明感のある、独特なトーン。
ジャズなんかでフォーカスが合ったような微妙にずれたような、独特の丸い音が欲しい人にはもってこいな印象です。
抵抗値はTreble:8.98kΩ、Bass:8.42kΩ。
こちらはスカッフド(ヘアライン加工)ニッケルカバー、3way(+タップ)のみ対応です。
まだ国内流通はしていませんが、《Standard PU》もいよいよ国内流通が始まりますので、ようやくCustom24のサウンドバリエーションが少し増えそうです♪
このStandard PUは過去にArtist PUを乗せて印象の良かった方にお薦めです。
5wayスイッチ対応、ゲイン控えめ、歪みの粒子が59/09等に比べてやや細かく、特徴的な瑞々しいミッドのピークを持った、往年のPRS色が強いPUです。
パーツも入荷中です。
長らく欠品中だったトレモロ・アームも入荷しました。
その他取り寄せパーツもお気軽にお問い合わせください。
そういえばこんなものも・・・
こちらに関してはお問い合わせ下さい。
週末の皆さまのご来店、お問い合わせをお待ちしております。
それでは♪
2012年07月20日
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