2012年07月22日

SE Angelusの詳細を詳細に・・・

こんばんは。
今日も涼しい一日でしたね。
明日からは一転、夏日が帰ってくるようです。
今日、一回だけミンミンゼミの鳴き声を聞いた気がしますが、こんな日にわざわざ出てくるのか?もしかして幻聴?謎は深まるばかりです(笑)
Tでございます。

さて、本日は昨日の続き、SE Angelusを細かく見てみましょう。


SE_Angelus_Std_Head.jpg



昨日も書いた通りグレードは2機種(StandardとCustom)。
違いは指板&ブリッジ材とサイド&バック材の違いです。
まずはスペックをおさらい。

【Body】
Shape: 15 1/2" Cutaway
Bracing: PRS X-brace/classical hybrid
Back Wood: 《Standard》Solid Mahogany 《Custom》Solid Rosewood
Side Woods: 《Standard》Mahogany 《Custom》Rosewood
Top Wood: Solid Sitka Spruce
【Neck】
Neck Wood: Mahogany (14フレットで接合)
Neck Shape: Wide
Fretboard and Bridge Wood: 《Standard》Rosewood 《Custom》 Ebony
Inlays: Birds
Truss Rod Cover: Adjustable Truss Rod
【Hardware】
Nut: Bone
Saddle: Bone
Tuners: PRS SE Tuners
【Electronics】
Optional: Electronics PRS Pickup system

ボディシェイプはUSA製と変わらず。
ブレイシングもUSA製と同じデザインです。

SE_Anjelus_Brace2.jpg

こんな感じになっています。
バツの字の太い部分がXブレイシング、ブリッジ周りから出ている部分はClassicalと表記されている部分(ファン・ブレイシング)です。
普通、Xブレイシングの場合は斜めにブレイシングを入れます。
X Bracingはこんな感じ。(出典:Martin Guitars)
⇒こちらから
アコースティックギターは材質と設計、またトップやバックの厚み・ブレイシングの微調整で音がコントロールしやすいので、良い音をクリエイトするには実際に製作する職人の腕と経験に因る比率が高いと言えます。
もちろんエレキギターも同じではありますが、素材と設計にかかる比率が幾分高く感じます。
逆にエレクトロニクスの部分の音作りの幅広さはアコースティックにはほとんどない部分ですね。

話を戻しまして。
USA製との素材の違いは致し方ないとして、では違いはどこだろう?と見てみました。

まずはペグ。

SE_Angelus_CTM_Neckback.jpg

USA製はRobsonのオープンギアタイプなのに対し、SEはエレキと同じロトマチックタイプ。
ヘッドの質量はやや重くなっています。
このペグはそこまで高精度ではないので、チューニングが気になる方は互換性のあるペグにするとかなりよくなります。





次にヘッドの付け根のボリュート。

SE_Angelus_Std_vol.jpg

USA製のネック裏にはボリュートはなく、ツルッとしています。
また、SEはスカーフジョイントになっています。
ヘッド折れを防ぐためにヘッド側に硬いマホガニーを用いているようで、ヘッド側が明らかに色が濃いです。
あ、ヘッド形状も違いますね。USA製はsantanaヘッド、SEはレギュラーヘッド。





次は内部のライニング。

SE_Angelus_Std_Lim.jpg

ブレイシングはUSA製と同様のデザインですが、ライニング(ボディサイドとボディバックを貼り付ける木のパーツ)は違いました。
USA製ははもっと小さく細かい溝が無数に入れられた特別に製作されたライニングを使用しており、おもちゃの蛇のようにクネクネと曲がるものでしたが、SEは標準的なライニングが使われています。
この部分が大きくなれば剛性が上がり、音も硬くなると考えられます。




トラスロッド。
トラスロッドカバーが見える通り、トラスロッドが入っています。

SE_Angelus_Std_Head.jpg

USA製は作年まではトラスロッドが入っておらず、カーボンファイバー製の補強バーが入っています。
今年からはトラスロッドが入りましたので、この部分は同様です。
(ロッド自体はSEとUSAで別の物が使用されています。)

ナットはUSA製と同様のボーンナット、フレットも同じようなサイズです。
(Custom等のPRSエレキの標準よりやや細めで低め。)

弦高は1弦で1.7mm〜2mm程度、6弦で2mm〜2.3mmくらいがデフォルトのようです。
弊店ではご購入時にナット調整をしてお渡ししますので、極端にベタベタでなければ対応可能です。




最後にハードケース。

SE_Angelus_Std_case.jpg

SEと入ったハードケースが付きます。
なかなかピッタリのケースって見つからないので、ハードケース付きは嬉しいですね。

こんなところでしょうか。
Piezo付きは今後国内入荷が始まりますが、しばらくの間はなさそうです。

こんな感じです。
気になる方はぜひお問い合わせ下さい^^
皆さまのお問い合わせ、ご来店をお待ちしております♪
それでは今夜はこれにて・・・
posted by チーフT at 23:55 | 東京 ☔ | Comment(0) | TrackBack(0) | PRS関連talk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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