こんばんは。
Tでございます。
今日は東京は朝から雨降ですね。気温もグッと下がって肌寒いくらいです。
さて、7月20日の記事でもご報告致しましたが、PRSの新PUが3種発売となりました。
まずは新形状になった59/09ピックアップから。
角ばってアーチのかかったボビン。表面は少しザラザラとした質感です。
カラーはブラックボビンにニッケルのポールピースのみ。
直流抵抗値はTreble:9.3kΩ/Bass:8.4kΩ(メーカー公表値,個体差あり)。
入荷したPUを測ったところ、9.34kΩと8.20kΩでした。
これだけ見るとModern Eagleに搭載されていたRPに一番近い数値です。
音はもっとクリアで元気ですね。
ベースプレートはこれまでと変わりません。
3芯のシールド線で5wayロータリースイッチ,5wayブレード,3wayトグル withタップ,Singlecut等、全てのサーキットに対応します。
続いては現行フラッグシップ、Modern Eagle Quatroに搭載されている53/10ピックアップ。
P22には新形状の53/10ピックアップが搭載されていますが、市販化されるのはScuffed(ヘアライン加工)カバーのニッケルのみ。
53/10TMのエングレーブがされています。
裏から。
53/10はマッカーティ等と同様の単芯シールド線+白のタップ線が出ているタイプの出力線。
3wayトグル+タップ(SEにも対応)、Singlecutに対応しますが5wayロータリー、5wayブレードスイッチのPRS機種には対応しません。
直流抵抗値はTreble:8.98kΩ/Bass:8.42kΩ(メーカー公表値,個体差あり)。
入荷した個体は8.92kΩと8.22kΩ。
Trebleは59/09より少し低いですね。
59/09よりやや柔らかめなんですが、ローがすっきりしているせいか歪ませると締まったトーンになります。
1985年にPRS社がスタートした際に搭載されていたPUの復刻版、Standard PU。
いわゆるStandardと呼ばれるピックアップは1991年頃までのCustomやStandardに搭載されていましたが、
87年以前と以後でトーンが異なります。
カラーは以前の楕円形?のブラックボビンにニッケルポールピースのみ。
直流抵抗値はTreble:11.0kΩ/Bass:8.50kΩ(メーカー公表値,個体差あり)。
入荷品の抵抗値は10.8kΩと8.65kΩ。
トーンはブライトでキラっとしたところが強く、クリアです。
ダークなトーンにしたければSweet Switchをonにするんだ!と言うのが当時の設計思想です。
後期StandardPUが搭載されているCustomのTreblePUの画像です。
1弦と2弦のスラグ(マイナスネジの切っていない側のポールピース)の形状が違うのがお分かりになるでしょうか。
この1弦と2弦のスラグはステンレス製で着磁されていないため(現在は磁化しているものがほとんどですが)、4〜6弦のスティール製のスラグよりもトーンが甘くなります。
今回復刻されたStandardは一律にスティール製のスラグですので、85年から87年までのタイプ、いわゆる「T&B」と呼ばれる最初期のタイプになります。
と、いうことでPU背面のシールも1985となっています。
ちなみにT&Bピックアップの名前の由来は、当時のピックアップにはベースプレートにTrebleのTとBassのBが打刻されていることに由来します。
3芯のシールド線で5wayロータリースイッチ,5wayブレード,3wayトグル withタップ,Singlecut等、全てのサーキットに対応します。
価格は59/09PUと53/10PUが定価24,150円(税込,1個)、StandardPUが23,100円(税込,1個)となっております。
初回入荷分に限り、59/09PUと53/10PU ⇒ 21,735円、StandardPU ⇒ 20,790円で、且つセットでご購入頂いた場合は取り付け無料でやらさせて頂きます♪
当店Blogを見た!と一言お願いしますね^^
(初回入荷数に限りがございますのでお早めにどうぞ♪)
今日はここまで。
それでは明日の皆さまのお問い合わせ、ご来店を心よりお待ち申し上げます♪
2012年09月23日
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