台風が通り越したらこれでもか!という良いお天気ですね。
でもやっぱり秋の気配が感じられるようになりましたね。
Tでございます。
さて、本日はメンテナンスのお話でも♪

通常、お店で行うメンテナンスには大きく分けて、3つに分かれます。
●外見的なクリーニング
●セットアップ及び調律
●電装系のクリーニング
はじめの外見的なクリーニングは主に美しさを回復するために行います。
お客さまの要望によってはそのまま使い込んだ風合いを残したり、逆に小さなキズ取りまで行うリペアに近い作業まで行います。
セットアップ及び調律、これが一番大事です。
弾き心地が良くなればプレイヤーさんのテンションが上がり、フレーズは歌うようになるし、調律で音程が綺麗に出るようになればプレイも変わり、出音も変わり、果ては周辺機材、バンド内、ライブ時ので音までもが変わります。
最後のクリーニングは、例えばポットにガリがあるような状態では必須の作業ですが、そうでなければやらなくても直接的には支障のない部分かもしれません。
しかしながら、それでもクリーニングをすると更にもう一段上の音質になりますし、トラブルを未然に防ぐことにも繋がります←これが一番大事なんですが(笑)
さて、今回はどこでもできる電装系のクリーニング♪
必要なものは電装系のクリーニングができるグッズ(写真で写っているのはCustom Audio JapanのCleansableというものです)とティッシュ、綿棒。

まずはプラグ。
これはジャックではありませんよ、プラグです。
こういったものはティッシュ等につけてフキフキします。

汚れが落ちているのがわかりますか?
こんなちょっとの汚れですが、これが音を曇らせたり、場合によってはガリや接点不良に繋がります。
こういった復活剤的なものがない場合は、乾拭きでもOKです。
「イイ音にな〜れ♪」とおまじないをしながら挿す前に拭いてから挿すだけで音が良くなります、ホントに。

ジュルリ。
いや、今日はそういう目的ではありません。
こういったところは綿棒で。

ほとんどの接点不良は実はグラウンド側で起こります。
ジャックはグラウンド(ジャックの内側の壁面ですね)を丁寧にフキフキしてあげてください。
内側を覗いて、ホット側の端子も磨いてあげます。
ャックを外して作業ができればなお良いことは言うまでもありません^^

右側が汚れているのがわかりますか?
結構汚れているものです・・・新品でもとれたりします。
もしも「最近、弦をかえても音が鈍いな〜」と思ったらクリーニングしてみることをおすすめします♪
ちなみに、エフェクターのパッチケーブルとか、普段挿さりっぱなしの部分も結構汚れます。
定期的にクリーニングしてあげましょう。
他にも電源プラグや真空管ソケット、弦アースを取っているブリッジスタッドまで、どこも効果ありです。
クリーニングは接点復活剤等であれば大丈夫です♪(556はダメ!!!揮発しないので後々汚れが付着します。CRC製品でしたら226もしくはエレクトリッククリーナーを使いましょう♪)
クレンザブルの他には上記226やエレクリ、deoxitなどなど。
ポット内部の洗浄等、手の届かない部分以外は直接吹き掛けないようにしましょう。
今日はここまで、また金曜日のご来店、お問い合わせをお待ち申し上げます♪
それでは・・・^^
老眼だなあ…
さっそく、良いことを聴いたとばかりに
綿棒を出してクルリと拭いてみたら真っ黒…
ちなみに接点用のクリーナーは付けていません。
プラグが金メッキであっても接点がこれではあきませんねえ…
機器類の不具合は、メンテ不足がほとんどである。
と、頭でわかっていてもギターには応用できていません。
お恥ずかしい限りです。
いつもコメントありがとうございます^^
私も最近見間違いが・・・視力低下が進んでいる気がします。
早速クリーニングやってみましたか♪
金メッキはそれ自体は腐食しませんが、表面に膜が張ったようになります。
ですから拭き取ると黒いものが取れますね。
メガネと同じで、この膜を取り払うだけでもクリアに、前に出てくるようになります。
出音に関するトラブルは7割がたは接点不良です。
まずは各所接点を疑ってから他の部分に着目ですね♪
プロのレコーディング現場でも、REC前にジャックのクリーニングを行っているという話を、元F社の某氏から伺ったことがあります。
実際に私の持ち込んだ楽器をクリーニングしていただいたところ、確かに音抜けが1段良くなってましたね。
コメントありがとうございます^^
基本的にプロの現場ではテクニシャンやローディーさんの仕事ですね。
だいたいリハーサルの空き時間やスタート前なんかに、ギターはもちろんアンプやエフェクターを含めたプラグ&ジャック、スイッチ類、ケーブルの状況やその他諸々をチェックしたりします。
ローディーさんが付く場合は、ローディーさんの技術力や知識、対応能力でアーティストさんの仕事のしやすさが変わりますね。
ローディーさんには当然楽器に関する責任がかかってくるので、「何も起こるな、何も起こるな」と念じながら現場は進行していきます(笑)
それでも本番に限って想定外の何かが起こる・・・現場って恐ろしいです(笑)
自分もいろいろ経験しました^^;
あ、クリーニングですが、本当に乾拭きしただけでも変化がわかりますので、
おまじないと思ってやってみてくださいね^^
電源ケーブルのプラグなんかも磨くと激変して面白いです♪
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