こんばんは。
花金(死語?)、皆様いかがお過ごしでしょうか。
Tでございます。
さて、本日はワイヤーのお話を。
以前より承っております、5wayロータリースイッチから3wayトグル+Push/Pullタップへの換装、いわゆる3wayコンバージョンキットの組み込みが依然好評で、依頼も非常に多いです。
2010年以前のCustom(及びStandard、CE)は24フレットのモデルにはHFSとVintage Bassが、22フレットのモデルにはDragonII(それ以前のモデルにはDragon I)が標準搭載されていました。
同時期のモデルの特徴として、ひとつのモデルが誕生した際にはその機種に合わせたチューニングを施され、多くはそのモデル名が冠されたPUのが搭載されることが常となっていました。
それはMcCartyであったり、MEであったり、Miraであったり・・・Singlecutは#7が、Singlecut Tremには#6ピックアップが搭載されていました。
そんな原則1機種1ピックアップという流れを打破したピックアップがあります。
それが今後、PRS社のギターに搭載されていくピックアップの新たな源流と呼ばれることになるであろう「57/08 Pickup」です。
このピックアップはGibson社が1957年当時にワイヤーを製造していた機械(この機械もビンテージですね)の独占使用権をPRS社が得て製造される、これまでのPRS社のPUとは趣の異なる特殊なピックアップです。
トーンは名前から連想される通りの、PRS流解釈のPAFと言えるものです。
このピックアップが発表になった年のPRS社で行われるイベント「Experience PRS」では57/08Limitedというモデルが発表されました。
そのモデルの説明の際にP.R.S氏は、「このリミテッドランは、ピックアップにギターがおまけでついてくる、と思ってくれても構わない」とまでいうほどの自信を持って送り出したピックアップです。
(現に後述の59/09ピックアップ、53/10ピックアップが単体で販売されるに至った現在でさえ、この57/08ピックアップだけは単体販売はされていません。)
また、翌年には57/08をホットにアレンジした(と、単に公式では発表されていますが・・・?)59/09ピックアップが、その翌年には1953年のシングルコイル(ブラックガードでぶっといトーンのあのギターです。)をモチーフにした「53/10」ピックアップが登場します。
どれもこれまでのPRSのピックアップとは一線を画す、ビンテージフィーリングをふんだんに感じるトーンになっています。
(それと同時に、これまでのそれぞれのピックアップが絶妙のアレンジで作りこまれているのだな、と改めて感心し、次々に生産完了になっていくのが非常に惜しい!と残念な気持ちにもなるのですが・・・)
現在のラインナップは一部を除いて、パワーがある程度あるほうが良いギターは59/09ピックアップが、更にビンテージフィーリングを持たせたいモデルには57/08ピックアップが、さらに古めのイメージのトーン(うまく説明できません^^;)が似合うモデルは53/10が採用されています。
うーん、前置きが長い(笑)
何が言いたかったかというとこれです。
これはアウトプットのワイヤーです。
ボリュームポットの2番からジャックを繋ぐ、ギター内部の最終ワイヤー。
このワイヤーはPRS社はずっと網線シールドのワイヤーを使っています。
伸ばしてみるとこんなに長い。
これは一連の新PUが採用されてからしばらくしてこのようになりました。
それまでは最短になるように短いものが使われています。
どうしてこうなっているか。
さあみんなでかんがえよー♪ということで、たまにはクイズっぽくしてみましょうか。
なんでこんなに長いワイヤーが使われているのか?
正解(とおもわれるであろう理由)者には粗品を進呈しましょう♪なにかあるかな(笑)
散々書いて本題がやたら短いですが、本日はここまで。
そうそう、新品・Used PRSがたくさん入荷しております!
Webに載ってないものもいろいろと・・・ぜひ遊びにいらしてくださいね^^
また、Lefty Custom24 LimitedやExperience PRS限定モデルも近日入荷予定となっております♪
週末の皆さまのご来店、お問い合わせを心よりお待ち申し上げます。
それでは・・・
2012年10月26日
この記事へのトラックバック
いつもコメントありがとうございます^^
回答ありがとうございます♪
答え合わせ?はしばらくしてからしたいと思います。
皆様の回答お待ちしております♪
鈴木さんが言ってるのと同じような回答ですが最後のラインを長くして、ピックアップに合わせてインピーダンスの値を変更して出音を変えているのでしょう。90年より前のold PRSのギターに向けて販売されていて出音をいじるupdate kitとやらにはちょっとしたパーツと共に編み編みのラインが入っています。使い方はどうあれ、あの編み編みラインはホントに微小なんですが抵抗値が普通のラインより多くありました。おそらくそれが回路全体の静電容量であれ抵抗であれと言うものに関わり結果今回のような素晴らしいトーンが生まれたのではと思います。
コメントありがとうございます^^
回答ありがとうございます♪
update kitを知ってらっしゃるあたりディープですね。
あのキットはパーツの軽量化とアウトプットワイヤーの変更+抵抗の追加が主な内容ですね。
近いものがあるのかもしれません。
答えはもうしばらく先で♪
まだまだ皆さまの回答お待ちしております^^
その1 SC58とMac58でワイヤーの長さを変えるのが面倒だった。
でも、これだと、59/09の説明がつかない。
その2 アッセンブリー担当のおばちゃんが豪快なおばちゃんに変わった。
これは、あるかも(笑)
その3 工場出荷時は今まで通りの長さだが、経年変化で(笑)
その4 良っく見ると、それ程長くない。
その5 え?もういい(笑)
追伸、オーダーするのはV5じゃなくてX5にする。
だから真木君、腕相撲がんばって。
その2の豪快なおばちゃん良いですね^^
これからはケーブル短くて苦労する事無くなって龍野さんも楽ちんw
やべさんさん
うむ、さすがの視点です♪
個人的にはその4が好きです。
秋田県 鈴木さん
豪快なおばちゃん(笑)、短すぎる配線は不安ですよね。
ポットが回ったらちぎれちゃう!みたいなのもたまに見ますね^^;
まだまだご意見?お待ちしております♪
鈴木さん
初めましてですが、記憶違いでなかったら、一度お会いしてます(笑)
豪快なおばちゃんは
「こんな線、長くても短くても変わんないでしょ!!(ジュッ 半田付けの音)そんなことより、旦那の帰りが遅いのよ(ジュッ)浮気してんのよきっと(ジュッ)」
きっとこんな感じです(笑)
T野さん
ちなみにその5は、中に小人さんがいる。
その6は短いヤツは当たり。
今までは、コイルのターン数とか、マグネットの種類とかで各モデルに合わせたPUを作ってたけど、今はPUは同じ種類にして、ワイヤーの長さで調整してるって感じ?
一度お会いしているとなるとあの時しか
有りませんね。ご挨拶もせずに申し訳有りませんでした。
その6は当たりですか^^なんか特典有るのかなぁw
またお会いできる日を楽しみにしております。
答えなんなのかなぁ。。。
豪快な・・・で思い出しましたが、つい先ごろPRSのファクトリーを訪問した際に、メチャメチャノリノリでヒップホップ聞きながらトップのカーブをゴリゴリサンディングしているお兄さんがいました(笑)
ノリノリでガシガシ削って、チェックの時はビシッ!とチェック、またノリノリでガシガシ削る。
もはやパフォーマンスですよ、あれは(笑)
完全に踊ってましたもん、腰から。
それでもしっかり基準に合わせたものが作れるのですから、やっぱり流れる血が為せる業なんだなあ、と思いました^^
お客さま同士の交流ができるお店っていいですよね^^
仲良く楽しく、今後共よろしくお願いいたします♪
おそらくその時です。多分(笑)
初対面のお客同士が挨拶してたら、それはそれで変な光景だと思われますので、ご挨拶しませんでしたのは、普通の行動であったと思われます。
で、当たりだと、キャビティーの中に、ピックが入ってるんです(笑)
T野さんこんばんは。
コメントはどんどん長くなってますが、本題からずんずんずれているような気もしないでもない今日この頃、そろそろ答え合わせしないの?
コメントありがとうございます。
そうですね、そろそろでは答え合わせ?しましょうか^^
明日の記事にしようと思います♪
お楽しみに〜♪
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