暑い夏があっという間に過ぎ去って、お天気の優れない日が続きますね。
例年だと9月に一度ぶり返しの暑さがくるものですが、今年はどうなんでしょう?
皆さまご自愛下さいね。
Tでございます。
さて、タイトルの通り、
《9月7日(月)〜10日(木)》 の4日間、連休とさせて頂きます。
期間内に店内改装、レイアウト変更をする予定です。
ご迷惑をお掛け致しますが、ご理解ご了承のほど、どうぞ宜しくお願い致します。
営業再開後には、出てきた掘り出し物のセールも予定中です。
こちらもお楽しみに♪
さて、日が空いてしまいましたが、メンテナンスやリペアもたくさん承っております。
本日のメンテナンスはコレ↓。

トラスロッドカバーに名前が入れられています。
タイトルでまるわかりですが(笑)、Mark Holcombシグネチャーリミテッドモデルです。
Mark Holcomb(マークホルコム)とは・・・
アメリカの6人組バンド Periphery(ペリフェリー)のギタリスト。
ダウンチューニングや7弦ギターを操る腕利きギタリストが3人もバンド内におり、
重厚でテクニカルなアンサンブルを聞かせてくれるバンドです。
調べてみると、バンドの出身がPRS本社のあるメリーランド州なんですね。

本シグネチャーモデルは2015年1月6日から3月6日のわずか3ヶ月のみ受注した限定生産モデル。
サテン仕上げの大ぶりなキルトメイプルトップが印象的ですね。

他にも随所に拘りのスペックが詰め込まれています。
まじまじ見ていると、レギュラーモデルとの違いが浮かび上がってきます。

まずはブリッジ。ちょっと奥がボケてきちゃってますが^^;
このブリッジ、フィクスドブリッジです。
これまで、Private Stockでも時期によってはパーツがなく、採用できないこともあった、
PRSオリジナルのハードテイルブリッジ・・・コレを待ってた!という方も多いと思います。
現状ではこのシグネイチャーモデルだけですが、今後PSオーダーでも採用できると思います。

ピックアップはこちらもシグネチャーモデル、Seymour Duncan製の「Omega」と「Alpha」。
ブラックのボビンにブラックのポールピース、ダンカンロゴもブラック!
ポールピースは両方のボビンで調整ができます。

ノブも凝っています。
滑りにくいよう、ノブに凹凸が入っています。
細かいニュアンスを手元でコントロールする方には嬉しい配慮ですね。

一枚目の画像でお分かりになったかたもいると思いますが、最終フレットにフクロウのインレイが入っています。
しかも!本機種はスケールが25.5インチなのです。
つまり、ストラトやテレキャスターと同じロングスケールで、PRSレギュラーモデルの25インチより少し長いです。
ロングスケール、24フレット、フィクスドブリッジ仕様、ネック材はロックメイプル、指板材はガボンエボニーを採用と・・・限定にするにはもったいないスペック。
実際鳴らしてみると、セイモア・ダンカン製のピックアップがスッキリとしており、
チューニングを下げても明瞭感を失わず、音程感がしっかりしています。
本機は製作からそれほど経っていないので、コンディションは良好でした。
そこから更にオーナーさんの要望に合わせてリセットアップ。
弦高調整、ナット調整、ネック調整、ピックアップ調整を行い、
生鳴りがタイトになり、メリハリがつくようになりました。
オーナーさんにも喜んで頂き、一安心です。
新品のギターでも、セットアップ次第で更に良くなる可能性を秘めています。
気になる箇所やもっとこうしたい!というご希望がありましたら、お気軽にご相談下さいね^^
明日は雨の心配はなさそうですね。
皆さんのご来店をお待ち申し上げます^^
それではまた明日♪
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