こんばんは。
Tでございます。
14,15日と開催されたサウンドメッセ in 大阪も無事閉幕しました。
ご来場くださった方、ありがとうございました!
昨年より出展社も多く、活況だった様子です。
ギター雑誌等にもレポートが載ると思いますので、そちらも楽しみです^^
さてさて、サウンドメッセ期間中も元気に営業していた東京本店&福岡サンパレス店です。
新入荷品も続々なわけですが、そんななかでも特に目を惹く一本が♪
んー、このフェイド感。
これは意図的には創り出せない、時間の経過や環境や、色々なものが重なってできる、
奇跡の産物ですね。
1994年生まれのCustom24です。
カラーは渡辺香津美さんが愛用しているSignatureと同じ《Royal Blue》。
Vintage Yellow、Scarlet Redと並ぶPRSのヒストリックカラーの1色です。
バックコンターが小さく、エッジが柔らか。
94年と言えば、翌年に工場移転を控えた年です。
まだ手作業の雰囲気が色濃く残る最後くらいの年ですね。
そして探すと案外少なく、見つからない時期でもあります。
こんなところとか。
ノブの下の落し込みが非常に滑らかで、最低限の削りこみで処理されています。
アーチがふっくらしているのも分かりますね。
もちろん5wayロータリー仕様。(フルオリジナル)
ピックアップはHFS / Vintage Bass搭載。
この時期のHFSは後年のモデルと名前は同じですが、サウンドが少し違います。
出力はかわりませんが、ナチュラルでブーミーすぎず、強く弾いた際に割れる感じもありません。
UVERworldの克哉氏は、この時期のHFSを探してCu22に搭載しています。
ヘッドロゴはデカールロゴ。
翌年の95年から、ブラスのシールロゴに変更になります。
ウイングペグはやっぱりカッコイイですね♪
いわゆる「PRS Original Locking Tuner」です。
Shaller M6がベースになっており、3弦と4弦のペグ止めネジが1本になっているのが特徴です。
うっすら「10」の刻印も角の部分に見えますね。
エレガントで美しい《ホワイトマザーオブパール製バードインレイ》。
公式には92年製に採用された、とされています。
徐々にアバロン製に戻って行きますが、この辺りまでは見ることができます。
このWMOPバードインレイが、Tが一番好きなインレイだったりします(笑)
ボディバックもネックも程よく青が抜け、マホガニーの木目が見えます。
しっかり詰まった良い材が使われています。
この時期のPRSはアーチの盛り上がりが大きく、グラマラスな印象です。
光の当たり具合を変えたり、見る方向を変えたり、ずっと飽きずに見ていられます。
21年の歳月が育てたギター。
傷はそれなりにありますが、フレットは8割程度残っていますので、まだまだこのまま弾き込んで頂けます。
お問い合わせ、お待ちしております^^
それではまた明日・・・
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私も94年のグラマラスなトップのアーチの盛り上がり方が大好きです。
94年製は3本持ってたくらいですからね(^^;
Custom24や22の94年製は中々出て来ないですよね。
生産本数が少なかったのでしょうか?
コメントありがとうございます^^
この時期の、「グイッ」と中心が盛り上がった感じはたまりません♪
takさんのあのギターなんてよだれモノです^^
そうなんですよね、この時期のPRSは全体的に数が少なく感じます。
Customに加えてMcCarty、CEシリーズやEGシリーズも生産していたので、数はあってもバラけていてそう感じるのかもしれませんね。
あと、時期的に日本に入ってくる量が少なかったのかもしれません^^
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