2015年12月11日

12/9 PRS特別商談会 腕によりを掛けて選定してきました! 【PS Singlecut Archtop & PS Paul's Graphite Guitar】

こんにちは。
Tでございます。

今日は朝から猛烈な雨!と思ったら、突如カラッと晴れて暖かい風が吹いてぽかぽか陽気という、
なんともおかしなお天気ですね。

さて、1日空いてしまいましたが、9日の選定会の結果報告です♪


20151209_PRS_Select.jpg

数百本のPRSが一堂に会するさまは、いつみても壮観です。


今回も東京&福岡、腕によりを掛けてセレクトしてきました^^
納得のセレクトができたと思います。

東京2本、福岡2本の計4本、それではご紹介です^^
※会場で撮影した画像ですので、実物や今後掲載される画像とは若干色味が違う場合がございます。
ご了承くださいm(__)m



PS5995_Archtop_Maki.jpg

《PRS Private Stock New Singlecut Archtop》
世界で3本だけ先行製作され、日本にはコレ1本だけの入荷です。

これまでにも 《PS Singlecut Jumbo(SC-J)》や、SC-Jを元にボディ厚を薄くしたモデル《SC-J Thinline》を発表してきましたが、今回のPS Singlecut Archtopはデザイン、機構、全てを新たにデザインし直し、
まったくの別モデルとなっています。








PS5995_Archtop_Top.jpg

ボディトップにはPSグレードのシトカスプルースが標準採用されます。
本機はその中でも非常に珍しい、大振りなベアクロウが出たスプルースを採用。
先行製作品らしいスペシャルな仕様です。

ブリッジはPRSオリジナルのアルミニウムブロンズ製ブリッジ+ブラスサドル、
テイルピースはエボニー製です。








PS5995_Archtop_depth.jpg

ボディの厚みはSC-JとSC-J Thinlineのちょうど中間くらい。
センター材はソリッドマホガニーを贅沢に繰り抜いて使用しています。

PRSのHollowbody系のギターは、ブリッジ下部とボディ外周のみでボディトップとバックが繋がっている設計になっていますが、本モデルはボディ外周のみで繋がっており、ブリッジ下部は中空となっています。









PS5995_Archtop_back.jpg

ボディバックはPSグレードのカーリーメイプル。
滑らかなアーチが美しいですね。
エッジが「ピン!」と立っているのも雰囲気良しです。

なんとも美しい色あいです。
カラーはトップがToned top with Smoked Burst、バックとネックは Faded Red Tiger。
メイプルの黄色と、赤くも赤紫にも見えるフレイムのコントラストが素敵です。
ラッカー塗装です。








PS5995_Archtop_neck.jpg

ネックもバックと同色の美しいカーリーメイプル。
昨今、ネック用のPSグレードのカーリーメイプルの入手が大変なようです。









PS5995_Archtop_FB.jpg

指板は真っ黒なエボニー。

ホワイトマザーオブパールとパウアハートアバロンのバードインレイに、
グリーンリップルアバロンとパウアアバロンの"Vine"インレイ。
PSグレードのシェルは凄いですね。ギラギラです。

現地では内部の構造は撮れませんでしたが、トップ板、バック板ともに新しい設計のブレイシングが設けられています。

価格は1,628,000円(税込)です。
モデル最初期の製作品、ベアクロウスプルースをはじめとする極上の素材、
スペシャルカラーと、このスペックでこの価格はお買い得です。





スペシャルイントロダクションムーピーもアップされています。
PRSの力の入れ方が伺えますね。









本ギターのオフィシャルHPギャラリーページはこちらです。合わせてご覧ください。
⇒ ボトムズアップギターズオフィシャルHPギャラリーページへ











続きまして、こちら。

PS5561_PaulsGutar_Graphite_Top.jpg

《Private Stock Paul's Graphite Guitar》

青とも紫とも、なんとも言えない絶妙なカラーリングが変化する美しいカーリーメイプルトップ。
カラーは「Northern Lights Smoked Burst」。
オーロラの色をモチーフにしたカラーです。
幽玄の美。日本人の琴線に触れるカラーリングです。
Paul Miles氏のカラーセンスの鋭さが伺える出来栄えです。

一見すると、強烈な杢目、スペシャルカラーが印象的なプライベートストックのPaul's Guitarですが、
ヘッドに目を向けてみると・・・








PS5561_PaulsGutar_Graphite_head.jpg

この画像を見て、「んん?」となった方は鋭いですね。
何かが違います。







そう、トラスロッドカバーがない!
厳密に言えば、このギターにはアジャスタブルなトラスロッドが入っていません。

2012年までのPRSアコースティックにはアジャスタブルなトラスロッドは入っておらず、
特別に設計されたグラファイトのトラスロッドが入っていました。
このロッドはアジャストの必要がなく、いつでも変わらないコンディションをキープしてくれます。

今回のPaul's Graphite Guitarは、その際に培った技術を進化させたグラファイト製のトラスロッドが入っています。

グラファイトのトラスロッドは、従来の鉄製のトラスロッドに比べて軽く、音響特性にも優れていると言われています。
しかし、非常に高コストで、用いられることはあまりないのが現状です。

Private Stockだからこそ成し得た特別な仕様といえるでしょう。









PS5561_PaulsGutar_Graphite_FB.jpg

指板にはよく詰まったアフリカン・ブラックウッド。
黒すぎず縞がはっきりしており、いい雰囲気です。

インレイはマザーオブパールとパウアアバロンからなるブラシストロークバードインレイ。
指板サイドの細身なパーフリングも素敵です。








PS5561_PaulsGutar_Graphite_back.jpg

後ろから。
トップと合わせてカラーリングされたカーリーメイプルのバックプレートが素敵。
ライトウェイトなアフリカンマホガニーに、ダークペルビアンマホガニーのネックです。

ペルビアンマホガニーは硬くしっかりした材で、マホガニーの暖かみとカラッとしたレスポンスの良さを存分に楽しめる素晴らしい材です。
グラファイトのロッドが入ったことで、より木そのもののトーンが楽しめるギターとなっています。

こちらは税込1,580,000円。
上のアーチトップと同じく、コレクションとしても抜群のバリューだと思いますし、
弾いても最上のギターですので、バリバリ弾かれる方にもぜひ注目して頂きたいと思います。
本気のPS、持ってみませんか♪

本ギターのオフィシャルHPギャラリーページはこちらです。合わせてご覧ください。
⇒ ボトムズアップギターズオフィシャルHPギャラリーページへ



どちらも一本限り、次回の入荷はありません。
是非お問い合わせくださいませm(__)m







ちなみに福岡サンパレス店のほうは、下の2本が行きますよ。
九州の皆さま、楽しみにお待ち下さいね^^

5815LTD_BGWB_Maki.jpg


福岡サンパレス店の店長真木が持ちますのは、《58/15 Limited》
世界限定150本、日本には各色(3色展開)10本の計30本入荷です。









5815LTD_BGWB_Top.jpg

ワンピーストップをセレクト!
もともと少ないですが、きれいなワンピースのアーティストグレードトップはなかなか見かけることがなくなりましたね。。。
これはばりっと出ていて良いです^^





58/15ピックアップに加え、リニューアルされたトレモロブリッジ「GEN III PRS Patented Tremolo Bridge」を搭載。

PRS_GEN3_Patented_Tremolo.jpg

ざっくり言うと、ブリッジの取り付け穴、ネジの形状が変更され、また、ブリッジサドルのイモネジが収まる溝がブリッジプレートに付けられました。
これにより、チューニングの安定性が向上し、サスティンの伸びも良くなったとのことです。







もう一本はこれまたレアスペックなこちら。

408MT_CC_Roseneck_all.jpg

福岡サンパレス店の店長真木が持ちますのは(くどい)《408MT Trem 10Top Roseneck》








408MT_CC_Roseneck_Top.jpg

良いトップでしょ?
ワンオフのカスタムカラー。
いい雰囲気です。








408MT_CC_Roseneck_Neck.jpg

でもってローズネック。
408のローズネックは見つからないでしょう♪
まっすぐでよい材です。

クリアでシャープな408ピックアップシステムと、中域に艶やかさとパンチを持ったローズネックの組み合わせはベストマッチだと思います。
繊細で細やかな音作りができるギターですね。


今週末には東京、福岡ともに店頭でご覧頂けると思います!
気になる方は是非実物を見て、触って見て下さいね♪


そうそう、本日の福岡サンパレス店は、

『FAT 金曜夜市 〜Friday Night Market〜 at BUG 福岡サンパレス店』

が始まっています!
お近くの人は是非、お立ち寄りくださいね^^



それではまた次回に・・・

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posted by チーフT at 17:44 | 東京 ☀ | Comment(2) | TrackBack(0) | PRS関連talk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご無沙汰してます。T様 各位

Youtubeでarchtopの映像を見て、これは・・・と脊髄反射してしまいました・・・今までに無い音ですね、それに見た目も。流石にホイっと購入できる価格では無いですが(苦笑

いずれにせよ、今後どの程度の本数が入荷されるかわかりませんが、もう少し派手さを抑えたものが入荷されたら是非試走してみたいです。追加情報楽しみにしてます。
Posted by M-Taro at 2015年12月12日 02:14
M-Taroさま

コメントありがとうございます^^

トロトロっと柔らかく伸び、しなやかかつ芯のあるサウンドは、これまでのPRSのホロウ系のギターとは違うサウンドですね。

PSですので、今後も製作本数は極少数にとどまるかと思いますが、
チャンスがあれば、ご来店の際に是非触ってみてください^^

今後とも、どうぞよろしくお願い申し上げます♪

[Tでございました]
Posted by BUGより(返) at 2015年12月12日 14:16
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