2016年08月06日

新規の修理業務受付、委託販売業務受付、当社製品に関係のないご質問対応を一時休止させて頂きます。


いつもお世話になっております。

現在シーズン的に夏フェス出演組のアーティスト機材のメンテナンスおよびセットアップ、既存顧客の改造依頼等で忙しくさせて頂いております。
東京・田園調布本店には、お陰様で全国津々浦々からご信頼をお寄せ頂き、多数の修理・メンテナンスご依頼を頂いており、それは本当にありがたいことだと思っております。
ここにご利用の皆様にあらためて厚く御礼申し上げます。

さて、昨日、『10月にひと月お店を休業させて頂きますので、もってけ泥棒!大放出大会 開催します』のお知らせ を、投稿させて頂きまして、多くの反響を頂いております。

「社員想い!」というお声もありましたし、「憩いの場が1ヶ月もCLOSEするのは淋しい!」というお声も頂きました。

あのような決断・行動をしますと、また、それを文字にして公開しますと、誤解を頂きましたり、邪推を頂きまして、ひょっとしたらネガティブな反応もあろうか?と、覚悟もございます。
言葉足らず、文字足らず、あろうかと思います。
思慮した結果でも、うまく伝わらないことがあるのが人の世です。
もしそのようなことがありましたら、直接私に話しかけてお聞き頂ければと思います。当社に起こるすべての出来事に、真正面から向き合って、これからも末永くお付き合いさせて頂きたいと考えております。


さて、本題ですが、
冒頭申し上げたシーズンであること、そしてそれらは店舗業務、通販業務、メール・お電話対応、経理事務、そういう日々の当たり前の仕事と同時に、真剣に油断なく作業せねばならない業務です。
従いまして、休業前の在庫一掃もございますし、受注分のリペア・メンテナンス業務もございますので、一時的に新規の修理ご依頼(含むメンテナンス、モディファイ、セットアップ)、並びに、委託販売商品の受付を休止させて頂きたいと存じます。

同時に、当社製品と関係のないご質問メール、査定関連、真贋判断、音作り相談、自己流で改造して戻せなくなった物の相談、等々のメール問い合わせに関しましても申し訳ございませんが、休止させて頂きたく存じます。
本当は全てお答えしたいのですが、事情をご理解頂けますと大変ありがたく存じます。


お客様には誠にご不便をおかけして申し訳ございませんが、
2016年11月11日以降、メンテや委託を再開させて頂きたいと存じます。

※なお、常連様の急ぎの修理ご相談、アーティスト機材等はこれに限りません。まずはお電話、メールフォームにてお気軽にご相談ください。


ご情報までに、当社のメンテナンス・セットアップは、¥6,000-(税別)のBASICメンテナンス(TOTALセットアップ)が一番人気のメニューです。

また、委託販売手数料は、
ギター/ベース = 15%(本体代金に対して)
アンプ = 20%(同上)
エフェクター = ほぼお引き受けしておりません。
※販売価格10万円以下の商品は買取のみ行っております。

このようになっておりますので、また11月以降お気軽にご相談頂ければ幸いです。

今後とも宜しくお願い申し上げます。

Bottom's Up Guitars東京本店 社員一同
posted by 東京本店 at 14:03 | 東京 ☀ | Comment(0) | TrackBack(0) | リペア/ユーザーズボイス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月31日

Villex Boosterを搭載♪ 《David Thomas McNaught DS(G4) Quilt》

こんばんは。
Tでございます。

今日の東京地方は強烈なゲリラ豪雨がありましたね。
ラジオでも言っていましたが、「ゲリラ豪雨」って呼び名、なんだか好きになれないTです。
にわか雨、驟雨、夕立・・・和名のほうが素敵な呼び名じゃないですか?
こういうことを感じるのは老けてきた証拠でしょうか(笑)


さて、今回はまたモディファイ♪
ギターさんはこの方。

DTM_G4Trad_Villex_before.jpg

弊店から購入して頂いたスペシャルモデル!
《David Thomas McNaught Special One-Off Stratocaster Type Quilt -Melon Rhine-》

強烈なキルトトップ、素晴らしいウェンジのネック。
詳しいスペックは弊店HPギャラリーページ(⇒ こちらから♪)を参照して頂くとして、今回のご相談は、
「リード時にもう少し太さが欲しい!」というものでした。

今回はオーナーさんがきっちり調べてからご相談頂きまして、「Villex Stratocaster Jack Replacement Mid Booster」を搭載することになりました。










DTM_G4Trad_Villex_hontai.jpg


コレです。
(写真が指紋できれいじゃなくてごめんなさい。。)
ストラトの舟型ジャックにミニスイッチが付いており、裏側にはブラックボックスが。
通常の深さとサイズのキャビティが空いていれば、ほとんどのケースで加工無しで取付できます。
(場合によっては深さが足りなかったり、止めネジのピッチが違う場合があります)

取り付けは簡単。
アウトプットのホット線とコールド線を、ブースター部分にある端子にネジで止めるだけ。
最初のジャックからハンダを外す作業はありますが、取り付け時はハンダいらずの簡単作業です。








DTM_G4Trad_Villex_before_up.jpg


これが、
こんな感じに。


DTM_G4Trad_Villex_up.jpg

キャビティのサイズも、ネジピッチも問題なくピッタリ。
無加工で取り付きました♪









DTM_G4Trad_Villex.jpg

サウンドもバッチリ!
音像はくっきりしていて変な帯域が飛び出すこともなく、そのまま音が一歩前に出てくる感じです。

通常、ブースターは何かしらの特徴を持たせていることが多く、ギターとの相性によっては使いづらいサウンドになってしまうことも多いのですが、このブースターは本当にナチュラル。
カリカリもボコボコもせず、ぱきっと欲しいところが前に出てきます。

どうやら近年アップデートされ、以前の同モデルよりもブースト量がアップしているようですね。
アクティブブースターほど強烈なレベルの持ち上げはありませんが、十分効果的なレベルです。

それにしても不思議ですね。
パッシブでどうやってブーストするのか・・・(笑)
ブラックボックスバラしたい病がウズウズ。

ストラトをシングルコイルのままでもう一押し!という時にはぜひこれを♪


明日から8月ですか・・・早すぎる!
だれか時間止められる方はいませんか(笑)

それではまた明日!
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2016年07月18日

貴重な最初期の1997年製 PRS Swamp Ash Specialのリペア♪

こんばんは。
Tでございます。

あっという間に3連休もおしまいですね。
みなさま充実したお休みになりましたでしょうか。

さて、日々たくさんのギターのリペア、メンテナンス、セットアップをしているわけですが、
先日、貴重なギターのリペアを承りましたのでご紹介♪



PRS_1997_SAS_TOP.jpg

んんーかっこいい。
メイプルトップではないPRSも雰囲気があって良い!
アッシュのゴリゴリした木目とか、マホガニーの中心で渦を巻いた綺麗な板目とか。
たまらないですね^^

ブリッジサドルがKTSのPR-14に交換されていますね。
PRSのブリッジにも対応しているチタンサドルです。








PRS_1997_SAS_Joint.jpg

本機は製作初年度である1997年製 Swamp Ash Special。
しかも、最初期の200本だけに見られる「CEシリアル」の個体です。

しっかり弾きこまれた個体らしくスクラッチはありますが、
年代を考えると非常にきれいです。









PRS_1997_SAS_PU.jpg

この時期のPUの特徴である、角の丸いピックアップカバー。
初期モノのSASにはMcCartyピックアップが搭載されています。
このカバーを見ただけでヨダレが・・・

明るく太く、カラッとしていてヌケの良いサウンドが初期のMcCartyピックアップの特徴です。








PRS_1997_SAS_neck2.jpg

ネック。
写真だとぺったりしているように見えますが、ワイドでギラギラした素晴らしい杢。
ちゃんと硬い良い材で、これだけ太い杢のメイプルネックはなかなか見られないですね。









PRS_1997_SAS_neck.jpg

反対側から。
柾目の良いネックですね。
鳴りもガランガランと響いていてGoodでした。









PRS_1997_SAS_FB.jpg

指板も美しいカーリーメイプル。
アバロンのドットインレイも良い雰囲気です。









PRS_1997_SAS_POT.jpg

前期モデルである3wayトグルスイッチ仕様のSwamp Ash Specialは、
センターピックアップは単体で動作しません。

トーンポットを引っ張り上げるとセンターピックアップがミックスされ、
シングルコイルのようなジャキジャキしたサウンドになります。

よっちゃんこと野村義男氏が好んで使われているのも、
このサウンドバリエーションを好まれているのでしょう。


今回のリペア内容は回路の修正でした。
音が出なくなってしまったとのことで、サーキットの点検&修理。
きっちり直してお渡ししました。

もうすぐ20年になろうという個体ですが、その他の箇所のコンディションはバッチリ。
どの年代のどの個体を触っても感じられるPRSの品質の高さは本当に感心します。


普段使い慣れていると、少しずつ変化していくコンディションに人のほうが慣れてしまって、
バランスを崩していることに気づかないケースも良くあります。
なんともないと思っているギターでも、しばらくメンテされていないのであれば一度点検してみてはいかがでしょうか。

いろいろなギターを見られると、Tが喜びますよ(笑)

それではまた明日。
皆さまのご来店、お問い合わせをお待ちしております^^
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2016年04月05日

PRS Modern Eagle (ME1) Bare Knuckle MULE & VHII ピックアップ交換 / ME2 Red Tigerと弾き比べ


こんばんは!
昨日に引き続き、Bare Knuckle(ベアナックル)ピックアップ換装の様子をご紹介。

光源の違いによりTOPカラーの変化の様子がお楽しみ頂ける写真を撮りました(^^)

PRS Modern Eagle (ME1) Bare Knuckle MULE & VHII ピックアップ交換

今回は、
Front = The MULE Alnico4 4芯
Rear = VHII Alnico5 4芯
を、Pusu-Pull Potでコイルタップ出来るようにセットアップしました。

ピックアップはModern Eagle Lookにするために、
わざわざ別注したBrushed Nickel Cover with Gold Polepiece Setとなっています。

ブリッジの素材も「Anodized Gold」というストップテールピースと、このモデルからスタートした「Brass Studs」になっています。(ブラスのブリッジスタッド)

PRS Modern Eagle (ME1) Bare Knuckle MULE & VHII ピックアップ交換

カラーは、このファーストモデルのModern Eagle(Brazilian Rosewood Neck & Fingerboard)の頃にラインナップされていた「SLATE(スレート)」というカラーです。

やはりこの杢目!!
堪りませんね・・・

もう5年前の更新ではありますが、以下の当社SOLDリストページにもいくつかモダンイーグルのこのカラーが見受けられます。

http://www.buguitars.com/prs/me/soldlist.html

SLATEは青灰色と申しますか、緑と青と薄い黒を混ぜたような風合いで、個人的にも非常にCoolだと思うカラーです。
褪色すると、Abaloneとの見分けがつき難いことがありますが、貫禄が出て良いですね。

↓このModern Eagle SLATEは、ラッカー塗装の着色&フィニッシュ技法の癖から(特にFaded Blue Jeanが)色落ちすることが話題となった後の最終生産時期の個体で非常に青青したスレートフィニッシュになっているのがわかります。
http://www.buguitars.com/csgtr/08ME_SLT/index.html


PRS Modern Eagle (ME1) Bare Knuckle MULE & VHII ピックアップ交換

さて、今回。
ちょうどお得意様からModern Eagle IIのレッドタイガーfinishがメンテに来ていましたので、Before - After弾き比べを行いました。

モダンイーグル1 = PU交換によりレンジが広がり、やはりハカランダネックの持つ音響特性が、タイトさの中にシルキーさを併せ持つ独特のToneを響かせます。
立ち上がりが早く、サスティーンも長い、それでいてトップエンドが尖っていなくて心地良い。
そういうギターです。

モダンイーグル2 = こちらは逆にMEII PUからMEI PU(RP Treble / Bass)に換装してあり、独特の濃密なハイミッドが醸し出されつつもその下地にはこのBlack Rosewood Neckのゴツンとした太さがあって、非常にクリアでパワフルに聞こえます。(実際音量も大きいです)
ハカランダのそれと比べるとトップエンドがより伸びますので、少しEQの調整が必要なシーンもあるでしょう。
ガッツのあるRock Bandやテクニカル志向のプレイヤーの許でも十分に活躍するギターです。

PRS Modern Eagle (ME1) Bare Knuckle MULE & VHII ピックアップ交換

今回は、PRS Modern Eagleのピックアップ交換のご紹介でした。

ちなみに料金は、
PU交換 F/R セット料金 1,080円OFF = 4,320円(税込)
弦 エリクサー 10-46 レギュラーチューニング セットアップ = サービス
と、いうことで4,320円のみでした。

なお、蛇足ではありますが、他店購入品やお持込パーツの場合、保証対象外になる場合や、料金を調整させて頂くことがございますので、予めご了承ください。


明日は水曜定休。
残務を終わらせて今日は日付が変わらないうちに帰宅したいと思います!

なお、私は明日から土曜日まで出張で不在ですので、不在中は東京店スタッフからのメール返信となります。
どうぞ宜しくお願い致します。

代表 重浦でした!
それでは、また。
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2016年04月04日

Gibson USA Custom Shop Historic Select 2016モデル 1959 Les Paul Reissue Green Lemon → Bare Knuckle ピックアップ交換


こんばんは!
ヒスコレ 〜 トゥルーヒストリック 〜 ヒストリックセレクトと弾き比べながら調整を致しました。
その内容をご紹介。

Gibson True Historic (Historic Select) Pickup 交換 東京店でGibson ヒストリックセレクト 2016年モデルのピックアップ交換を承りました。

ご依頼の品は2016 Gibson USA Custom Shop Historic Select (※1)
1959 Les Paul Standard Reissue -Green Lemon-

オリジナルのCustom Bucker Pickupから、Bare Knuckle (英国ベアナックル) の
「VHII」と「Black Dog」に換装し、
Tone PotをMontreuxが販売するBournsのPush-Pull Potにし、
コイルタップ可能にモディファイしました。

Gibson True Historic (Historic Select) Pickup 交換 東京店でGibson ヒストリックセレクト 2016年モデルのピックアップ交換を承りました。

フロントがVHII (Alnico5 4芯)
リアがBlack Dog (Alnico5 4芯)です。
しかもダブルホワイツ!!

なんとも絶好調(??)の虎杢がもうこれでもかと迫ってきます。

Gibson True Historic (Historic Select) Pickup 交換 東京店でGibson ヒストリックセレクト 2016年モデルのピックアップ交換を承りました。
写真はT氏

弦はエリクサー10-46指定
チューニングはレギュラー
アンプで鳴らしながらピックアップの高さ、ポールピースの高さを繰り返し微調整し
最後に「ここだな!」というセッティングに落ち着くとギターが暖機運転の終わったバイクのように気持ち良くアイドリングを打ちます。

私は生鳴りとピックアップと両方を耳で聞きながらセットアップします。

そのためにはブリッジ調整やトラスロッド調整を、その個体個体に合わせて適切に調整する必要があります。

今回もほんの少しロッドを緩め、弦高もほんのわずかに上げてあります。

弦の振幅とネックの鳴り方は非常に重要なファクターとなります。

私の経験上全国のリペアショップでもここまで綿密に耳で聞きながらセッティングを行うリペアマンはあまりいないと思います。
ちょっとした私の拘りです。

余談ですが、動きやすいネックは (温度変化でやや反るネックは) 30分以上弾いて温まった状態とその後の冷めた状態とをチェックしながら調整をしますので、リペア・メンテナンスをお任せ頂くとかなりBefore - Afterの違いに気付いて頂けるはずです。


今回、ついにシリアルでは見分けがつかなくなった'16モデルのヒストリックセレクトが来たので、ストックルームからレスポールをあれこれ引っぱり出して来て、同じ製法やパーツで作られているTrue Historic 1959 LP STDや、ヒスコレ最高峰とされた'14 SPECのHC 1958 LP STDとも弾き比べつつ作業をしました。

Gibson True Historic (Historic Select) Pickup 交換 東京店でGibson ヒストリックセレクト 2016年モデルのピックアップ交換を承りました。

こちらは、「2014 Gibson USA Custom Shop Historic Collection 1958 Les Paul Standard Reissue -BOTB (※2) Page75 Burst」

2013SPECから最終進化 (※3) し、
現在2016年の再編で「Standard Historic」として復活した“ヒスコレ”の最上位仕様です。
チューブレストラスロッド、ニカワ接着のネック、指板、ロングスタッドにカスタムバッカー、などなどクリアでフリーな鳴り方をします。
具体的には、キンキンすることなく、立ち上がりが良い、明るい倍音のトーンです。
腰もしっかりありLightではなくBrilliantという形容詞が正しいかと思います。



Gibson True Historic (Historic Select) Pickup 交換 東京店でGibson ヒストリックセレクト 2016年モデルのピックアップ交換を承りました。

こちらは初年度シリアルの「True Historic 1959 Les Paul Standard Reissue -Vintage Gloss/Vintage Cherry Sunburst-」です。

初めて出荷されてきて、弾いたときはその違いに驚いたものです。

そのリファイン、リボーンの全容はこちらのデジマートマガジンにある『週刊ギブソン Weekly Gibson〜第49回
ヒスコレに代わる新シリーズ「True Historic」とは!?
』をご覧ください。

弾き心地も触り心地もそれまでのそれとは大きく異なっていました。
特にノブなんて誰でもすぐその触感の違いがわかるはずです。

鳴りもTONEもぜんぜん違いますね。(それまでのLes Paulに比べて)

個人的には、この初年度シリアルのTrue Historicがバリュー的にも一番押さえておきたいモデルですね。
欲を言えば、'56 LP GTのAgedが作られてれば欲しいのですが・・・



Gibson True Historic (Historic Select) Pickup 交換 東京店でGibson ヒストリックセレクト 2016年モデルのピックアップ交換を承りました。

最後に番外編で、、、この週末〜月曜日、店でご覧になった皆さん全員から「これはカッコイイ!」とお褒めの言葉を頂いたマル秘Les Paulタイプギターです。
詳細はまたいずれご案内できる時まで秘密ですが、
国内の職人に作ってもらったギターで、私が長く保存していたハカランダ(Brazilian Rosewood)を指板に、ボディトップとヘッドフェイスにはHawaian Curly KOAを。ボディバックとネックにはWhite Limba(コリーナ)を。回路は私とT氏の合作。ピックアップはTom Andersonを採用しています。
(ちょっとPUは試行錯誤中なので今後Bognerなどに載せ替えることが予想されます)

こちらはリハーサルやライブでの使用を想定し、チャンバーボディ(ウェイトリリーフ)してありますので、明るく歯切れの良いトーンでかつ滑らか・ジューシーな音色が持ち味です。


如何でしたでしょうか。

酒の肴に好適でしたでしょうか。(笑)

ちなみにこのお客様からはPRS Modern Eagle Iのピックアップ交換も同時にご用命頂きましたので、近日そちらもご紹介予定です。

乞うご期待!
それでは、また。

代表 重浦がお届け致しました。

(※1) Historic Select(ヒストリックセレクト)とは、True Historicの仕様をベースにディーラー別注モデルが作られるラインで、2015年のシリアルでは頭にHSがスタンプされていました。
今年2016年からはそのHSスタンプが廃止され、実質キャビティ内のシールとトグルスイッチのメタル蓋以外では見分けがつかなくなりました。

(※2) BOTB=The Beauty Of The Burstという日本のレスポールフリークのバイブル的書籍。

(※3) 2013年のヒストリックコレクションの仕様変更は2012年までのものとは大きく異なりました。2013年よりトラスロッドの外側に被っていたチューブが排されたり、ネック接着がボンドから昔ながらのニカワに変わったり、塗装技法が変わったりしました。詳細は一部割愛しますが、2013年モデルと2014年モデルでは、それらUPDATEされた部分から、プラス2014年モデルだけ指板面の接着にもニカワが採用され、よりレスポンシブな響きに変わりました。

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