2019年08月15日

【永久保存版?】お盆の特別読み物「その3」90年代 PRS リミテッドモデル 総ざらい!/ 個人的ハイライト(笑) の最高峰達の共演♪ / ☆特別付録あり。


こんばんは。
ボトムズアップギターズ代表の重浦、そして東京本店チーフマネージャーTこと龍野でございます。

終戦記念日の今日、正午に黙祷を捧げた方もいらっしゃることでしょう。

台風10号の影響や(無いと祈っていますが)被害が大きくないと良いですね・・・




さて今回は、


『90年代のリミテッドモデル 総ざらい!』


です♪




まずは前置きとして・・・


PRS社は90年代に入ると、レギュラーモデル、リミテッドモデル、そしてDragonシリーズと、一挙にモデルを増やしていきます。


この時期にPRS社は2つの生産ラインが存在します。

・通常品のライン
・限定品や特別モデル、試作品やアーティスト向けのギターを製作する「PRS Custom Shop」


今回は主にCustom Shop 製品を紹介します^^

PRS Custom Shopの製品はいずれも最高級の素材を用いて製作され、
ルックス、プレイアビリティ、サウンドの全てに於いて最高峰のギターとなっています。

Custom Shopチームは1996年に再編成され、
完全オーダーメイドの一品物「プライベートストック」を製作するPrivate Stockチームとなります。

また、Artist Seriesの仕様を落とし込んだパッケージが『Artist Package』となり、現在でも続いています。




一応ご注意・・・
この頃のPRSはまだ仕様ががっちり固まっていたわけではなく、顧客のリクエストでワンオフ的な仕様があったりもします。
例外的な個体もあるのでご了承ください^^




それでは、行ってみましょう!!(濃さ300%です(笑)!)




Signature Limited Edition

PRS_SignatureLimitedEdition_BP.jpg



【特徴】
・1000本製作で終了したSignature Seriesの後に続く、初のT-O-M搭載限定生産スペシャルモデル
・トータル300本限定製作
・トップ材はレッドウッド、シダー、メイプルの3種。※メイプルは数が少ない
セミホロウボディ(※ボディバックキャップ)
Tune-O-Maticブリッジ(オプションでPRS トレモロもあり)
ハカランダ(Brazilian Rosewood)指板
・ヘッドにはPRS氏手書きシグネチャーロゴ
Vintage Treble & Vintage Bass PUセット with 5way Rotary PU Selector


【コメント】
Signatureモデルをベースに、セミホロウボディ、チューンオーマチックブリッジ、レッドウッドやシダーのアコースティカルなトップ材・・・と実験的な要素が多く含まれた意欲的なモデル。
PRS氏曰く「このモデルは実験的な要素をいくつも取り入れたが、それは販売できるクオリティを十分に持っていた」とのこと。

出力の控えめなVintage Treble & Bass が搭載されている辺りにも、PRS社のコダワリが見て取れます。








Artist I

PaulReedSmith_PRS_Guitars_CustomShop_Artist1_BZF_Amber_01.jpg




【特徴】
・PRS Custom Shopが製作、約500本製作
・COA(証明書)付属
Signature、Signature Limited Editionの後継機的位置付け
PRS初&24フレットモデル唯一のWide Fat Neckシェイプ
・10Plus( = アーティスト)グレードトップ、セレクトされたマホガニーバック、ネック
ハカランダ(Brazilian Rosewood)指板
Abalone製のバードインレイ & シグネチャーヘッドロゴ
・Artist PUセット(Angelic Tone!!)with 5way Rotary PU Selector
Ultra Thin Finish(極薄のポリウレタン塗装)
・ヘッド裏に手書きのリミテッドナンバー


【コメント】
1000本で製作完了となったSignatureの後継モデルです。
PRS Custom Shopの記念すべき第一号モデル、気合の入り方が違います。
Signatureと並びPRSのハイエンドモデルとして君臨する1本です。

BOSSはこの“アーティスト 1”をいまだに探し求め、マイコレクションに加えたいと思っているほど素晴らしいギターで、しかしながらまだ入手出来ていません… 誰か良品をお知りでしたら教えてあげてください。(笑)







Artist II

PRS_ArtistII.jpg




【特徴】
・PRS Custom Shopが製作、約500本製作
・COA(証明書)付属
・22フレット、Wide Fat ネックシェイプ
・10Plus( = アーティスト)グレードトップ、セレクトされたマホガニーバック & ネック
・インディアンローズウッド指板 & ヘッド突板
Abalone製バードインレイ & シグネチャーヘッドロゴ
・指板&ヘッド突板のメイプル製パーフリング(縁取り)
・PRS Stoptail Bridge(オプションでPRSトレモロブリッジ)
・Artist PUセット(Angelic Tone!!)with 5way Rotary PU Selector
・Thin Finish(ポリウレタン塗装)
・ヘッド裏に手書きのリミテッドナンバー


【コメント】
Artistシリーズの2作目にして初の22フレットモデル。
Dragon I から生まれたCustom22の最上位モデルという位置づけです。
メイプル製のパーフリングは、このモデルにのみ採用されています。
Optionでセミホロウボディも少数存在します。








Artist Limited

PRS 1995 Artist Limited Edition -indigo-




【特徴】
・PRS Custom Shopが製作、165本程度製作
・COA(証明書)付属
・22フレット、Wide Fat ネックシェイプ
・アーティストグレードトップ、セレクトされたマホガニーバック & ネック
・インディアンローズウッド指板 & ヘッド突板
14カラットゴールド製バードインレイ
Mother of Pearl & Abalone製イーグルインレイ
・指板&ヘッド突板のAbalone製のパーフリング(縁取り)
・PRS Stoptail Bridge(オプションでPRS トレモロ)
・Artist PUセット(Angelic Tone!!)with 5way Rotary PU Selector
・Thin Finish(ポリウレタン塗装)
・ヘッド裏に手書きのリミテッドナンバー


【コメント】
発表年の関係で、Artist Limitedがこの順番で登場します。
PRS社創立10周年を記念した限定モデルとして、10th Anniversaryと一緒にデビューしました。
リミテッドモデルらしく、14金のバードインレイにヘッドにはイーグルインレイと非常に贅沢なスペックとなっています。
製作本数も他のアーティストモデルに比べて少なく、Artist4と並び入手の難しい希少価値の高いモデルとなっています。








Artist III

PRS_Artist3_TB.jpg




【特徴】
・PRS Custom Shopが製作、約500本製作
・COA(証明書)付属
・22フレット、Wide Fat ネックシェイプ
・アーティストグレードトップ、セレクトされたマホガニーバック & ネック
・インディアンローズウッド指板 & ヘッド突板
Paua製のバードインレイ
Paua製のシグネチャーヘッドロゴ
・指板 & ヘッド突板のAbalone製のパーフリング(縁取り)
・PRS Stoptail Bridge(オプションでPRS トレモロ)
・Artist PUセット(Angelic Tone!!)with 5way Rotary PU Selector
・Thin Finish(ポリウレタン塗装)
・ヘッド裏に手書きのリミテッドナンバー


【コメント】
Artist Limitedの後に発表となった「3」ですがArtistの4作目。(←ここ試験に出ます(笑))
パウアアバロンシェルを使ったバードインレイはギラギラに輝きます。
Optionでセミホロウボディやトレモロブリッジ仕様も少数存在します。
何となくアーティスト3=ゴージャスなキルトメイプルTOP!というイメージをお持ちの方もやや多めかもしれませんね。








Artist IV

PRS_Artist4_Amber.jpg




【特徴】
・PRS Custom Shopが製作、70本程度製作
・COA(証明書)付属
・22フレット、Wide Fat ネックシェイプ
・アーティストグレードトップ、セレクトされたマホガニーバック & ネック
・インディアンローズウッド指板 & ヘッド突板
Engraved (彫金)された14金(!)のバードインレイ(ごく初期はAgoya製)
エングレーブド(彫金)された14金(!)のイーグルインレイ(ごく初期はAgoya製)
・指板 & ヘッド突板のAgoya製のパーフリング(縁取り)
・PRS Stoptail Bridge(オプションでPRSトレモロブリッジ)
・Artist PUセット(Angelic Tone!!)with 5way Rotary PU Selector
・Thin Finish(ポリウレタン塗装)
・ヘッド裏に手書きのリミテッドナンバー


【コメント】
アーティストモデルの中で、いや、PRSコレクション全体を通しても「幻」級のレアモデルがこのアーティスト4です。
製作途中でPRS Custom ShopがPrivate Stockチームとして新たにスタートしたため、70本弱で製作を終えます。
アゴヤ(日本で言うアコヤ貝)のパーフリング、14金に彫金を施したイーグルインレイ & バードインレイ、と、贅を尽くしたモデルです。

見つけたら是が非でも入手したほうが良い一本です。








10th Anniversary

PRS_1995_10thAnniversary_DCS_HP.jpg




【特徴】
・PRS Custom Shopが製作、200本程度製作
・COA(証明書)付属
・22フレット、Wide Fat ネックシェイプ
“Exceptional” Figured Mapleトップ、セレクトされたマホガニーバック & ネック
当時唯一のエボニー指板 & ヘッド突板
Gold Mother of Pearl製 & エングレーブ(彫金)のヘッドのイーグルインレイ with "10th Anniversary" Banner
Gold Mother of Pearl製 & エングレーブ(彫金)のバードインレイ
・指板 & ヘッド突板のAbalone製のパーフリング(縁取り)
・PRS Stoptail Bridge(オプションで極僅かにPRSトレモロブリッジも存在)
McCarty PUセット
・Thin Finish(ポリウレタン塗装)
・ヘッド裏に手書きのリミテッドナンバー


【コメント】
PRS社発足10周年を記念して製作されたモデルです。1985-1995.
PRS初のエボニー指板を採用。
ヘッドトップには彫金(正確にはスクリムショウ)され、“10th Anniversary”のバナーを掴んだイーグルインレイが奢られています。
ピックアップはMcCarty(ノンタップ)を採用していますが、ボディ厚はCustom22と同様です。
エボニー指板のサウンドを好んで、敢えてこのモデルを使用している方もいらっしゃいました。

もし、スクリムショウの墨がしっかり残り、傷が少なく、証明書も揃っている個体と出会ったら迷わず買いの価値ある品です。








Rosewood Limited

PRS_96_RosewoodLimited_VAB_HPtop.jpg




【特徴】
・PRS Custom Shopが製作、100本程度製作
・COA(証明書)付属
・22フレット、Wide Fat ネックシェイプ
・Figured Mapleトップ、セレクトされたマホガニーバック
非常に珍しい“グロスフィニッシュ”のインディアンローズウッドネック
ハカランダ(Brazilian Rosewood)指板 & ヘッド突板
各種材をふんだんに使ったPRSオリジナルTree of Lifeインレイ(初登場)
Abalone製のシグネチャーロゴ
・指板 & ヘッド突板のAbalone製のパーフリング(縁取り)
・PRS Stoptail Bridge(オプションでPRSトレモロブリッジが極僅かに存在)
・McCarty PUセット
・ヘッド裏に手書きのリミテッドナンバー


【コメント】
もうひと目見て普通じゃないことがわかるローズウッド・リミテッド。
PRSとパールワークス社との共同作業で新登場(初採用)されたオリジナル・ツリー・オブ・ライフ・インレイが見る者を圧倒します。
このインレイの美しさはぜひ実物を見て頂きたいです。
またヒストリーとしては、“インディアンローズウッド”ネックを初めて採用したモデルということでこの名前が付いています。指板はハカランダ。

Artist Limited、Artist IV(4)と並んで入手が難しいモデルです。






本日はここまで!


いかがでしたでしょうか?
なかなか語られることのない、知られていない90年代のこれらのモデル。

それぞれインレイやパーフリングの豪華さに目を奪われますが、
その真骨頂は「サウンド」です。

最高級の素材を使い、各セクションのマスターが揃うカスタムショップのビルダーが製作すると、

「こんなにも違うのか・・・」

と驚かれると思います。


希少性からコレクションとなるのもわかりますが、
もっともっとプレイヤーさんに手にして欲しい!と切に願います。
(もちろん大切に使って欲しいですが^^)

実戦向けにPrivate Stockを検討されている方にも超オススメです♪



東京本店の在庫はデジマートや当店HPを御覧ください。
良い巡り会いがあるよう願っております!



特別付録


PRS-Artist-Series-Spec.jpg

Artist Seriesの一覧表を作成しました。
(※これはベータ版です)

これさえあればスペック比較も簡単^^

※例外がありますので、スペック表通りではない個体も存在します。

※個人利用に限ります。無断流用はご勘弁くださいね。



それではまた次回♪
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posted by チーフT at 18:02 | 東京 ☀ | Comment(0) | PRS関連talk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月14日

【永久保存版?】お盆の特別読み物「その2」Vintage PRS の特徴を紹介♪ 1985年〜 1991年〜 1995年〜 等。


おはようございます。
Tでございます。


今日は夏季休業2日目。
読み物第2弾です^^


前回の記事では、Paul Reed Smithさんが会社を設立するまでを書いたわけですが、

今回は、

「初期のPRS、いわゆるビンテージと呼ばれるPRS」

について見てと思います^^



これも詳細を書き出したらとてつもない量になってしまうので、主だったところを抜粋。








初期のスペックを備えたPRSの年代とは



PRSのギターは製作時期によって分けられます。

1985年のPRS社発足以前のモデル( = Pre Factory期)

1985年〜1991年までのモデル

1991年〜1995年までのモデル

1995年以降のモデル


ざっくり分けると、上記の4世代に分けられます。

今回の記事で取り上げるのは上から2番目、1985年から1991年までのモデルです。



PRS_86_Cu24_TS_top.jpg


モデルさんはこの方、
「 1986年製 Custom24 Tobacco Sunburst 」
んー美しい。


ちょっと補足。
1985年発足当初はPRS社のラインナップは下記の3種しかありませんでした。

・PRS Guitar (= PRS Standard)
・PRS Custom(= PRS Custom24)
・PRS Metal (= Standardにメタリックなピンストライプを描いたスペシャルモデル)

上記の記載からも、PRS社のメイン機種はStandardだったことがわかります。
(その後も「スタンダード」という名前がついているので名前通りなのですが)
なお、24フレットモデルしか存在しない時代なので、いずれも「24」はつきません。


更に補足。
1986年から新たに「Signature(シグネチャー)」というモデルが追加になります。

Signatureの特徴は以下の通りです。

・限定1000本(当初からではなく、1000本で終了にした、とのこと。)
・Customの上位モデルという位置づけ。
・その名の通りヘッドロゴがPRS氏の手書きサイン
・ヘッド裏にはシリアルとシグネチャーナンバー
・最上級のセレクトした木材を使用

Signatureは現在のPrivate Stockにも通じますが、この時代の個体はそれ以外のモデルもどれも素晴らしく、
Customでも「これSignatureでもよくない?」という個体がたくさんあります(笑)








ハカランダ指板


PRS_86_Cu24_TS_brazilianrosewoodfb.jpg

この年代のなんといっても特徴的なスペックは、
「ハカランダ(Brazilian Rosewood)指板」

年によって色が黒いもの、茶色いもの、真っ直ぐなもの、木目グリグリなものと様々ですが、基本的にハカランダ指板が使用されています。

ここでもちょっと補足。
1985年だけはハカランダ指板が「推奨」のオプションでした。
実際はほとんどの個体がハカランダ指板ではないかと思います。

それと、88年からメイプルボルトオンのCEがラインナップに追加されますが、CEに使用されているのはインディアンローズウッド指板です。





PRS_86_Cu24_TS_birdinlay.jpg

指板繋がりでもう一つ、バードインレイも。

上の画像をアップにして見てもらうとわかると思うのですが、
インレイと指板の境目に黒い層があるのがわかるでしょうか?

これは当時、今ほど高精度のルーティングができず、インレイと指板の隙間を黒のグルーで埋めてあるからです。

現在の隙間なくピッチリ入ったインレイもキレイですが、この隙間を見ると、当時の苦労が見て取れるようで微笑ましいですよね。








スモールヒール


PRS_86_Cu24_TS_neckjoint.jpg

↑ビンテージPRSはネックヒールが現行モデルにくらべて小さいです。



PRS_19_2408_emerald.jpg

↑こちらが現行モデル。
明らかに現行モデルのほうがヒールが大きいです。

ヒールのサイズはいつからガラッと変わっというわけではなく、年代が進むにつれて徐々に大きくなっていきます。








ヘッドロゴとチューナー



PRS_86_Cu24_TS_head.jpg


この時期のヘッドロゴはシールタイプの「デカール ロゴ」です。
1994年頃まで続くこのロゴはトップコートの下にあるので、磨いたりしても消えることはありません。

デカールロゴは1985、86年とそれ以降でほんの少し違いがあります。
それはロゴの後ろにつくマーク。
画像のロゴは「TM(Trade Mark)」、これ以降は「R(Registered Trademark = 登録商標)」に変更されます。
「TM」マークはごく初期のモデルの特徴となっています。





PRS_86_Cu24_TS_tuner.jpg

PRS_86_Cu24_TS_uner.jpg

チューナーは「PRS Original Locking Tuner」と呼ばれます。
Schaller社の 「M6チューナー」 がベースとなっています。

ヘッドトップ側の黒い羽根のようなパーツ(実際にwingと呼ばれます)の溝に弦を通してロックする仕組みです。

ヘッド裏からチューナー1個につき1本のネジで固定されていますが、
3弦と4弦はスペースの関係で、共通のネジ1本で止められています。


このオリジナルチューナーは、1997年まで使われ、1998年からは「Low Mass Locking Tuner」に変更されます。

PRS Original TunerはSchaller M6 Tunerと互換性があります。
その後のLow Mass Locking TunerはSchaller M6 ”mini” Tunerと互換性があります。
※Schallerのチューナーはモデルの中でもネジ位置が違う品番があるので注意です。








PRS トレモロユニット


PRS_86_Cu24_TS_bridge.jpg

トレモロユニットの基本設計は現行モデルでも”ほぼ”変わっていません。
それだけ優れたデザインになっています。

変更点は以下。
●1985年〜91年頃まではブリッジプレートとイナーシャブロックが一体になった設計(ブラス製、ニッケルメッキ)
●1992年頃からブリッジプレートとイナーシャブロックがボルト止めになります。(イナーシャブロックのみ非メッキのブラス製)
●2016年よりGEN III トレモロブリッジに変更 (⇒ 参考: ブログ記事はこちらから

イナーシャブロックはほとんどがブラス製ですが、仕様変更した92年頃には実験的にアルミニウムやスチール製のブロックが使われているレアな個体もあります。
また、DC3や2011年以降の305はイナーシャブロック、サドル、ネジ類がスティール製の「Steel Components」が採用されています。
※2011年に書いた記事「NF3/DC3解体新書」では両モデルともSteel Componentsが搭載されていました。









コントロール類



PRS_86_Cu24_TS_sweetswitch.jpg

この時期のPRSのもう一つの大きな特徴がこのコントロール。
ノブが2つにミニスイッチが1つ。

普通に考えたらこれは「マスターボリュームとマスタートーンとピックアップセレクターか?」と思いますよね。

ところが、このサーキットの場合は、
マスターボリューム(PU近くのノブ)、5wayロータリースイッチ(もう1つのノブ)、Sweet Switch(ミニスイッチ)という構成です。
ごく少数、ファクトリーオリジナルの状態でトーンが付いている個体もありますが、現在見られるトーンが付いた個体のほとんどは後で交換されたものです。



ボリュームと5wayロータリースイッチ(PUセレクター)はちょっとPRSを知っている方ならわかると思いますが、
Sweet Switchとはなんぞや?という方も多いと思います。

ものすごく乱暴に言えば、スイートスイッチはプリセットトーン「に、近い」機能です。

なぜ「に、近い」と言うかというと、このスイートスイッチをonにすると、
高域を若干丸くして、中高域を少し持ち上げた感じ、といえば良いでしょうか、
「ワウを半掛けしたような」とか、「クワックワッという音」とか表現されるような音になります。

Sweet Switchの当時の説明には・・・
「このスイッチをonにすることによって、オールドP.A.F.ライクなサウンドになるぜ!」
とあるのですが、、、本当にそうかは個人の判断におまかせします(笑)

また、個体によって効きがかなり違い、全くかかっている感じのしない個体もあります。



このコントロールレイアウトも91年を以て変更になります。
以降長く採用されることになる、マスターボリューム、マスタートーン、5wayロータリースイッチの構成になります。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


今回の「その2」では、ここまで!

ざっくり外観をみてビンテージPRSの特徴が見られるのはこれくらいかな、と思います。
他にもボディの厚みやアーチの形状やネジの形状やPUリングやナットの形状や溝の切り方やヘッド角や・・・と挙げたらキリがないほどあります。
その辺りは実際に手に入れて、チェックしてみてください^^




PRS氏の元に集った腕利きのビルダーたち。
今よりずっと機械が少ないなかで、これだけのクオリティのギターを製作していたというのは驚愕です。

人の手で作られたからこその特徴や性格が随所に見られるこの時代のギターは、
希少性や価値はもちろんのこと、「職人の手から生み出されたギター」として非常に魅力的です。

ちょっとでも伝わるといいなあ、と思います^^




ところで・・・


今日の記事を読んで、『塗装』について触れられていないと気付いた貴方は、そうとうPRSに精通しているユーザー様ですね。
(ラッカーフィニッシュ or ポリフィニッシュ)?? という話は少し難しい問題をはらむので、今は記述していません。
今度またお話し出来ればと思います(^^)





あまりにもたくさん扱っているので、Blog記事も探しきれないほどあるのですが(課題ですね。。)
下の記事も一緒に読むと楽しさ倍増だと思いますよ♪



《一緒に読むと面白い(かもしれない)記事》
※多分他にも色々あります。カテゴリの「PRS関連Talk」を参照ください^^


PRS Custom24 アーチ?アール?カーブ?



垂涎!新品販売時よりも美しい! PRS Private Stock Custom24 [1985 reproduction]Vintage Yellow 詳述 画像多数あります。


時間だけが創り得る存在感! 1994 Custom24 10Top / Bird -Royal Blue-


【#セットアップ #メンテナンス】久しぶりに80年代のポールリードスミスがご来店。PRS "1985" Custom (24) Vintage Yellow Original 弦交換 with R.Cocco 10-46. {Wiki的な製品解説も少々}


Vintage PRS をモディファイ! 〜1987 Signature Tortoise Shell〜



これだけあれこれPRSについて載ってるブログって世界中見渡してもあるんだろうか・・・というボリューム。
これでも取り扱ったギターのほんの一端だと思うと、物凄い宝物ですね。




それではまた次回をお楽しみに^^
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2019年08月13日

【永久保存版?】お盆の特別読み物「その1」Paul Reed Smith の概要


こんにちは。
Tでございます。


今日からお盆が始まりましたね!
ちょうどうまくお盆期間が平日になっていて、前後の週末と合わせると最大9連休になる会社もあるようですね。
今年はゴールデンウィークも10連休になっていましたし、長い休みが多いですね^^
皆様ゆっくりされているでしょうか。

さて、ボトムズアップギターズは東京、福岡店ともに今日から16日まで夏季休業を頂いております。

夏季休業(と、その前後)については、下記のBlog記事を参照くださいね。
【東京本店・福岡サンパレス店共通】夏季休業のお知らせ(8月13日〜16日)と、福岡店での #PRS #スペシャル #フェア の告知。



夏季休業中、なんにもないのもそれはそれで寂しいな、、、ということで、
この4日間、ちょっとPRSについて改めて書いてみようと思います。

軽い読み物として楽しんで頂ければと思います^^


まず今日は1日目、Paul Reed Smithの概要から・・・





Mr.Paul Reed Smith氏とは


まずポールリードスミスさんについて。

ポールリードスミスさんは1956年2月18日(土)生まれ。
2019年現在は満63歳。
まだまだパワフルで元気です(笑)


PRS社の所在地、メリーランド州の生まれです。

メリーランド州がどこかというと、アメリカの東海岸、ちょっと北に位置しています。
地図でいうと右上のほう(笑)

所在地については下記のBlog記事を参照ください♪
BossがExperience PRS参加中につき〜
2012年の記事ですが変わってないので今も同じです。






Pre Factory期(1970年代半ば〜84年)


P.R.S氏は1970年代中頃、大学在学中にギター製作を始めています。
その後、1975年にPRS氏は地元メリーランド州アナポリスのWest Streetでギターショップを開きます。
(2007年、PRS社初の復刻モデルとして注目を集めたモデル名はこの通りの名にちなんで「West Street Limited」と名付けられています。)


Paul Reed Smith Guitarsの会社設立が1985年なので、会社化するまでにおよそ10年ほどありますね。
この間に製作されたギター達は「Pre Factory(プリファクトリー) Style」と呼び、希少性および歴史的な価値から非常に高値で取引されています。


ボディ形状は後のSantanaスタイルに近い形状が既に出来上がり、
ブリッジはBaddasやオリジナルの削り出しブリッジが、ペグは後に長く使用されるSchaller製、ピックアップは試行錯誤(または顧客に合わせて変更)されていたのが当時の個体を見るとわかります。


この70年代後半から80年代の前半に、Ted NugentとそのバンドのギタリストDerek St. Holmes、Peter Frampton、Al Di Meola、HeartのHoward Leese、そしてSantanaと、錚々たるミュージシャンを顧客として持つことになります。


そして85年のNAMMショウにギターメーカーとして出展したことでついにPRS社はスタートすることになります。


story.jpg
(画像: Paul Reed Smith Guitars official HPより)





今回はここまで


85年にメーカーとしてスタートするまでのギターたちは試行錯誤の跡が色々と見て取れます。

そういった研究開発の成果が現在馴染みのある「あのシェイプ」になっているわけですが・・・


「85年には現在とほぼ変わらないデザインが完成している」


本当にすごいことです。
これだけ長い期間を経ても基本設計が古くなっていない点は、まさしく先達であるFender、Gibsonと同じです。

時代に流されない普遍性を獲得し、その上にあぐらをかくでなく、更に新しい機構、機能、スタイルを模索している姿勢こそが、PRS社をPRS社たらしめている部分でしょう。


いかがでしたでしょうか?
知れば知るほど好きになるのがPRS(笑)
もっともっと好きになりましょう♪

それではまた次回♪
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2019年07月17日

#PRSAMP 【7月28日 新発売】ついに日本でも販売開始!PRS Guitarsが放つ、小型軽量、機能充実!マークトレモンティ氏のシグネチャーアンプヘッド「MT15」!



PRS_MT15_1.jpg


こんばんは。
ボトムズアップギターズ東京本店でございます。

今回は久々!のPRSアンプ新製品発売のご案内です^^

Signature製品という型にとらわれること無い、良品です。
久しぶりにオススメ出来るポールリードスミスのギターアンプが出てきて嬉しいです。



PRSシグネチャーアーティスト、Mark Tremonti(マーク・トレモンティ)氏のシグネチャーアンプ 『MT 15』


いよいよ・・・

令和元年 7月28日販売開始!

もちろん!ボトムズアップギターズ東京本店、福岡サンパレス店、共に入荷します^^



●ランチボックスサイズ『小型で軽量』
●本格的な “フルチューブ” 2チャンネル仕様
●7Wのハーフパワーモードもあり、
●エフェクトループもついて、
●言わずもがなサウンドはPRSの折り紙付きです♪
●そして、正規輸入品・保証付きで、このロープライス・・・!!

チャンネル切り替えのフットスイッチとアンプカバーも付属します。




昨年、発表された際に、ポールリードスミスファクトリーで実機を弾いてきましたが、
クリーンもキラキラ、リードはゴリゴリで、
「♪」なアンプですよ、かなり!



サウンドは実際にトレモンティ氏が弾いて解説もしているオフィシャル動画が上がっていますのでそちらを参照ください。
↓↓↓






価格は 税別92,000円 (8%税込 99,360円)と、
アンダー10万円なのも嬉しいところ。

112のマッチングキャビネットも同時発売。
こちらは税別52,000円(8%税込 56,160円)。

スタックセットでも、税別144,000円。(8%税込 155,520円)




SPECIFICATIONS

気になるスペックは以下の通りです。

mt15_hero_large.jpg
MT 15
15 or 7 ワット スイッチ切り替え | 2 チャンネル | 6L6 パワー管仕様




mt15_photo5.jpg

FRONT PANEL CONTROLS
ゲインチャンネル: Gain, Master, Treble, Middle, Bass
クリーンチャンネル: Volume, Treble (with pull Boost), Middle, Bass
共通: Presence, Channel Switch Toggle, Standby, Power


mt15_photo6.jpg

BACK PANEL FEATURES
インレット: Fused Power Inlet (IEC)
エフェクトループ: Loop Return, Loop Send
バイアス: Fixed Bias, Adjustable (bias jacks accessible from back panel)


mt15_photo4.jpg

TUBES
パワー管: 2x 6L6GCMS
プリ管: 6x JJ EC83S
クリーンチャンネルで、リードチャンネルでに光ります。


mt15_photo2.jpg

MEASUREMENTS
幅: 14" (355.6 mm)
奥行き: 8" (203.2 mm)
高さ: 7.25" (184.1 mm) *with feet
重量: 17.8 lbs (8.074 kg)


ACCESSORIES
付属品: 1-ボタンフットスイッチ (Gain/Clean チャンネル切り替え), アンプカバー


幅広い音作りに対応できそうですし、小型軽量で部屋置きにも持ち運びにもちょうど良いサイズじゃないかな、と思います。


入荷数は限られますので、「手に入れなければ!」とセンサーが働いた方はすぐに動かれることをオススメ致します♪


ご注文は下記の弊店HP お問い合わせフォームからメール、営業時間内にお電話(03-3721-1721 ※水曜不在が多いです)、各種SNSのダイレクトメッセージもOKです。
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お支払い方法柔軟に対応致します♪
・現金(店頭 / 銀行振込)
・超低金利ショッピングクレジット(店頭 / 来店不要のWeb申込みもできます)
・クレジットカード(店頭 / 来店不要のWeb決済もできます)
・代金引換(代引き通販)


明日は東京本店は不在日、福岡店もお休みです!
(メールは随時受け付けておりますが、不在日は返信が遅れます。)

それでは!
※本記事を一番下までスクロールすると、小ネタがあります♪

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ーーー♪ (^^♪ ♪ーーー



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ちょっと小ネタ(?)
トレモンティ氏といえばPRSギターのシグネチャーアーティストとしておなじみのギタリストですね。
「短髪、マッチョ、アゴヒゲ」のイカツかっこいいお兄さんという印象です。
むかーし、米国メリーランド州にあるPRS本社で遭遇して写真を撮ってもらったことがありますが、優しい目をした穏やかなお兄さんでした^^


氏のバンドはCreed、Alter Bridgeともにゴリゴリに歪ませて速弾きの印象が強いですが、
サビ以外ではクリーンサウンドもかなり多用します。

なので、氏のシグネチャーモデル(ギター)はリアPUは非常にハイゲインですが、フロントPUはカバードタイプで、実は出力はPRSピックアップのなかでも1,2を争うくらい低いモデルだったりします。

緩急をつけたモダンなオルタナティブ・ロックの先駆けといえるプレイスタイルに合わせたモデルになっているわけですね。


そんなプレイヤー目線の仕様となっているこのモデル、
隠れた名機として玄人、特にプレイヤーさんに人気!

入荷数が少ないため、常に探している方の多いモデルだったりします。

●シングルカット厚のボディ(カスタムより厚いマッカーティより更に厚いです)
●トレモロユニット搭載(第一世代はストップテール仕様のみ、現行モデルはアジャスタブルストップテールとトレモロ仕様から選べます)
●トレムアップルート標準搭載(ブリッジ下部のザグリ、アームアップ幅が大きく取れる)
●4ノブコントロール&上部のトグルスイッチ


レスポールシェイプでこのスペックを持ったモデルはPRS以外を見渡しても案外無いんですよね。

PRSのこういったモデルは「シグネチャーだから」、と敬遠するのは本当にもったいない!
と思います。
もっと自由に楽しんでいいと思いますよ^^

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


以上
posted by チーフT at 00:17 | 東京 ☀ | Comment(3) | PRS関連talk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月29日

昨日は #タメシビキ 撮影でした。#PRS #Privatestock と #BrazilianRosewood を特集致します(^^)

20190528_225627.jpg
昨日は朝から晩までひたすらに『タメシビキ』の撮影でした。


今回は、『Paul Reed Smith Guitars』の『Private Stock』と『Brazilian Rosewood(ハカネック)』、『Tree of Life / Vine inlay』にスポットライトをあてます。


お楽しみに!


posted by 東京本店 at 12:14 | 東京 ☁ | Comment(0) | PRS関連talk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年05月23日

#PRS #FactoryTour 現地三日目の朝を迎えております。今日はPrivate Stockオーダーミーティングと工場見学。

20190522_023949.jpg
さて、(インターネット環境の都合上)、ツイッターやフェースブックで、その後の更新をさせて頂いていましたが、悪天候による離陸遅延後は、スムースに北米東海岸へとフライトし、定刻より一時間未満の遅れでWashington D.C.に到着。

ハイヤーの代わりに迎えに来てくれていたPaul Reed Smith Guitars社の国際営業課長のティムさんとハグ。
お互いに “最近どうだい?” なんて会話をしながら空港で同乗者を待つ、

待つ、、

待つ、、、

来ない。

(笑)


どうも入国検査と税関検査で抜き打ち検査的な洗礼を受けて、ずっと足止めされていたらしい。
さすがになかなかの長時間で心配しました。
無事でなにより。



そんなわけで、ティムさんのミニバン(と言っても日本のそれよりは随分デカい)で、一路、アナポリス〜ベイブリッジ方面へドライブ。


だいたい順調に行くと、一時間半〜 くらいでPRS Guitarsに到着します。



その途中、昼ご飯にハンバーガー、
(これでもリトルバーガー…)

20190522_025248.jpg

を、食し、ベイブリッジを渡り、

20190522_032248.jpg

ホテルにチェックイン。



そして、ポールリードスミスギター社へと訪問しました。

おなじみ、“Paul Reed Smith専用駐車スペース”

20190522_041631.jpg



そんなこんなで、快晴に恵まれた、初日と二日目を過ごし、これから三日目のミーティングへと向かう支度をしているところです。



それでは、また!

20190522_041717.jpg

(超 ユーモラスなティムさんと)


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posted by 東京本店 at 20:22 | 東京 ☀ | Comment(2) | PRS関連talk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年04月29日

【#セットアップ #メンテナンス】久しぶりに80年代のポールリードスミスがご来店。PRS "1985" Custom (24) Vintage Yellow Original 弦交換 with R.Cocco 10-46. {Wiki的な製品解説も少々}

1985年 初年度のOriginal Vintage YellowのCustom (24) をセットアップしました。

1985年 初年度のOriginal Vintage YellowのCustom (24) をセットアップしました。


こんばんは。

ボトムズアップギターズ代表の重浦です。

いつもお世話になっております!


今日は、嬉しいことに、久しぶりの『Vintage PRS』が来店。


日本が平成から令和へと移り変わろうとしている今、このPRS(Paul Reed Smith Guitars)は、平成よりも前の、1980年代から右肩上がりで成長を続けて来た希少なギターメーカー(ブランド)です。


1985年が会社としての初年度出荷となる『PRS Guitars』

その、最初の200本のうちの一本となるこの個体。

※PRSは通しシリアルになっているので、The PRS(Standard)やCustomを含めた総数での200本ですから、今や270,000本を超えるUSAのレギュラーラインの初期の初期ということになります。


85年モデル特有の仕様違いが見て取れます。


(1)ヘッドストックロゴは「Small Logo」と呼ばれる書体で、まだこの時は登録商標の 🄬 じゃなく、トレードマークの TM が付いているレアなものとなっています。
1985年 初年度のOriginal Vintage YellowのCustom (24) をセットアップしました。


(2)ブリッジの形状も少し削りが大きいほんの少し体積の少ないもので、サドルもサドル上下調整のイモネジも後期とは異なります。
1985年 初年度のOriginal Vintage YellowのCustom (24) をセットアップしました。


(3)エンドピン(ストラップピン)も取り付け位置と方向が異なります。
1985年 初年度のOriginal Vintage YellowのCustom (24) をセットアップしました。


(4)漆黒のブラジリアンローズウッド指板も垂涎ですね。(BZFは1985年から1991年までの期間採用されていました。)
1985年 初年度のOriginal Vintage YellowのCustom (24) をセットアップしました。







そして、このゆらゆらと表情を変えるCurly Maple Topの顔つきが、(裏のマホガニー材もそうですが)、ヴィンテージPRSを手に入れたい欲求を刺激してくれちゃいます。


杢が見えないポジションですとこうですが ↓

1985年 初年度のOriginal Vintage YellowのCustom (24) をセットアップしました。


角度が変わると・・・ ※NOフラッシュです



1985年 初年度のOriginal Vintage YellowのCustom (24) をセットアップしました。

1985年 初年度のOriginal Vintage YellowのCustom (24) をセットアップしました。

1985年 初年度のOriginal Vintage YellowのCustom (24) をセットアップしました。

1985年 初年度のOriginal Vintage YellowのCustom (24) をセットアップしました。


このように様々な顔つきで魅せてくれます。


昨今のSoft Maple とは異なる、Hard MapleでかつFiguredのトップが悩ましい・・・




今回は弦交換の依頼だったのですが、
Elixir → R.Cocco への変更に応じて、
・指板磨き
・ブリッジサドルの清掃
・ペグ周りのクリーニング
・ブリッジの再調整{弦高、オクターブ}
なども同時にサービスで実行しました。


弊店の防音室で試奏頂いてセットアップにご満足頂きました。



ちなみに、『PRS Original Locking Tuners』をきちんとセッティングすると、下記のようにWingがㇵの字に美しく並びます。

1985年 初年度のOriginal Vintage YellowのCustom (24) をセットアップしました。


メーカー発足初期から、特許取得のハードウェアを搭載するポールリードスミスは実に機能美に溢れた魅力的な製品を多く生み出しました。

2020年で35周年を迎えるギターブランドですが、その哲学は一貫して製品に活かされています。


それでは、また。


※恐れ入りますが、重浦へのセットアップ依頼は、出張等で不在がちなため、ご迷惑をおかけしないためにも、必ず事前にご予約をお願い申し上げます。

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