2018年10月30日

【Experience PRS in Japan 後記】その@ ポールリードスミスさんにサインしてもらったギター一覧


こんばんは。
Tでございます。


さて、PRSのイベント『Experience PRS in Japan 2018』(以下EXP PRS)が開催されて一週間も過ぎ、気がつけばもう11月に入ろうとしています。

11月からは色々とまた動き出しますよ!ボトムズアップギターズ!!

さてさて、そのアナウンスはBOSSから別途あると思いますので、
今回は、そのEXP PRS会場でP.R.S.氏にサインしてもらったギターを一覧にしてみました。




まずはJohn Mayer Silver SkyのFrost。
この個体は会場でのP.R.S.氏のセミナーで使用された個体そのものです!
ヘッド裏にサインしてもらいました。
↓↓↓
2018_EXPPRS_PRSseminor_2.jpg

2018_EXPPRS_PRSseminor.jpg







こちらは同じくシルバースカイのHorizonです。
これも同じくヘッド裏にサインをしてもらいました。
貴重なシルバースカイになります。早い者勝ちですね♪









Japan LimitedのCEサテン。
これはバックプレートにサインを貰いました。

『タメシビキ』でも取り上げられ、他のモデルとは一線を画す弾き心地とサウンドが多くのプロユーザーも生む「CE」。
こちらもぜひ防音室のあるボトムズアップギターズでチェック頂きたいギターです。










513の後継機、509。これもバックプレートにサインを貰っています。
おちゃめに(?)この個体はサインした向きが反対です。(笑)









先日話題をさらったタメシビキ動画『社長インタビュー(YouTube)』でも、重浦が「強いて言えばCustom22が一番のオススメ。」と語ったPRSの中でもオールマイティ色の強いカスタム22の珍しい10トップキルト。グレイブラックのキルトは探している人にぜひ伝わって欲しい個体です。
これもバックプレートにサイン入り!









米国PRS FACTORYで代表の重浦が選定会で買い付けて来た『2018 Experience PRS Limited Paul's Guitar』にもヘッド裏にサインしてもらいました!
これでこの個体は、ヘッド表にイーグルインレイがあり、ヘッド裏にSignature(ポールの直筆サイン)があり、指板がジリコテ材、ケースがブラックペイズリー&ブルーインテリアの「超」特別なギターになりました!!







あと、まだ掲載されていませんが、上記のExperience Limitedのプロトタイプ、
Paul's R&D 12!
めちゃくちゃ良いです、コレ♪
コレもヘッド裏にサインしてもらえました!

¥ 678,240- 税込

PRS_EXPPaulsRandD_Proto_Copper_top1.jpg

PRS_EXPPaulsRandD_Proto_Copper_headback_autograph.jpg




如何でしたでしょうか。

先日入荷し、エクスペリエンスには陳列しなかった「激レア」の「Vine」ギターもお待ちしております♪

憧れのPRSを手に入れて頂きたい。そういう思いで、11月末日まで〜最大48回分割金利0%(全額当社負担!)キャンペーンや「高価下取キャンペーン」を実施中です。

ぜひこの機会に、駐車場完備試奏室完備来店予約可能な、田園調布のボトムズアップギターズまで足をお運びください。

ご自身の機材との弾き比べによる購入決定や、その場でのセッティング変更など、他店にはないサービスクオリティで常時対応中です。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

Tでございました。
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posted by チーフT at 21:58 | 東京 ☀ | Comment(0) | PRS関連talk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年10月16日

こちらはエクスペリエンスPRSには陳列しませんが販売開始!デジマートも追って掲載致します。『日本未発売、スーパーレアなPRS 30th Anniversary Vine Custom22 & Vine McCarty』



日本未発売のマニア垂涎のモデル!!

PRS創立30周年記念Limitedモデル

『Vine Guitar』の、Custom22 と McCarty、

現地買い付け品です!!



PRS_2015_Vine_Cu22Trem_FWB_fb.jpg


PRS_2015_Vine_McCarty_FRB_fb.jpg



PRS社発足30周年を記念して2015年に製作されながら、日本には入荷がなかったスーパーレアモデル!

今回一気にCustom22とMcCartyが入荷!

蒐集家の方に2本合わせてコレクションしてほしいなあ・・・と思います!



まずはなんと言ってもこのギターの特徴であるインレイ「Vine」。

日本語にすると「つる」、蔦なんかが有名でしょうか。

30th Anniversary モデル用にデザインされたホワイトマザーオブパールのバードインレイの周りを、パウアのバインインレイが流れるように優雅に入れられています。

真っ黒なガボンエボニーとのコントラストがとてもきれい。



ネックにはhighly figured Artist Grade Mapleを採用。

杢間がワイドでくっきりしているハイグレードな材です。

ネックシェイプはしっかりした握り感のPattern。

ガツンと強く弾いたときにもしっかりついてくる剛性感が素敵です。




トップ材にはアーティストグレードのフレイムメイプル、バックにはマホガニーを採用。

アーティストグレードらしいくっきりはっきりした杢目と、うっすら褪色した感じを再現したフェイデッドホエールブルーが良い雰囲気です。



ピックアップは57/08セット。

57/08はカラッとヌケが良くクリアで、チャキチャキとしたカッティングや空間系のエフェクトを掛けたサウンドが気持ち良いです。

本機はネックがメイプルでマホガニーより明るくクリアなサウンドなので、ズバッと突き抜けてくるアンプのクランチサウンドなんかもGoodです。





PRS_2015_Vine_Cu22Trem_FWB_topall.jpg

PRS_2015_Vine_Cu22Trem_FWB_backall.jpg

PRS_2015_Vine_Cu22Trem_FWB_top1.jpg

PRS_2015_Vine_Cu22Trem_FWB_neck2.jpg


PRS_2015_Vine_Cu22Trem_FWB_head.jpg

PRS_2015_Vine_Cu22Trem_FWB_vine3.jpg

PRS_2015_Vine_Cu22Trem_FWB_vine2.jpg

PRS_2015_Vine_Cu22Trem_FWB_vine1.jpg




PRS 2015 30th Anniversary ”Vine” Custom22Trem
Faded Whale Blue


Thanks, Sold !
新品ですが、デッドストック品の為、デジマート上では中古・新品同様と表記します。









そしてもう一本!



上記のVine Customと同時に発表された双子のようなモデル。

鮮烈なファイアーレッドがかっこいいマッカーティです。



素晴らしく美しいアーティストグレード フィギュアドメイプルのトップとネック、マホガニーバック、ガボンエボニー指板と使用されている木材はCustom22と同様。

30th Anniversary バードインレイに寄り添うように流れるヴァインインレイも同様です。

Vine カスタム22との違いは以下の通りです。
・McCarty Thickness Body(Customよりボディ厚がちょっとだけあります)
・Stoptail Bridge with Brass Inserts採用(Paul's Guitarにのみ採用されていたブリッジ!)
・58/15ピックアップセット
・3wayトグルPUセレクター & push/pull コイルタップ サーキット



ボディ厚とブリッジの差だけと思うなかれ、生で鳴らしたトーンが全く違います。

ストップテールブリッジはトレモロブリッジに比べてダイレクトに弦の振動をボディに伝えます。

ブラスインサートブリッジの恩恵で、通常のストップテールブリッジに比べて音の重心が下がり、各弦の分離感も良くなっています。



アンプを通してみると、明らかにVine Custom22より太くてホットな音がします。

Vine McCartyはツルツルっと弾けば柔らかいトーンに、ガツンと弾けば熱を帯びた力強いサウンドにと、ニュアンスの変化にしっかりついてきます。

こちらは太くてリッチなトーンのアンプで弾くのがよく合いそうです。




PRS_2015_Vine_McCarty_FRB_topall.jpg

PRS_2015_Vine_McCarty_FRB_backall.jpg

PRS_2015_Vine_McCarty_FRB_top.jpg

PRS_2015_Vine_McCarty_FRB_neck2.jpg


PRS_2015_Vine_McCarty_FRB_head.jpg

PRS_2015_Vine_McCarty_FRB_vine3.jpg

PRS_2015_Vine_McCarty_FRB_vine2.jpg

PRS_2015_Vine_McCarty_FRB_vine1.jpg



PRS 2015 30th Anniversary ”Vine” McCarty
Fire Red Burst


Thanks, Sold !
新品ですが、デッドストック品の為、デジマート上では中古・新品同様と表記します。





そうそう、Vineはケースもかっこいいです!

PRS_Vine_Case.jpg


ブラックペイズリー♪






いかがでしたでしょうか?

日本未発売の「誰も持っていない」レアアイテム、手に入れたくはありませんか?

しかも、米国では$6,000-と送料、税等を必要としますので、仮に送料$250、115円の為替手数料込みレートで、消費税8%で計算すると、輸入代行業者に頼んだら、20%の手数料等を加算して100万円近くになります。
実物を見られない、どんなコンディションの物が届くか、トラブルは無いか、アレコレと不安材料が多いことを考えると、どうみても今回の2本はお買い得です。

BOSSこと、Bottom's Up Guitars創業者重浦が、アメリカ現地にて買い付けして来たことをご評価頂いて、安心込みでお求め頂けたら嬉しいです。

どうぞご検討くださいますよう宜しくお願い致します。


ご高覧ありがとうございます。


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2018年09月29日

ボトムズアップギターズ・プレゼンツ #タメシビキ 新作動画を最後まで観ると、#PRS #GIGBAG #プレゼント のお知らせがあります!!


ボトムズアップギターズのOfficial Twitterフォロワー限定企画






↓↓↓ アップされた動画はコチラ ↓↓↓


今回のYOUTUBE動画は約40分あります。
下記タイトルもしくはYouTubeロゴをクリックすると別ウィンドウでYouTube画面が開いて、下の方に、詳しい説明と、好きなタイミングのタイミングにジャンプできるTIMEリストがあります。ご活用ください。

出来れば、もちろん、静かな環境でじっくり全編ご覧頂きたいですが・・・

5分ちょうどくらいから観ても楽しめるかと思います。
飛ばしたければ13分へ、ジャンプしちゃってください(^^)





ご応募は、フォロワーでかつ、Twitterで上の投稿を、リツイート + いいね することで完了します。

もちろんですが、抽選時点でフォロー解除している場合は対象となりません。

その他の作業は必要ありませんが、暖かいクチコミやコメントなど頂けると大変嬉しいです。

応募締め切りは10/7(日) 24時とします。

厳選なる抽選の結果、

一名様にPRSギグバックを贈ります。


当選者には、ツイッターのDMにてお知らせ致します。


奮ってご応募ください(^^)

なお、個人情報は当選者への発送にのみ利用し、完了後破棄致します。




Fender StratasterとVanzandt、PRS Silver Skyをブラインドテスト! 山口和也のタメシビキ Presented by ボトムズアップギターズ

⇒ https://www.youtube.com/watch?time_continue=5&v=s4ZFAd0apGg

近めの価格帯の各社ストラトモデルをブラインドで比較!

・Fenderカスタムショップ製Stratocaster
・PRS Silver Sky
・VanZandt STV-R2

(店頭での収録のため若干のノイズ混入ありますがどうか心のノイズサプレッサーONでよろしくお願いいたします…!)

今回も即興で弾いて、台本無しで語っています。

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PRS Silver Sky 詳細スペック等はこちらを参照ください。
実機で徹底レビュー!『Silver Sky 解体新書』画像満載です♪
Bottom's Up Guitars オフィシャルBlog記事
http://bug.seesaa.net/article/prs_joh...
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2018年08月26日

【解体新書:まとめ】ついに内部が明らかに!超話題のPRSのニューモデル「John Mayer Silver Sky」を奥の奥までご紹介します!(まとめ)


こんばんは。
Tでございます。


PRS_2018_SilverSky_Frost_bodyfrontall1.jpg

昨日の第五弾でラストを迎えたPRS John Mayer Signature Silver Sky 解体新書!
お付き合いくださりありがとうございました♪


本記事は今後見つけやすいように、Silver Sky関連の記事をまとめておきます。
お探しの箇所があるときは下記のリンクからどうぞ♪



その1:ボディ編
PRS_2018_SilverSky_Frost_cavity.jpg ⇒ 記事へのリンク



その2:ネック編
PRS_2018_SilverSky_Frost_neckback.jpg ⇒ 記事へのリンク



その3:ハードウェア前編(ブリッジ)
PRS_2018_SilverSky_Frost_bridgeup2.jpg ⇒ 記事へのリンク



その4:ハードウェア後編(ペグ、ストラップボタン)
PRS_2018_SilverSky_Frost_peg4.jpg ⇒ 記事へのリンク



その5:PU, エレクトロニクス編
PRS_2018_SilverSky_Frost_PUback1.jpg ⇒ 記事へのリンク




Silver Sky発表時のブログ記事はこちら!各所の詳細説明もございます。
PRS_JohnMayerSig_Shigeuratray_SM.jpg
《大注目の新製品》 PRSが誕生させた新STタイプギター、John Mayer (ジョン・メイヤー) シグネチャーモデル「Silver Sky」を詳細解説! #ニュースリリース



サウンドメッセ2018会場での弊社代表によるSilver Skyの試奏レビューはこちら!
silver_sky_1.jpg
最速試奏レポート! PRS John Mayer Signature Guitar 「Silver Sky」 @Sound Messe in OSAKA 2018. 価格情報とレビュー有り。





店舗の方はといいますと、Silver Skyだけじゃなく、新入荷がザクザク!

最新情報はデジマートをご覧ください^^

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短いですが今日はここまで!
それではまた♪
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2018年08月25日

【解体新書 その5:最終回】ついに内部が明らかに!超話題のPRSのニューモデル「John Mayer Silver Sky」を奥の奥までご紹介します!(PU, エレクトロニクス編)


こんばんは。
Tでございます。


Silver Sky 解体新書もいよいよ大詰め!
いやいや、長くなってしまいました。
でも、これだけみっちり書いてるところはないんじゃないかな?と思います。

なお、この記事は2018年8月の時点での記事ですので、もしかしたら後から来た方が読まれる頃には全く違うスペックになっていたりするかもしれません(笑)
PRSはそれくらい意欲的にアップデートするメーカーです。
しかも、なにもインフォメーションがなく突然アップデートされた状態で入荷したりもします^^;
もし突然仕様が変わっていてもご了承くださいませm(_ _)m


さて!おそらく今回が最終回!

Pickup


PRS_2018_SilverSky_Frost_PUcover.jpg

ピックアップカバーも新たにデザイン。
丸みのあるカバーに635JMと刻印されています。


これまでにもオリジナルのシングルコイルは513や305、DC3で採用されてきましたが、ポールピースが見えないタイプでした。
なのでPRSとしては、すごく久しぶりの「普通の格好をした」オリジナルシングルコイルPUです。

どこまで遡るかというと、90年代後半にあったSSHの「Special」以来なので、実に20年ぶりくらいでしょうか。
(Specialは2008年頃にも復活しましたが、シングルコイルはLindy Fralin製でした。)









ピックアップを裏から!



PRS_2018_SilverSky_Frost_pgback.jpg

いろいろ楽しそうですね〜♪








PRS_2018_SilverSky_Frost_PUback1.jpg

もう少し近づいて。
ピックアップのマウントスクリューの通り道にはそれぞれ、ノイズ処理用の銅箔のテープが貼ってあります。








PRS_2018_SilverSky_Frost_PUcoution.jpg

ビンテージストラトはいわゆるゴムのクッションが入っていますが、
Silver Skyはヘタりにくい樹脂製のクッション

ワッシャーをかましてネジと絶縁テープの接地を良くしているところも細かな気遣いですね。








PRS_2018_SilverSky_Frost_Mpu.jpg

センターPUだけ、赤い印が付けられています。
RWRP(リバースワインド・リバースポール / 逆巻き逆磁性)なので、フロント、リアPUとの区別のためでしょう。








PRS_2018_SilverSky_Frost_PUimpeadance.jpg

実測値で6.71kΩ。
※完全に取り外していないため、この数値はあくまで目安となります。
PUは3つともほぼ同じ抵抗値でした。








PRS_2018_SilverSky_Frost_PUback.jpg

ボビンに巻かれたワイヤーは金属製のハトメに巻かれて、アウトプットワイヤーとハンダで接合されます。
ハトメはPUボビンにネジ止めされています。

ちなみに、ピックアップとピックアップカバーはピッタリに作られていて、簡単に外せないようになっています
無理に外そうとすると破損する危険性がありますので、むやみに触らないほうが無難です。








PRS_2018_SilverSky_Frost_catch.jpg

ワイヤーホルダー

PUの出力線は、セレクターとPUの間あたりに付けられたホルダーを通ってセレクターへと行きます。
ホルダーは「J」のような形になっていて、横からワイヤーを出し入れできるようになっています。








Electronics


次はエレクトロニクス!電装系です♪

まずはおさらい!
PRS Silver Skyのコントロールは下記の通り。
・マスターボリューム
・トーン(フロント&センタートーン)
・トーン(リアトーン)
・5wayPUセレクター


ストラトと同じように、サーキットがマウントされている部分だけにアルミシールドが貼られています。








では見ていきましょう♪


セレクター


PRS_2018_SilverSky_Frost_PUselector.jpg

大定番、安定のCRL社製の5wayスイッチです。
ピックアップのセレクションもストラト準拠です。


(小ネタ)
PRSのブレードスイッチは時期によって、Schaller製もあります。
また、3ピックアップのレイアウト(Custom22Soapbarとか)の場合、センターピックアップ単体のポジションがなく、フロントとリアのミックスが鳴るようになっていることが多いです。









マスターボリューム


PRS_2018_SilverSky_Frost_Volpot.jpg

PRS社特注のポット。
Coreモデルと同様のCTSのビンテージスタイルポットです。
実測値ベースですが、約300KΩでした。
シングルコイルらしいヌケ感を意識して、少し抵抗値高めのポットをセレクトしたのでしょう。


PRSのポットのトルク(回したときの重さ)が軽い!というのはPRSユーザーならば周知の事実だと思います。
ボリュームを頻繁にいじる人ならこの軽さは使い勝手が良いと思いますが、
常時フルテン派の方には、うっかり手が当たってボリュームが下がるのがちょっと嫌・・・という意見もあるでしょう。
そんなときには、もう少し重め(といってもいわゆる標準的なトルクのもの)のポットに交換しちゃいましょう。
それだけで安定感が段違いです。









ここで、ムム!という発見が。

PRS_2018_SilverSky_Frost_highcut.jpg

ボリュームポットに抵抗がついている!

ついている場所は、ピックアップセレクターからボリュームポットに入る足とケースの裏側(=グラウンド)。
値は2.4MΩ。

この位置に抵抗がついてるって他のブランドのギターでもほとんど見ないのですが、
実はこれが初めてじゃないのです。

それがこれ
↓↓↓
PG_Vol.jpg

値こそ違いますが、同じ抵抗の渡し方です。

さて、この機種は何でしょう???
マグレじゃなくて知ってる方がいたら、PRS博士ですね(笑)

いくつかの機種で見られますが、ごくごく限られた特殊モデルでしか見られません。


この抵抗、なんの為のものかと言いますと、おそらく「外来ノイズの緩和」
の為と考えられます。

シングルコイルのギターにこの抵抗を取り付けて、大音量でチェックしてみると、飛び込んで来るノイズの一部が抑制できました。
音質やポットのカーブが変わるほどの抵抗ではないので、ほんのちょっとの違いですが、
想像もできないサイズの会場で、いろんな電波が飛び交う環境でコンサートをする際には、
もっと顕著な違いが出るのかもしれません。


しかしこの抵抗、海外サイトを見てみると、「俺のは3.2MΩが!」とか「2.7MΩが付いています」とか、値が結構違う抵抗が付いている例があるようです。
マジかよ、と思って弊店在庫の他の個体の抵抗を覗いてみましたら・・・1本は2.7MΩが、もう1本は3.3MΩが付いていました・・・

どうなってるんでしょうこれは??謎です。
これだけ大きな値の抵抗だと、個体差に合わせているわけでもないでしょうし、本体の製造時期は1ヶ月しか違いません。
これは今は結論が出せないので、真相究明しようと思います。
続報をお待ち下さいm(_ _)m









気を取り直して、

トーン


PRS_2018_SilverSky_Frost_tonecap.jpg

PRS_2018_SilverSky_Frost_tonepot.jpg

トーンはストラトと違い、フロント&センターPU用と、リア用になっています。
ポットはCTS社製の250kΩが使われています。


トーンコンデンサはVishayの0.1μFが付いていました。
1つのコンデンサを2つのポットで共有しているところはストラトと同じですね。


しかしここでまた謎が・・・ボリュームに付いていた抵抗と同じく、他の個体を見てみると、Malloryの0.1μFが付いているではありませんか。。。
ただ、コンデンサーについては種類も値も耐圧も同じですし、『区別せず使っている』と、深く考えないほうがよさそうです。









以上、ピックアップとエレクトロニクスのご紹介でした。
謎めいた部分は少々ありましたが、ストラトを踏襲しつつ、アップデートするところはちゃんとしている点はさすがPRSだな、と感じました。



あ!配線材はCore シリーズと同じものが使われています!








まとめ


全5回に渡ってお届けしたSilver Sky解体新書、いかがだったでしょうか?
細かく見ると、ニヤッとしてしまう部分が各所にあり、『ただのストラトは作らねーぜ?』的な本機の意気込みを感じます。


ビンテージ 一辺倒でもなく、モダンスタイルでもない。
ハイエンドコンポーネントブランドが作る、どこか新しすぎるストラトタイプよりストラトらしく、でも古びすぎない。
そんな絶妙なポジションにうまく飛び込んだな、と、PRSのバランス感の良さが実感できます。


いやーかなりガッツリやったので疲れました(笑)
楽しんで頂けましたら幸いです^^
また何か機会があればやりたいですね!


それではまた♪
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